約2年顔を合わせていない(2017年9月の婚約内定会見。写真/JMPA)
そうであれば、佳子さまの親しい友人関係を護衛が気づかないということもあり得る。
「佳子さまは、新型コロナウイルスの影響で徹底した“おこもり生活”を続けておられます。最近外出されたのは、宮中祭祀である7月30日の『明治天皇例祭』と6月16日の『香淳皇后例祭』くらいです。
その分、家の中でSNSなどを通じてAさんと連絡を取り合う時間は、たっぷりとあるでしょう。事実、眞子さまもアメリカにいる小室さんと、SNSなどを通じて連絡を取り合われているそうです」(前出・皇室ジャーナリスト)
長く続く自粛の日々が、かえってふたりに愛を育む時間を与えているのかもしれない。
眞子さまの結婚が佳子さまの“準備”
佳子さまのご結婚が取り沙汰され、改めて浮上するのが「女性宮家」創設の議論だ。近年、皇族は減少の一途をたどっており、悠仁さまが天皇となられたとき、近くで支える皇族方はごくわずかになる。そこで、俎上にのったのが、女性皇族が結婚後も皇室に残る女性宮家の創設だ。
「紀子さまは、眞子さまと佳子さまに皇室に残って、悠仁さま(13才)をそばで支えることを期待されているそうです。女性宮家が創設されれば、姉妹で悠仁さまを支えることができる。ですが、女性宮家についての議論は先送りにされたままです」(別の皇室ジャーナリスト)
2012年1月、三笠宮家の長女の彬子さま(38才)は、女性宮家について次のように述べられた。
《「お前たちは結婚したら民間人だから」と、子供の頃から父に言われてきましたが、その前提が大きく変わるかもしれないというので、私自身、落ち着かない状態です》
さらに彬子さまは《決めるのであれば早く決めていただきたい》とまで踏み込まれた。それほどに、女性皇族方は不安定なお立場におられるのだ。
「現行の制度では、佳子さまは結婚されれば皇室を離れます。しかし、ご結婚前に女性宮家の創設が認められれば、新しい宮家の当主となる可能性もある。これまで“結婚したら皇室を離れるもの”と思って生きてこられた佳子さまにとって、ガラリと人生が変わることになります」(前出・別の皇室ジャーナリスト)
女性宮家次第で、想像していた未来絵図がまったく違ったものとなる。それなら、女性宮家が創設される前に、結婚したい――。佳子さまがそうお考えでも、なんらおかしくはないだろう。
「佳子さまが結婚を発表されるのは、眞子さまの結婚問題が落ち着いてからになるでしょう。裏を返せば、眞子さまが結婚されれば、佳子さま自身の結婚へ向けた“準備”が整うともいえるのではないでしょうか」(前出・皇室関係者)