南野陽子一覧

【南野陽子】に関するニュースを集めたページです。

南野陽子が、80年代中期「アイドル四天王」の時代を振り返る
南野陽子「それまでのアイドル像とは真逆」なアイドル時代を振り返る
 SNSでの発信や動画配信などもあり、近年のアイドルはファンとの距離が近くなったが、昭和のアイドルは文字通り“高嶺の花”だった。それまでのアイドル像を壊し、「王道」への挑戦を続けた南野陽子が、80年代中期「アイドル四天王」の時代を振り返る。 * * * 今考えれば私は80年代のいわゆる“王道”のアイドルとは違ったように思います。私がデビューした80年代半ばは、アイドルはオーディションでグランプリを取り、聖子ちゃんカットにミニスカートで、フレーズが何回もリフレインするキャッチーな歌詞の歌を歌っているというものでした。でも私はオーディションを受けたわけでもなく、聖子ちゃんカットでもなく、洋服もロングスカート。それまでのアイドル像とは真逆でした。 でもそれが、王道アイドルになりたくてやってくる女の子と違い、新鮮だと感じてくれた当時30代の若手のクリエイターたちの考えにうまく合致し、受け入れてもらえたのだと思っています。これから来る好景気に向かって、時代が大きく変わるタイミングだったのも良かったのかもしれません。私の個性や考え方を尊重してくれたスタッフが素晴らしかったです。“実験的”だったかもしれませんが……(笑い)。 そうして最初に撮影してもらった『DELUXEマガジン』(講談社)さんをきっかけに、ソニーさんやフジテレビさん、東映さんと次々手を挙げていただき、CMのお仕事なども動き出していきました。 そこからの2~3年はとにかく忙しかったですね。例えば『スケバン刑事』を撮影していた頃は、朝6時に撮影所に集合してからロケ地に移動し8時に撮影開始。夜は都内に戻ってスタジオ撮影、その合間に雑誌の取材や表紙撮影、歌番組。それが終わって、夜の11時くらいからレコーディングやラジオ。終わりは深夜2時くらいでした。家に帰れず撮影所で寝泊まりしていたので、楽屋にベッドを用意してもらったほどです。 目の回るような日々でしたが、スタッフの方々と皆で矜持を持って仕事をしていました。多忙さに流されることなく、しっかり時間を刻み、時代を作っている感覚があったのは、貴重な経験だったと思います。【プロフィール】南野陽子(みなみの・ようこ)/1985年、18歳の誕生日にシングル『恥ずかしすぎて』で歌手デビュー。中山美穂、工藤静香、浅香唯とともに「アイドル四天王」と呼ばれる。ドラマや舞台など多数の作品に出演。撮影/野村誠一※週刊ポスト2021年5月7・14日号
2021.05.01 16:00
週刊ポスト
石田ゆり子、常盤貴子ら6人の“奇跡のアラフィフ”私服コーデ
石田ゆり子、常盤貴子ら6人の“奇跡のアラフィフ”私服コーデ
 昨今、美しさはもちろん、大人の色気や飾らない生き方など、さまざまな魅力で注目を集めているアラフィフ女性芸能人。実力と美しさを兼ね備えた女性の憧れ的存在の彼女たちは、普段どんな私服を着ているのか。歳を重ねてもますます魅力を増すアラフィフ美女6人のプライベートの装いをチェック! 8月初旬、中華の名店で目撃されたのは女優の石田ゆり子(51才)。夏らしいドット柄の白いロングワンピースにサンダルという軽やかなファッション。メイクは控えめで髪も無造作に一つに束ねただけだが、作りこまないリラックスした印象がチャーミングな石田らしさを感じさせる。多くの女性の憧れの的になるのも頷ける装いだった。 女優の常盤貴子(48才)も、ふんわりワンピースにサンダルという夏らしいコーディネート。ピンクという大人女性にとっては着こなすのが難しそうな色のロングワンピも、常盤が着ると年齢を感じさせない可愛らしさと柔らかさを感じさせる。薄いグレーのマスクも一層優しげな印象を醸し出し、甘すぎない“大人ピンク”のお手本のような着こなしを見せてくれた。 黒のロングワンピースに身を包み現れたのは今年、大ヒットドラマ『半沢直樹』(TBS系)に出演し注目を浴びた女優の南野陽子(53才)。カーディガンとサンダルも黒で統一したシンプルな装いだが、濃いめのピンクのバッグがアクセントになっている。ワンピース越しでも分かるスラリとしたスタイルをキープできているのは、無理せず続けられる“ナンノ式健康法”を続けてきたからだろうか。50代とは思えない輝きを放っていた。 アイドルから女優、バラエティー、ナチュラリストと幅広く活躍するタレントの田中律子(49才)。11月下旬、ラジオ局から出てきた彼女が着用していたのは、ざっくりとしたオーバーサイズのセーターにギンガムチェックの細身パンツ。健康的に日焼けした肌や、アイドル時代を思わせるポニーテールは、スキューバーダイビングやヨガなどアクティブに活動する田中らしい若々しさに溢れたスタイルだった。 元宝塚歌劇団トップスターで女優の紫吹淳(52才)が着用していたのは、ふんわりとした真っ白な薄手のワンピース。7月初旬の深夜、都内でラジオの生放送を終えて現れた彼女は、シンプルな装いだけに、洗練された大人の魅力と少女のような可愛らしさを醸し出している。手入れの行き届いた髪に、スリットから垣間見えるスラリとした美脚は、退団後も体型を維持し続けるプロ意識の高さがうかがえた。 6月中旬、都内の高級住宅街を散歩していたのはタレントで医師の西川史子(49才)。この日は休日だったのか、スヌーピーが大きくプリントされたライトブルーのスウェットに薄いジーンズ、足元はサンダルというカジュアルなスタイルだ。胸元のメガネや肩に掛けたバッグがさりげないおしゃれを演出している。シンプルなコーディネートだけに西川の抜群のスタイルが一層際立っていた。
2020.12.28 07:00
NEWSポストセブン
「現場はいつも喧嘩(笑い)撮影中にはスタジオを飛び出したことも」
南野陽子 アイドル時代は「現場でいつも喧嘩してました」
