実は美桜チャン、今年1月にオンエアされた『半沢直樹 スピンオフ企画 狙われた半沢直樹のパスワード』にヒロインとして登場していたのです。同クールでは『ケイジとケンジ 所轄と地検の24時』(テレビ朝日系)にも出ていたし、8月スタートの『親バカ青春白書』(日本テレビ系)にも。コロナ禍で連続ドラマの撮影スケジュールがメチャメチャになる中、どの作品にも涼しいお顔でご出演。
また、『ひとつ屋根の下』(フジテレビ系)を思わせる「ジャンボ宝くじ」のCMに妻夫木聡サン(39才)や矢本悠馬クン(29才)と出たり、「ユニクロ」ではオシャレさんとしてトレンドのシフォンプリーツロングスカートなどを見事に着こなしていらっしゃる、CMクイーンでもあるのですから、恐るべしです。
でも、若かりし頃、今田美桜チャン以上に引っ張りだこだった正統派アイドル、「ナンノちゃん」こと南野陽子サン(53才)が『半沢直樹』で『電脳雑伎集団』の副社長役として見事な存在感だったことにはしびれました~。大きな商家出身で、幼い頃から使用人に囲まれて育ったという彼女の設定は、兵庫県出身で、芸能界では“お嬢さま”の部類に入るナンノちゃんと見事に合致。台本は標準語だったそうですが、監督さんやスタッフさんと相談した結果、関西弁で、あのイヤ~なカンジを醸し出したといいます。もちろん、ナンノちゃんが演じれば、「おばちゃん」ではなく「神戸マダム」ですよね。ナンノちゃんも「おばさま」を意識したといいます。
江口のりこサン、西田尚美サンの「鉄の女」ぶりに注目
濃くて“顔芸”とも言うべき大きな演技をなさる俳優さんが大勢出ているせいで、「あぁ、男社会ってタイヘンなのね」と少々引いて見ていた女性視聴者が、南野陽子サンの登場で、グッと画面に引き寄せられたのは事実。
さらに、江口のりこサン(40才)の女性大臣、西田尚美サン(50才)の銀行ウーマンが出てくる後半戦には、多くの女性視聴者が沸いているのではないでしょうか。