新型コロナウイルスの影響で、撮影も変化
撮影現場はCTU班長・獅堂現馬を演じる唐沢寿明(57才)が座長として引っ張っている。撮影がオフになると冗談を言うなどして、キャストやスタッフを癒しているという。今でこそ順調に撮影が進んでいるが、新型コロナウイルスの影響で、クランクインして3日ほどで、撮影がストップ。その期間は2か月以上に及んだ。
「ただでさえ物語上は1日の出来事を2クール(24話)分撮影する長丁場でしたが、撮影がとまったことで制作期間が延びました。出演者のかたは体形管理がシビアになりますし、髪型ひとつでも、シーンがつながる・つながらないと大変です。シーンごとの時間の管理も厳しいので、画面に時計が映ると緊張しますね(笑い)」
コロナ前とは、撮影方法も変わった。
「ドラマの現場は人が多いのですが、密にならないよう人数制限をしていますし、シーンに時間をかけないようになりました。また、取っ組み合いなどは、より効率的に撮影をするように心がけています。また、人数制限、フェイスシールドなども含め、撮影開始直後は試行錯誤をしました。
1話では佐野史郎さん(65才)の口をふさぐシーンがありましたが、そのような密着するシーンも含めて、どんな場面でも何度も撮らずに済むように工夫しています。もちろんテストはしますが、本番ギリギリまでキャストのみなさんはフェイスシールドやマスクをしています」