 1985年にデビューし、アイドルとして爆発的な人気を誇った南野陽子。18歳の時に野村誠一氏によって撮影された写真集『陽子をひとりじめ……』は43万部の大ヒットとなり、今でも日本の女性タレント写真集売り上げ歴代トップ10に入る。野村氏との思い出話では、現場での意外なエピソードが飛び出した。(撮影・聞き手/野村誠一)──初めて会った日のことは今でも覚えているよ。1985年2月、デビュー前に僕の事務所にテスト撮影に来てくれたよね。でも全然笑わなくて。後から聞いたら、怒ってたんだって?南野:怒っていたのもありますが、怖かったんです。高校の帰りにカメラマンの方への挨拶と聞いて伺ったのに、いきなり水着での撮影で……(笑い)。野村さんも会うなり「表情が同じでつまらない。この娘でページがもつかなァ」なんて言ってたんですよ!──ごめんごめん(笑い)。でも『DELUXEマガジン』でいきなり巻頭36ページもの大特集を組むことになった。大勝負だったけど、それだけの意気込みで臨んだんだよね。グアムでの3日間の撮影が終わった時、船の上で陽子ちゃんが泣いていて……とても綺麗な涙だった。南野:私のためにこんなに皆が真剣に、時間を使ってやってくれたんだと思うと感激しちゃって……。最初はポーズもとれないし、恥ずかしいなとか嫌だなとか、マイナスのことしか思っていなかったけど、振り返れば感謝でいっぱいです。私の仕事に対する考え方もこの現場でできた気がします。実は掲載されている服の多くは私服だったんですよね(笑い)。茶色いワンピースも、中学生の時から着ていたものなんですよ。──写真集は大ヒット。その後もたくさん撮影したけど、そのたびに喧嘩もいっぱいしたね。南野:いつも撮影の前の日は眠れないぐらい嬉しくて、出だしはテンションも高いのに、数ポーズ撮影しているうちに最後は喧嘩になっちゃうんですよね。野村さんに「もう止めよう!」って言われて、「上等!」という気持ちでスタジオを飛び出していったこともありますよね。──ある時は現場で泣いちゃって、撮影が進まないから注意したら、「じゃあ泣き止むから早く撮ってよ!」って言われてびっくりしたよ(笑い)。南野:セクシーなのは嫌だし、流されまいと必死だったし、その泣いている姿を撮ってくれたらいいのにって思ってた。ごめんなさい(笑い)。──それでも最終的に上手くいくのは、お互いを信頼しているからだよね。南野:私はどの現場でも一緒にモノづくりをする人は家族のようなものだと思っているんです。特に野村さんの撮影は私にとって初めての仕事だったから、父親みたいな思い入れがあるかな。父親って尊敬しているけど、言い返したり喧嘩になったりするでしょう? それと同じで、大切な心の通う人たち。──今年でデビュー35周年。変わらず綺麗だよね。南野:自然に歳を重ねていけたらと思っています。私にはまだ人に見せたことがない顔があると思うから。その時まで野村さんも、世のおじさま方も元気でいてください!【プロフィール】南野陽子(みなみの・ようこ)/1967年6月23日生まれ、兵庫県出身。1985年『恥ずかしすぎて』で歌手デビュー。同年、ドラマ『時をかける少女』(フジテレビ系)や『スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説』(フジテレビ系)で主演し、人気を博す。1992年公開の映画『寒椿』『私を抱いてそしてキスして』で日本アカデミー賞優秀主演女優賞を獲得。今夏放送のドラマ『半沢直樹』(TBS系)での熱演が話題を呼んだ。野村誠一(のむら・せいいち)/1951年生まれ。宮沢りえ、中森明菜、斉藤由貴など数多くの著名なアイドルを撮影。『恋写』と名づけた女性グラビア連載で知られる。1986年に発売した南野陽子の写真集『陽子をひとりじめ……』は43万部の大ヒット。■撮影・聞き手/野村誠一※週刊ポスト2020年11月6・13日号
2020.11.02 11:00
週刊ポスト
【動画】南野陽子「53才、お米4杯おかわり」でも美スタイル写真
【動画】南野陽子「53才、お米4杯おかわり」でも美スタイル写真
 9月下旬、南野陽子さんの仕事終わりの姿をキャッチしました。 大ヒットドラマ『半沢直樹』で注目を浴びた南野さん。黒のワンピースに上着を羽織り、スタイルの良さが目立っていました。 4月に『櫻井・有吉THE夜会』にゲスト出演した際は「お米は1日4杯は絶対おかわり。肉が一番ごはんがすすむ」とぶっちゃけ、「50才を超えたし、今まで頑張ってきたから。今は、もう一杯!っていうのがすごく楽しいの」と、大笑いしながら明かした南野さん。 普段はごく簡単な体操だけでスタイルをキープしているそうです。
2020.10.11 16:00
NEWSポストセブン
南野陽子「53才、お米4杯おかわり」でも美スタイル保つ秘訣
南野陽子「53才、お米4杯おかわり」でも美スタイル保つ秘訣
 9月下旬、女優の南野陽子(53才)の仕事終わりの姿をキャッチした。大ヒットドラマ『半沢直樹』(TBS系)で注目を浴びた南野は、黒のワンピースに上着を羽織り、濃いピンクのカバンを手にしていた。スラリとしたスタイルは健在だ。『半沢直樹』では、第1~4話に登場。堺雅人(46才)演じる半沢が、出向先の東京セントラル証券で対決した、電脳雑技集団の女性副社長・平山美幸役。買収計画がうまく進むと、大はしゃぎして社長室で夫の平山一正社長(土田英生=53才)にまたがり、逢引きを始めるという、妖艶な悪役を演じた。SNSでも「南野陽子が今もセクシー」「関西弁で半沢をなじる姿が色っぽい」と好評を博した。 そんな南野は、4月のバラエティー番組『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)にゲスト出演した際、20代は体のラインが出るボディコンを毎日着ていたが、今では「お米は1日4杯は絶対おかわり。肉が一番ごはんがすすむ」とぶっちゃけて、「50才を超えたし、今まで頑張ってきたから。今は、もう一杯!っていうのが、すごく楽しいの」と、大笑いしながら明かしていた。 それでもスタイルをキープし続けている秘訣は、無理せず続けられる“ゆるいナンノ式健康法”だという。運動は苦手で、毎日の数秒の背筋伸ばしと腹筋2回、5分間の掃除だけ。エレベーターやエスカレーターに乗った時だけは、姿勢を正す。「家から一歩も出ない時は肩甲骨はがし。壁の角を使って30秒ぐらいグリグリと、肩甲骨周りの凝りをほぐすんです。やってるだけで全然違いますよ」(スポーツニッポン2017年4月7日付インタビューより) さらなる秘訣は「咀嚼」だという。前出のインタビューでは「もし私が若く見えるとしたら、咀嚼してるから。あと、炭水化物を摂っているからだと思います」と語っていた。ひと口で30回は噛むようにしているという。 独自の健康法を確立させたからこその美しさ、そして怪演だったようだ。『半沢直樹』での活躍をきっかけに、今後はさらに出演作も増えていくだろう。
