惠美子さんが東京と兵庫を行き来するようになり、頻度こそ減ったが、夫婦のデートはいまも続いている。
11月上旬、松岡の誕生日翌日、都心の高級フレンチに松岡と惠美子さんの姿があった。久しぶりの再会だったのかもしれない。食事の間も、松岡は愛妻の肩に手を回している。ワイングラスを傾けながら、頬を寄せ合って真剣に話し込む。離れ離れの家族、それぞれの地で奮闘するわが子の話題になったのか、惠美子さんが涙ぐむ場面もあった。松岡が惠美子さんの顔を覗き込み、背中を優しくさすると笑顔を取り戻すのだった。
松岡は以前雑誌のインタビューで、《これから先、子育てに迷うこともあると思います。でも、そのときそのときに感じたことを大事にしたい。これから大きくなって感性が育ったときに、子どもたち自身がそれぞれ選んだ道を、妻と一緒に、親として後押ししてあげたい》と語っていた。
松岡の所属事務所に留学中の息子との親子仲を聞くと、「良好です。テレビ電話やメールで頻繁に連絡を取り合っています」と回答した。家族には適度な距離が必要なようだ。
※女性セブン2020年11月26日号