よりによって出産したその日に、浮気をしていたと聞けば、普通の女性なら怒るのが当然のはず。ところが、

「政治家という職業だからこそ生まれた、特殊な価値観なのでしょうが、お金や薬物がかかわるような犯罪でなかったことに、ほっとしました」

 宮崎さんは議員を辞職し、政治家としてのけじめをつけた。その後は憔悴し、目を離せない状況が続いた。その姿に、彼が記者会見で言った、「心から反省してよい父親になりたい」という言葉に嘘がないことを実感した金子さんは、そこで許そうと思ったという。

「夫が猛省し、生き方を変えると言ってくれたことを受け入れたんです。私自身が彼を信じ、許し、一緒に歩んでいこうと決めたのです」

 2016年、金子さんが総務大臣政務官に就任したとき、宮崎さんの喜びようといったら、見ている方が当惑してしまうほどだったという。そこで、金子さんの母親が宮崎さんに尋ねた。

「あなたも政治家だったのだから、本当は悔しいでしょ?」

 宮崎さんの返答を母から聞いて、金子さんは彼に惚れ直したという。

「“ぼくのことで大変な目に遭ったのにもかかわらず、政務官というチャンスをもらえたのは、恵美の実力が評価されたということ。これほどうれしいことはない”と言ったそうです。心から応援していないとあの言葉は出ないわよ、と母も感動していました」

4年ぶり2度目の不倫の結末は……

 そんなこともあっての2度目の不倫。金子さんはもう政治家ではない。前回のような特殊な価値観下にはいないが、それでも「家族なので軽べつはしていない」と言う。今回は前回と状況が違うようだ。こんなコメントを残している。

「(不倫報道後、初の夫婦“共演”となった『サンデージャポン』では)いろいろな背景や事情をのみ込んで謝罪に徹しました。またご意見や厳しい声もあり、それに対して宮崎本人は言いたいこともあったと思うんですけど、そこは当然、謝罪の場だったので反論はしませんでした」

関連記事

トピックス

憔悴した様子の永野芽郁
《憔悴の近影》永野芽郁、頬がこけ、目元を腫らして…移動時には“厳戒態勢”「事務所車までダッシュ」【田中圭との不倫報道】
NEWSポストセブン
現行犯逮捕された戸田容疑者と、血痕が残っていた犯行直後の現場(左・時事通信社)
【東大前駅・無差別殺人未遂】「この辺りはみんなエリート。ご近所の親は大学教授、子供は旧帝大…」“教育虐待”訴える戸田佳孝容疑者(43)が育った“インテリ住宅街”
NEWSポストセブン
近況について語った渡邊渚さん(撮影/西條彰仁)
【エッセイ連載再開】元フジテレビアナ・渡邊渚さんが綴る近況「目に見えない恐怖と戦う日々」「夢と現実の区別がつかなくなる」
NEWSポストセブン
大阪・関西万博を訪問された愛子さま(2025年5月8日、撮影/JMPA)
《初の万博ご視察》愛子さま、親しみやすさとフォーマルをミックスしたホワイトコーデ
NEWSポストセブン
『続・続・最後から二番目の恋』が放送中
ドラマ『続・続・最後から二番目の恋』も大好評 いつまでのその言動に注目が集まる小泉今日子のカッコよさ
女性セブン
事務所独立と妊娠を発表した中川翔子。
【独占・中川翔子】妊娠・独立発表後初インタビュー 今の本音を直撃! そして“整形疑惑”も出た「最近やめた2つのこと」
NEWSポストセブン
名物企画ENT座談会を開催(左から中畑清氏、江本孟紀氏、達川光男氏/撮影=山崎力夫)
【江本孟紀氏×中畑清氏×達川光男氏】解説者3人が阿部巨人の課題を指摘「マー君は二軍で当然」「二軍の年俸が10億円」「マルティネスは明らかに練習不足」
週刊ポスト
田中圭
《田中圭が永野芽郁を招き入れた“別宅”》奥さんや子どもに迷惑かけられない…深酒後は元タレント妻に配慮して自宅回避の“家庭事情”
NEWSポストセブン
ニセコアンヌプリは世界的なスキー場のある山としても知られている(時事通信フォト)
《じわじわ広がる中国バブル崩壊》建設費用踏み倒し、訪日観光客大量キャンセルに「泣くしかない」人たち「日本の話なんかどうでもいいと言われて唖然とした」
NEWSポストセブン
ラッパーとして活動する時期も(YouTubeより。現在は削除済み)
《川崎ストーカー死体遺棄事件》警察の対応に高まる批判 Googleマップに「臨港クズ警察署」、署の前で抗議の声があがり、機動隊が待機する事態に
NEWSポストセブン
北海道札幌市にある建設会社「花井組」SNSでは社長が従業員に暴力を振るう動画が拡散されている(HPより、現在は削除済み)
《暴力動画拡散の花井組》 上半身裸で入れ墨を見せつけ、アウトロー漫画のLINEスタンプ…元従業員が明かした「ヤクザに強烈な憧れがある」 加害社長の素顔
NEWSポストセブン
趣里と父親である水谷豊
《趣里が結婚発表へ》父の水谷豊は“一切干渉しない”スタンス、愛情溢れる娘と設立した「新会社」の存在
NEWSポストセブン