2020.10.06 16:00
NEWSポストセブン
南野陽子、江口のりこ、西田尚美 『半沢直樹』女優陣の魅力
南野陽子、江口のりこ、西田尚美 『半沢直樹』女優陣の魅力
 高視聴率が続いているTBS系ドラマ『半沢直樹』。それを支えるのは、強く美しい女性たちが多数登場することも一因だという。今作に登場する女優たちの魅力を、放送作家の山田美保子さんが分析する。 * * *南野陽子サンの見事な「イヤ~なカンジ」感にしびれた「スカッとする発言、半沢(直樹)の口調、かなり厳しかったじゃないですか。半沢がトラブルとか、人に真正面から向き合っていく姿勢、日曜の夜に見ると、月曜日も仕事、頑張ろうと思いません?」 とは、『はやドキ!』(TBS系)MCの皆川玲奈アナウンサー(29才)。山形純菜アナウンサー(26才)も食い気味に「過激になってますね。勇気をもらえるんですよね」と同調していました。TBSの女子アナさん、そんなにツライ日々なんでしょうか(苦笑)。確かにメイン番組を他局出身の女子アナさんに仕切られてしまって久しいですものね。その“代表”ともいうべき、『あさチャン!』(同)の夏目三久サン(36才)は、『日曜劇場 半沢直樹』(同)7年ぶりの続編にも『東京中央銀行』のイメージキャラクター役で出演されています。 女性では、半沢の妻役の上戸彩サン(34才)も引き続き出演中。男社会の意地のぶつかり合いと嫉妬合戦(←なぜ、「嫉妬」って女偏なんでしょうね。男のそれの方がひどいのに)が渦巻く同作の中で“一服の清涼剤”として人気を博していらっしゃいます。「平成のドラマ」でも視聴率No.1を記録した『半沢直樹』は、「令和のドラマ」でもダントツの高視聴率を記録し続けています。初回から第5話までは22.0%、22.1%、23.2%、22.9%、25.5%(ビデオリサーチ・関東地区の世帯視聴率)。第6話は裏に『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)放送後、特に強さを発揮する『行列のできる法律相談所』(同)があっても、24.3%と、文句ナシの数字でした。 私も初回から楽しみに拝見していますが、まず思ったのは「うわッ、今田美桜チャン(23才)、また出てる」ということでした。 実は美桜チャン、今年1月にオンエアされた『半沢直樹 スピンオフ企画 狙われた半沢直樹のパスワード』にヒロインとして登場していたのです。同クールでは『ケイジとケンジ 所轄と地検の24時』(テレビ朝日系)にも出ていたし、8月スタートの『親バカ青春白書』(日本テレビ系)にも。コロナ禍で連続ドラマの撮影スケジュールがメチャメチャになる中、どの作品にも涼しいお顔でご出演。 また、『ひとつ屋根の下』(フジテレビ系)を思わせる「ジャンボ宝くじ」のCMに妻夫木聡サン(39才)や矢本悠馬クン(29才)と出たり、「ユニクロ」ではオシャレさんとしてトレンドのシフォンプリーツロングスカートなどを見事に着こなしていらっしゃる、CMクイーンでもあるのですから、恐るべしです。 でも、若かりし頃、今田美桜チャン以上に引っ張りだこだった正統派アイドル、「ナンノちゃん」こと南野陽子サン(53才)が『半沢直樹』で『電脳雑伎集団』の副社長役として見事な存在感だったことにはしびれました~。大きな商家出身で、幼い頃から使用人に囲まれて育ったという彼女の設定は、兵庫県出身で、芸能界では“お嬢さま”の部類に入るナンノちゃんと見事に合致。台本は標準語だったそうですが、監督さんやスタッフさんと相談した結果、関西弁で、あのイヤ~なカンジを醸し出したといいます。もちろん、ナンノちゃんが演じれば、「おばちゃん」ではなく「神戸マダム」ですよね。ナンノちゃんも「おばさま」を意識したといいます。江口のりこサン、西田尚美サンの「鉄の女」ぶりに注目 濃くて“顔芸”とも言うべき大きな演技をなさる俳優さんが大勢出ているせいで、「あぁ、男社会ってタイヘンなのね」と少々引いて見ていた女性視聴者が、南野陽子サンの登場で、グッと画面に引き寄せられたのは事実。 さらに、江口のりこサン(40才)の女性大臣、西田尚美サン(50才)の銀行ウーマンが出てくる後半戦には、多くの女性視聴者が沸いているのではないでしょうか。 江口のりこサンを大臣役って、ものすごいキャスティングだなと思いました。見た目どおり、個性的な役が多かった女優さんでしたし、『ぴったんこカン★カン』(TBS系)で仲よしの吉田羊サンと出てきては、本気で(!)安住紳一郎アナ(47才)にアプローチするような、女性的な面も拝見していたのでね。 でも、スリムな体形に白の“議員スーツ”が本当によくお似合い!! その格好でスタジオの廊下を歩いていたら「役者の友達」(吉田羊サンでしょうか)から「田中眞紀子さん(のイメージ)?」と言われたと番宣VTRで明かした江口サン。 その模様を見ていた『グッとラック!』(同)の立川志らくサン(57才)は、「襟を立てると蓮舫さん(52才)、立てないと田中眞紀子さん(76才)」と自論を展開。街頭インタビューでは、「(元・イギリス首相のマーガレット・)サッチャーさん(享年87)」や、「(元アメリカ合衆国国務長官の)ヒラリー(・クリントン)さん(72才)」という声もありました。江口サンご本人は、特に誰かをイメージしているというワケでもないそうで、横にいた堺雅人サン(46才)もオリジナリティーを強調されていました。 でも、これだけ濃いキャラの国内外の女性政治家を思い浮かべる視聴者の皆さんが多いということは、江口“国土交通大臣”、大成功ですよね。ちなみに江口サンは、9月スタートのTBSドラマ『キワドい2人 -K2- 池袋署刑事課 神崎・黒木』にも出演。