さらに名鹿氏は、世間からの揶揄を意に介さない彼女の姿勢に、むしろ好感を抱いてきたという。
「オスカー時代は事務所の看板タレントの地位を上戸彩さんや武井咲さんと共に背負っていて、大舞台での起用が多く、大変なプレッシャーを背負って仕事をしていたと思います。ですが、それをこなしてきたことがその後、彼女にとって大きな自信に繋がったのではと思います。
自分に求められているもの、自分ができることをしっかり把握した上で仕事をし、器用さも持ち合わせているわけですから、起用する側も信頼して仕事を任せられる相手だったと思います。これまでの活躍は決して事務所頼みの成功でなく、彼女自身の実力だったということを、彼女自身も今回の独立で改めて証明できるのではと思います」(名鹿氏)
今後、剛力はその自己プロデュース力の高さで、どんな活躍を見せてくれるだろうか。
●取材・文/細田成嗣(HEW)