自らを「ダメ親父」と評したことも

自らを「ダメおやじ」と評したことも

「特に長男との関係が難しいと感じていたようです。以前は息子さんにテニスを教えていたんですが、息子さんにはつい感情的になってしまうこともあったようですね。息子さんの思春期も重なりぎくしゃくしてしまったようです」(前出・松岡の知人)

 昨年夏頃、松岡一家が住む高級マンションではこんな事件があったという。住人が明かす。

「松岡さんの部屋から騒音がすると噂になっていたんです。食器が割れる音や低い怒鳴り声まで響いていたそうで。近所では松岡さんと長男の“親子げんか”という人もいました。ここのマンションはしっかりした造りで、そうそう音漏れはしないので、相当な修羅場だったのでしょう。その頃は、一度や二度ではなく、何度も同じような音が聞こえてくると聞きましたから……」

 それは、親子げんかというには、あまりに激しい騒音だったという。松岡はどうにか長男と意思疎通を図りたいと懸命だったようだ。今年2月、松岡は『直撃!シンソウ坂上』(フジテレビ系)で、長男との複雑な状況を話している。

 長男と一緒に食事に行ったときのこと、居合わせた客から「修造さんの息子さんだなんてうらやましい」と声をかけられた。すると長男は表情を一変。「お父さんはみんなをだましている。みんな本当のお父さんを知らない」と、怒りを表したという。それほどまでに長男は、世間での“松岡修造”のイメージと、父親としての実像がかけ離れているように感じていたのだろう。

「この番組で、松岡さんはテニスの生徒をどれだけ熱心に指導しているのかをアツく語ったのですが、“その愛情を家族にも向けていますか?”と坂上さんに問われると、“……ないです”とうつむいていました」(テレビ局関係者)

 自虐的に語り笑いを誘うこともあったが、番組では「家族から嫌われている」と嘘偽りない状況を明かした。

「いま思えば長男が学校をやめるやめないの選択、妻が娘の世話をやくために家族が離れ離れになること、いろいろなことが重なっていた時期だったのでしょう」(前出・松岡の知人)

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