『半沢直樹』後は、さらなるオファーが増えそうな予感です。 そして西田尚美サンです。私の世代だと「モデルさん」のイメージが強いのですが、女優さんに転身して今年で27年。気がつけば、著名な監督や演出家からオファーを受け続けるバイプレーヤーです。チャーミングなルックスゆえ、実年齢よりも若く見えるかたではありますが、プライベートで妻でもあり母でもあるからでしょうか。生活感のある庶民的な役どころがこれまで多かったように思います。 もっとも印象的なのは、唐沢寿明サン(57才)版『白い巨塔』(フジテレビ系)の看護師さん役。ああいう芯の強い筋の通った役がお似合いです。 で、今回、『半沢直樹』では、「鉄の女」の異名をもつタフ・ネゴシエーターの銀行ウーマン。あ、こちらも「サッチャーさん」に近い、強い女というワケですね。 当初、『半沢直樹』の“お楽しみ”は、香川照之サン(54才)、市川猿之助サン(44才)、賀来賢人サン(31才)、そして「特別出演」の北大路欣也サン(77才)という、奇しくも揃って「暁星学園」出身の俳優さんたちを見ることでした。 ほかにも、関西ジャニーズJr.出身の粟島瑞丸クン(38才)や、愛する(!)池田成志サマ(57才)らにもドキドキする予定だったのですが、それ以上に濃ゆい女優陣に目を奪われたまま後半突入。 女性たちの「倍返し」に注目です。※女性セブン2020年9月10日号
2020.08.30 07:00
女性セブン
妻とのショット
吉永小百合、松坂慶子… 渡哲也さん、名女優との2ショット
“相手によって態度を変えない”──故・石原裕次郎さん(享年52)に憧れて芸能界入りをした渡哲也さん(享年78)が、8月10日に肺炎のため家族に見守られながら旅立った。生涯をかけて貫いたのは冒頭の石原さんのこの美学。当時大スターの石原さんが初対面の渡に対し、両手で握手を求めてきたことに渡さんは感激したという。 石原さんの遺志を継ぐように、渡さんの懐の深さや優しく親しみのある人柄は、ファンだけでなく共演者からも愛された。“男・渡哲也”に惚れた女優と、最も愛し愛された家族との貴重な写真を振り返る。1973年 妻・俊子さん 1972年11月に誕生した長男を抱いて散歩に出かける一家を本誌・女性セブンがキャッチ。(1973年)。兵庫県淡路島出身の渡さんは「彼女の都会的なところに惹かれた」と婚約発表(1970年 10月)のときに明かしていた。1998年 吉永小百合(75才)「夏の海が好きだった渡さんは、泳いで泳いで、恒彦さんのところに行ってしまったのでしょうか」と吉永小百合。映画『時雨の記』(1998年)で29年ぶりの共演となった2人は、1966年『愛と死の記録』で初共演以来50年にわたり公私のつきあいがあった。1986年 いしだあゆみ(72才)1986年、いしだあゆみとのデュエット曲『わかれ道』を発売。男と女の別れをしみじみ歌い上げた。1988年 松坂慶子(68才)1988年『ラストシーンは見たくない』を松坂慶子とのデュエットで発売。1987年 長山藍子(79才)ドラマ『待っていたんだ~ボランティアより~』(TBS系)で長山藍子と共演。長山演じる派遣家政婦に恋心が芽生える物語。1984年 十朱幸代(77才)十朱幸代のブルーリボン賞主演女優賞受賞パーティーにかけつけた渡さん。1996年 南野陽子(53才)1996年、舞台『信長』で濃姫役の南野陽子と。撮影/女性セブン写真部※女性セブン2020年9月3日号
2020.08.22 16:00
女性セブン
ツッコミどころ満載の『ザ・ベストテン』曲紹介、迷場面集
ツッコミどころ満載の『ザ・ベストテン』曲紹介、迷場面集
「部屋中植物だらけという工藤静香さんです。今週で4週連続の第1位『嵐の素顔』」──平成元年6月22日、イントロが流れると、進行役の柄沢晃弘アナが一言こう添えていた。 これは、『細かすぎて伝わらないモノマネ選手権』(フジテレビ系)で披露されたお笑い芸人・アナログタロウの曲紹介ネタではない。昭和の人気歌番組『ザ・ベストテン』(TBS系、昭和53年~平成元年)で実際に放送されたナレーションである。 新型コロナウイルスの感染拡大により、テレビ局が満足に新規番組を制作できない今、『ザ・ベストテン』の再放送を望む声が上がっている。同番組は、昭和56年9月17日に最高視聴率41.9%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)を記録。平成14年9月、20周年を迎えた『ザテレビジョン』(角川書店)の読者投票による“歴代テレビ番組ベスト10”では、2位の『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)、4位の『8時だョ!全員集合』(TBS系)などを抑え、堂々の1位に輝いた。『ザ・ベストテン』は徹底的に細部にこだわり、出来る限り多くの情報を伝えていた。その代表的な例の1つが、冒頭のようなイントロに挟むナレーションだ。久米宏が司会を務めた昭和50年代は主にリクエストハガキを送ってくれた人の名前を読み上げていたが、昭和60年代になると歌前のトークの補足情報などを盛り込むようになる。 昭和63年4月14日、南野陽子が『吐息でネット。』で8位にランクインし、9位の小泉今日子、7位の中山美穂とともに登場。司会の黒柳徹子の近くに『コンビニエンス ザ・ベスト店』という看板とレジが置かれ、普段の買い物生活について話した。『吐息でネット。』のイントロが流れると、3代目司会者の松下賢次アナはこう読み上げた。「ほとんどコンビニエンスストア評論家のナンノ(※南野陽子)さんなんですが、お店のイメージカラーにまで拘ります。好きなカラーはブルーとかホワイトの涼しい色。コンビニエンスストアもやっぱり爽やかな色がいいという南野さんです。今週の第8位、『吐息でネット。』南野陽子さんです」 ここだけ切り取ると意味不明に感じるが、あくまで前振りあってのナレーションだった。しかし、トークから聞いても、よくわからない時もあった。 昭和62年12月3日、少年隊が『ABC』で1位に輝く。記念のくす玉を割った後、3人が視聴者プレゼント用のクリスマスカードにメッセージを書き、駆け足でスタンバイした。松下賢次アナは『ABC』のイントロに合わせ、リクエストハガキの文面を読み始めた。「我が家の息子、生まれた時は大川栄策さんに似ていると言われ、玉置浩二を経て、ただいま少年隊の東(※東山紀之)に似てるね~なんて言われて、母親の私は舞い上がっています。豊橋市にお住まいの○○○○さんからのリクエスト、今週の第1位、少年隊の皆さん『ABC』」“視聴者”というトークからの繋がりはあるものの、少年隊が歌う直前に“大川栄策に似ている”と唐突に言われると、誰しも面喰らうはずだ。 また、母親は息子が「少年隊の東に似てる」から舞い上がっているのか、「大川栄策、玉置浩二、少年隊の東の3人に似てる」から舞い上がっているのか。いきなり予期せぬ情報が飛び込んできても、視聴者は判断しづらい。音声では軽く流されそうだが、冷静に文面に起こすと、大川栄策はあくまで東山紀之の前振りだと思われる。 昭和63年5月26日、『抱きしめてTONIGHT』で田原俊彦が2位にランクインすると、ドラマ『教師びんびん物語』(フジテレビ系)で共演中の野村宏伸、五十嵐淳子がゲストで登場。他局の大々的な宣伝になった後、イントロが流れると、松下賢次アナが平然と曲紹介を始めた。「野村宏伸さんが初めて田原さんに会った時、『スケベそうな人』と思ったが、一緒に仕事をしていくと『やっぱりスケベな人だった』とおっしゃっていました。今月は5位、4位、1位、2位で、5月月間ベストテン第3位。田原俊彦さん、『抱きしめてTONIGHT』」 視聴者は、なぜ野村が田原を『スケベそうな人』と思ったかわからないまま、『やっぱりスケベな人だった』という情報を畳み掛けられる。一体、どう受け止めればいいのか。これが、大川栄策に対する第一印象ならわかる。お色気ドッキリに何度も引っ掛かる大川栄策に、世の大半は『スケベそうな人』という第一印象を持っていたからだ(失礼)。 もし『ザ・ベストテン』が地上波で再放送されたら、SNS上でこれらの曲紹介に一斉に突っ込みが入り、大いに盛り上がるだろう。 今、日本はかつてない危機に晒され、外出自粛が要請されている。肖像権などの問題があるのは重々理解しているが、各事務所や歌手がオンエアを承諾してくれたら、40代以上の“ステイホーム”に大いに効果があるかもしれない。◆文/岡野誠:ライター。著書『田原俊彦論 芸能界アイドル戦記1979-2018』(青弓社)には『ザ・ベストテン』秘話、初公開の年別ランキングデータも掲載。4月30日19時から元CHA-CHA木野正人とネット配信トークイベント『1980年代 ジャニーズ名曲ヒストリー ~少年隊・東山紀之から貰ったシャケ・イクラ弁当~』を開催。詳細は下北沢本屋B&BのHPにて。
2020.04.21 16:00
NEWSポストセブン
真木よう子、南野陽子ほか 「流行写真集大賞2019」
真木よう子、南野陽子ほか 「流行写真集大賞2019」
 今年発売されたあの美女の話題作を「流行語大賞」になぞらえて識者が評価する「流行写真集大賞2019」が開幕。各賞に選ばれた女性たちを紹介しよう。●上級美女賞/真木よう子『別冊月刊 真木よう子 Noise』(小学館) 撮影■藤代冥砂「12年前の写真集未収録の秘蔵カットを収録した特別版写真集で、細身の体に似合わぬ豊かなバストの下着姿やニット姿を披露。特に下着より美しすぎる胸の形がはっきりとわかるニット姿には圧倒されるだろう。開脚してタバコを吸うカットなど意識的に“だらしなさ”を演出しているものの、隠しきれない上品さが滲み出てくるのは、真木よう子という上級国民ならぬ「上級美女」ならではの魅力と言える」(講評・安田理央/アダルトメディア研究家)【プロフィール】まき・ようこ/1982年10月15日生まれ、千葉県出身。来年2月22日放送予定のドラマ『ファーストラヴ』(BSプレミアム)に主演。●三十四年に二度じゃない。一生に一度だ。賞/南野陽子『記憶×南野陽子写真集』(講談社) 撮影■野村誠一「1985年デビューの南野陽子が登場した週刊少年マガジン、週刊ヤングマガジン、DELUXマガジンのグラビアや、43万部の大ヒットとなったファースト写真集『陽子をひとりじめ…』のカットから厳選された写真集。 ドラマ『スケバン刑事』出演前のあどけない表情から貴重な笑顔のビキニ姿も収められ、ナンノの同世代にとっては三十四年ぶり二度目の写真集ではなく、一生に一度の青春が詰まった写真集であるのは間違いなしです。(講評・北川昌弘/アイドル評論家)【プロフィール】みなみの・ようこ/1967年6月23日生まれ、兵庫県出身。ドラマや映画、舞台などで幅広く活動する。●肉肉しい賞/上本沙緒里『愛媛の巨乳すぎるレポーター 上本沙緒里 いよパイ!』(週刊ポストデジタル写真集)撮影■熊谷貫「愛媛の情報番組で活躍するレポーターが初グラビアで初のデジタル写真集に挑戦。番組ではサラシを巻いて隠していたというB93、Hカップの「いよパイ」ボディは、ジューシーで見ごたえがあり、まさに肉肉しい! もちろん“いよパイ”ばかりがクローズアップされがちですが、93cmの豊満な“いよケツ”も大きくて張りがあって、やはり肉肉しいのです(講評・本末ひさお/グラドル評論家)【プロフィール】かみもと・さおり/1993年3月5日生まれ、愛媛県出身。身長164cm、B93・W59・H93。愛媛の情報番組『グッチョイ!』のレポーターとしてお茶の間の人気を集めている。※週刊ポスト2019年12月20・27日号
2019.12.15 07:00
週刊ポスト
渡哲也、高畑裕太、斉藤由貴… NHK大河降板劇の数々
渡哲也、高畑裕太、斉藤由貴… NHK大河降板劇の数々
 来年の大河ドラマ『麒麟がくる』に準主役級で出演が決まっていた沢尻エリカ(33)が逮捕されたことで、代役探しが大きな注目を集めた。様々な女優の名前が噂されたが、若手の川口春奈(24)に決まり、これから撮影をして1月放送に間に合わせるという。1963年に『花の生涯』が放送されてから、2021年放送予定の『晴天を衝け』で60作を数える大河ドラマを振り返ると、様々な理由で出演俳優が降板した歴史がある。そのなかから、代表的な事例を紹介しよう。●『勝海舟』(1974年) 勝海舟役 渡哲也→松方弘樹 渡は第9話収録時に肋膜炎が発覚し大河の長い歴史上で唯一、主演俳優の降板となった。『勝海舟』では脚本の倉本聰氏もスタッフとの不和で降板しており、スキャンダラスな作品となった。●『太平記』(1991年) 新田義貞役 萩原健一→根津甚八 慢性真珠腫を患い、三半規管の機能を失って直立困難となったショーケン。自身も後に「生涯最大の難病だった」と発言している。●『功名が辻』(2006年) 堀尾吉晴の妻“いと”役 杉田かおる→三原じゅん子 杉田は初回の撮影をドタキャンし、その後「スケジュールの都合」と出演を辞退した。離婚発表後だったため、それが原因とも囁かれた。●『黄金の日日』(1978年) 蜂須賀小六役 室田日出男→役ごと消滅 東映の人気俳優として抜擢された室田だが覚醒剤所持で降板。代役はなかった。しかし、室田はその後1993年の『琉球の風』で大河に復帰した。●『毛利元就』(1997年) 尼子経久役 萬屋錦之介→緒形拳 度重なる闘病を乗り越えて重要キャストに抜擢されるも中咽頭がんが発覚。闘病の末、翌年に死去。●『真田丸』(2016年)真田信政役 高畑裕太→大山真志 大抜擢で母の女優・淳子と親子共演を果たすはずが、強姦致傷の疑いで逮捕(その後不起訴)され、降板となった。●『西郷どん』(2018年) 篤姫の大奥女中・幾島役 斉藤由貴→南野陽子 週刊誌の不倫報道が原因で斉藤側から出演辞退の申し入れがあった。代役のチャンスを得た南野は好演し、女優としての転機となった。●『西郷どん』(2018年) ナレーション 市原悦子→西田敏行 斉藤由貴の出演辞退が発表された2か月後、自己免疫性脊髄炎で休養中の市原の病状が回復しないことを理由にナレーションを辞退。『西郷どん』は放送前に降板が連発した。●『いだてん~東京オリムピック噺』(2019年) 黒坂辛作役 ピエール瀧→三宅弘城 足袋職人の役柄で出演するも、10話放送のタイミングで、コカイン使用の容疑で逮捕。2週後からは代役の三宅に変更。DVD販売用に以前のシーンは全て三宅で再撮影された。●『いだてん~東京オリムピック噺』(2019年) 大松博文監督役 徳井義実→出演シーン縮小 日本女子バレーボールの監督役で出演予定だった徳井の所得隠しが発覚、11月3日放送分では約4分間に出演シーンを縮小した上で、番組冒頭で再編集を伝えるテロップを表示した。※週刊ポスト2019年12月6日号
2019.11.26 11:00
週刊ポスト
「学園祭の女王」杉本彩
一世を風靡した「学園祭の女王」、なぜいなくなったのか
 毎年、10月~11月末にかけて、全国の大学で行なわれる「学園祭」。学園紛争で荒れた1960~70年代、学園祭は学校のあり方を問う場であったが、1970年代後半からは様変わりする。メディア評論家の宝泉薫氏はこう解説する。「始まりはキャンディーズの登場と言えます。1972年のデビュー当時、人気が振るわなかった彼女らでしたが、学園祭のゲストとして招かれた際のライブで人気に火がついたと言われています」 その後、1980年代にアイドル黄金期が到来すると新曲披露の場として学園祭は格好のステージになる。「それまで新人アイドルがデパートの屋上で新曲をお披露目していたように、学園祭を回ることが定番化しました。当時のアイドルにおいて同世代の男性ファンは最大のターゲット。学園祭巡りはレコードの売り上げにも影響を与えたため、斉藤由貴や南野陽子といったCMやドラマで人気があったタレントも積極的に行なっていました」(宝泉氏) アイドル文化に詳しいライターの尾谷幸憲氏は「呼ばれるタレントは時代ごとに様変わりしていった」と話す。「当初はアイドル歌手で盛り上がっていましたが、1980年代半ばは山下久美子や白井貴子のようなロック系女性ヴォーカリストが呼ばれるようになった。とにかく騒ぎたい、叫びたい大学生たちの欲求に応えました。 1980年代終盤から1990年代にかけては、杉本彩やSHIHOのようなセクシー路線が人気を博すようになりました。いずれの時代も、アイドルは今のように簡単に会いに行ける存在ではなかったため、自分が通う大学に芸能人がいるというギャップが学生たちに受けたんです」 しかしSNSが普及し、タレントとの距離が近づいた昨今は、かつてのように“女王”と呼ばれる存在はいなくなった。「ステージを数分で盛り上げられるお笑い芸人が台頭しました。また2014年にAV女優の紗倉まなが東大で恋愛論を語ったように、各大学で独自に旬な人を呼ぶのが最近の潮流です」(尾谷氏) あらゆるモノが多様化した現代では、“学園祭の女王”は君臨できないようだ。取材・文■河合桃子 写真■ロケットパンチ※週刊ポスト2019年11月8・15日号
2019.11.01 07:00
週刊ポスト
音楽プロデューサーの川瀬泰雄氏(右)と吉田格氏(左)
20歳時の山口百恵 周囲も舌を巻いたセルフプロデュース力
 1970年代を駆け抜けた伝説の歌姫・山口百恵と、“ナンノ”の愛称で今も一線で活躍する南野陽子。ともにトップアイドルとして一時代を築いた彼女たちのヒット曲を手掛けた音楽プロデューサーの川瀬泰雄氏(元ホリプロ)と吉田格氏(元CBS・ソニー)に、とっておきのエピソードを聞いた。──百恵さんは「時代と寝た女」とまで言われました。川瀬:彼女は並外れた集中力の持ち主で、レコーディングは大体3テイクでOK。過密スケジュールの中での歌入れは毎回真剣勝負だったので、ある時その様子を撮影した篠山紀信さんが「すごい緊張感だ」と驚いたほどです。とはいえ、仕事が終われば普通の女の子なんですけどね。 そういえば「スター交歓図裁判(*)」(1979年)で、百恵が原告として出廷したことがあったじゃないですか。記者会見では落ち着いていましたけど、その直後に会って「どうだった?」と訊いたら「本当は怖かった。でも泣いたら山口百恵じゃないもんね」って。当時20歳ですよ。そのセルフプロデュース力はすごいと思いましたね。【*月刊誌が掲載した、芸能人たちの性的な行為をイラストなどで表現した記事に対し、山口百恵や桜田淳子、西城秀樹らが告訴。裁判に証人として出廷し、編集長らに有罪判決が下された】吉田:南野さんも映画やドラマで忙しくて、レコーディングはいつも夜中。ほとんど寝ていなかったと思うけど、集中力で乗り越えて、表現力もどんどん上がっていきました。2年目からは自分が気に入った曲を集めたカセットテープをくれるようになって、制作にも意見を出すようになりましたね。歌以外にも映画やCMなどで大勢の大人たちと付き合うわけですから、会うたびに「こんなに成長したのか」と驚くことが多かったです。川瀬:ホリプロの堀威夫社長(当時)は「売れているタレントは1年で3つ年をとる」と言っていた。百恵が絶頂期の時は「今の山口百恵なら、会おうと思えば総理大臣にも会える。俺は会えないけどね」と笑っていました(笑い)。僕たちの仕事って、まず綺麗な造花を作るんです。でも売れてきた子は自分で茎を作って水を吸い込んじゃう。そうやって成長して、やがて本物の花になるんです。【プロフィール】◆かわせ・やすお/1947年生まれ。1969年ホリプロ入社。和田アキ子、井上陽水、山口百恵、堀ちえみなど、現在までに約1600曲をプロデュース。新著『ビートルズ全213曲のカバー・ベスト10』発売中。◆よしだ・ただし/1953年生まれ。1976年CBS・ソニー入社。1978年より邦楽ディレクターとしてSHOGUN、原田知世、南野陽子、郷ひろみ、知念里奈など50組以上の楽曲制作を担当。現在は音楽制作会社の代表。【取材・構成】濱口英樹※週刊ポスト2019年4月26日号
2019.04.20 07:00
週刊ポスト
音楽プロデューサーの川瀬泰雄氏(右)と吉田格氏(左)
山口百恵や南野陽子の音楽Pが語る「売れるアイドル」の条件
 1970年代を駆け抜けた伝説の歌姫・山口百恵と、“ナンノ”の愛称で今も一線で活躍する南野陽子。ともにトップアイドルとして一時代を築いたが、成功の秘訣はどこにあったのか。彼女たちの数あるヒット曲を手掛けた音楽プロデューサーの川瀬泰雄氏(元ホリプロ)と吉田格氏(元CBS・ソニー)に、制作の舞台裏と「売れるアイドル」の条件を聞いた。◆ライバル陣営と同じ作家は使わない──川瀬さんと吉田さんはロックバンドやシンガーソングライターも担当されていますが、アイドルをプロデュースする醍醐味はどこにありますか。川瀬:自分たちで作詞作曲をする人たちは世界観がある程度できあがっているので、プロデューサーが関与できる部分が限られるんです。でもアイドルの場合は一から企画を立てられる面白さがある。それがヒットしたら、なお嬉しいですよね。吉田:アイドルのほうがいろんな作家をセグメントして、自分のイメージに合う作品を作ることができるんです。僕は少女のライフスタイルを歌にすれば、アイドルでもシンガーソングライターっぽい世界観を作れると思っていたので、兵庫県出身の南野さんに関しては、阪急電車で通学していて、週末は三宮やポートアイランドに友達と遊びに行く。そういう女の子のリアルな日常を描こうとしていました。──百恵さんも、南野さんも、それまで歌謡曲とは縁がなかったシンガーソングライター系の作家が多く起用されています。川瀬:僕自身が学生時代にバンドを組んでいたし、ホリプロ入社後は井上陽水やモップスを担当していたので、ニューミュージック系の人脈がありました。百恵のプロジェクトは、レコード会社側のプロデューサーである酒井政利さんと「ファンをどう裏切っていくか」をテーマにしていたので、常に新しい作家を探していたわけです。『横須賀ストーリー』(1976年)以降、メインライターになった宇崎竜童さん・阿木燿子さんも、最初はアルバム用に書いてもらったことがきっかけでした。本当は中島みゆきさんにもお願いしたかったんだけど、桜田淳子さんに先を越されてしまって。──ライバル陣営と同じ作家は使わない方針だったと。吉田:作り手のプライドですね。僕が担当した原田知世さんには角川の先輩である薬師丸ひろ子さんが、南野さんには同じ『スケバン刑事』出身の斉藤由貴さんがいたので、彼女たちに書いている作家は絶対に起用しなかった。ライバルとは違うものを作りたかったですから。──ずばり、売れるための条件とは。吉田:才能と運、あとはハングリー精神とプロ意識じゃないでしょうか。僕が郷ひろみさんを担当した時、彼は「あなたが金のまな板を作ってくれたら、僕は金の鯉になる」という名言を吐きましたけど、南野さんや知世さんも、こちらが作り上げた世界にしっかりと入り込んで、エンタテインメントにしてくれました。川瀬:アイドルの場合、最初から完璧すぎると拒否反応が出て、売れないというのもありますね。あとは時代との巡り合わせかな。【プロフィール】◆かわせ・やすお/1947年生まれ。1969年ホリプロ入社。和田アキ子、井上陽水、山口百恵、堀ちえみなど、現在までに約1600曲をプロデュース。新著『ビートルズ全213曲のカバー・ベスト10』発売中。◆よしだ・ただし/1953年生まれ。1976年CBS・ソニー入社。1978年より邦楽ディレクターとしてSHOGUN、原田知世、南野陽子、郷ひろみ、知念里奈など50組以上の楽曲制作を担当。現在は音楽制作会社の代表。【取材・構成】濱口英樹※週刊ポスト2019年4月26日号
2019.04.17 07:00
週刊ポスト
南野陽子 デジタル写真集で見せた「ベッドの上のセクシー」
南野陽子 デジタル写真集で見せた「ベッドの上のセクシー」
 本誌・週刊ポスト2017年8月18・25日号でセクシーなグラビアを披露した南野陽子。その未掲載写真も含めた週刊ポストデジタル写真集が配信開始となった。写真集に収録されたカットの中から、セクシーな2枚をご覧いただこう。【プロフィール】みなみの・ようこ/1967年6月23日生まれ、兵庫県出身。1985年『恥ずかしすぎて』で歌手デビュー。同年、ドラマ『時をかける少女』(フジテレビ系)や『スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説』(フジテレビ系)で主演し、人気を博す。1992年公開の映画『寒椿』『私を抱いてそしてキスして』で日本アカデミー賞優秀主演女優賞を獲得。今年はNHK大河ドラマ『西郷どん』で篤姫の教育係・幾島役を好演した。昨年8月18・25日号に登場。◆撮影/西田幸樹※週刊ポスト2018年10月12・19日号
2018.10.05 07:00
週刊ポスト
“歌謡界”最後のアイドル「Wink」が打ち立てた数々の記録
“歌謡界”最後のアイドル「Wink」が打ち立てた数々の記録
 無口、無表情、ぎこちない踊り──従来のアイドルであれば、マイナスになりそうな要素がブレイク要因になるのだから、芸能界はわからない。相田翔子(48)と鈴木早智子(49)のユニットで、1980年代後半から1990年代にかけてヒット曲を量産したWinkがデビューから30周年を迎え、8月18日、NHK総合『思い出のメロディー』で復活する。 1988年4月、『Sugar Baby Love』でデビューしたWinkは当初、キャンペーンで地方を回っても客が数人しか集まらないこともあった。 転機は、11月発売の3枚目のシングル『愛が止まらない ~Turn It Into Love~』だった。当時、鈴木はこう語っていた。〈レコーディングの時、私達用のアレンジを初めて聞いた時、ゾ、ゾ、ゾ、って鳥肌がたって。これはイイ歌だと思いました〉(『オリコン』1989年2月13日号) 日本語詞を手掛けた及川眠子氏は、書籍『ネコの手も貸したい 及川眠子流作詞術』(リットーミュージック)でこう綴っている。〈「理性のバリア」「百も承知よ」というフレーズを書いたのですが、周囲から「こういう言葉はあまり歌詞で使わない」と指摘されました。でも普通にしゃべり言葉で使うし、メロディのノリも悪くない。それよりも、こういうフレーズにOKを出したプロデューサーの寛容な態度の方がすごいと思います。詞に使ってはいけない言葉なんてないんですよ〉 表舞台に立つ2人の佇まいだけでなく、楽曲制作者も常識を打ち破っていたのだ。 南野陽子や野村宏伸出演で、10月開始のドラマ『追いかけたいの!』(フジテレビ系)の主題歌でもあった同曲はオリコン初登場19位からじわじわと順位を上げていき、ドラマ終了後に初のトップテン入りを果たし、1989年2月13日付で1位を獲得。 当時の人気歌番組『ザ・ベストテン』では1989年1月5日に6位で初ランクイン。3月2日に初の1位に輝いた。著書『田原俊彦論 芸能界アイドル戦記1979-2018』(青弓社)の中で『ザ・ベストテン』についても章を設け、初公開と思われる歌手の“年別ランクイン数”も丹念に調べ上げた芸能研究家・岡野誠氏が、Winkの凄さを話す。「『ザ・ベストテン』は1989年9月限りで終了したため、この年は39週しかランキング発表がありませんでしたが、Winkは39回ランクイン。当然、この年1位のランクイン回数です」 6月15日から5週ベストテンに入らなかったが、3月30日から5週連続で『愛が止まらない ~Turn it into love~』『涙を見せないで』の2曲が同時ランクイン。そのため、発表週数と同じランクイン数という驚異的な記録を作ったのだ(※『ザ・ベストテン』は1週に2曲登場すれば2回ランクインと数える)。 1978年から1989年まで約12年間の歴史を見ても、Winkは突出した存在だったという。「番組最後のランキング発表である9月28日、『淋しい熱帯魚』のランクインは11週目で、6位でした。次のシングル『One Night In Heaven ~真夜中のエンジェル~』が11月1日発売のため、もし番組が続いていても発表週数とランクイン数が同じにはならなかったかもしれませんが、『ザ・ベストテン』を彩った歌手の1組だったことは間違いありません。 1979年に51週中52回のゴダイゴ、1982年に52週中53回の近藤真彦には及ばなくとも、大ブームを巻き起こした1984年のチェッカーズの52週中47回、1988年の光GENJIの52週中45回と同じくらいの記録をWinkも作ったのではないかと考えられます」(同前) ゴールデン帯から歌番組がほとんど消えてしまう直前、“J-POP”ではなく“歌謡界”と呼ばれていた時代の最後のアイドルがWinkだった。
2018.08.18 16:00
NEWSポストセブン

トピックス

ご体調への不安が募る(写真/JMPA)
雅子さまと愛子さま、“ポツンと一軒家”の孤独感 閉ざされた御所での巣ごもり生活
女性セブン
SNSでも話題の「佐賀大学お嬢様部」に直撃
佐賀大学“お嬢様部”の活動実態を直撃取材!「お嬢様の定義をお教えしますわ」
週刊ポスト
1980年、田中派の総会で挨拶をする田中角栄(写真/共同通信社)
鉄の結束を誇った田中角栄軍団、「みんな田中ファン」指導力に心酔した議員や秘書たち
週刊ポスト
今は「芸人部署」に所属している久代萌美アナ
久代萌美、亀井京子アナも 女子アナ獲得の吉本、テレ東のエースアナにも注目
NEWSポストセブン
公務に邁進されている(6月、東京・港区)
佳子さま「公務に積極的」になられた背景に「皇籍離脱」「結婚」か
女性セブン
亜希
亜希 陰から見守る元夫・清原和博と息子達との「父子鷹」
NEWSポストセブン
小室圭さんと眞子さん
小室圭さん妻・眞子さんがNYで行きつけのスーパーから見えてきた“妻の気遣い”「日本でいえば『成城石井』」 
NEWSポストセブン
披露宴での志摩ノ海と元関脇・逆鉾の長女・清香さん(時事通信フォト)
故・逆鉾の長女が結婚で後継者確定も名門・井筒部屋再興への“高いハードル”
週刊ポスト
クルマ、ギター、アート、スケートボードにもこだわる
長瀬智也、英国のバイク誌に登場 悠々自適な暮らしに「所ジョージ化している」の声
女性セブン
京都の街を歩く舞妓のイメージ(写真/イメージマート)
元舞妓の〈16歳飲酒〉〈お風呂入り〉告発に、花街関係者も衝撃「未成年飲酒には厳しく対応しているはず」
NEWSポストセブン
結婚し、日本メディアが情報をキャッチしづらいNYで、デイリーメールが追跡取材(写真/JMPA)
小室圭さん・眞子さん夫婦が「離婚で終わったとしても…」英デイリー・メールが報じた「茨の道」
NEWSポストセブン
不祥事を理由に落選したはずなのに、比例で復活されては…(左は塚田一郎氏、右は中川郁子氏/写真=共同通信社)
「不倫路チュー」「USBは穴に…」失言・不祥事で落選しても比例復活するゾンビ議員たち
週刊ポスト