国内

眞子さま結婚 宮内庁長官が言及していた「佳代さんの責任」

(2019年10月、茨城県久慈郡。時事通信フォト)

宮内庁長官が異例の言及を行った(2019年10月、茨城県久慈郡。時事通信フォト)

《説明責任を果たすべき方が果たしていくことが極めて重要だと考えております》。

 12月10日、定例記者会見に臨んだ宮内庁の西村泰彦長官は、秋篠宮家の長女の眞子さま(29才)と小室圭さん(29才)の結婚問題について、淡々と語った。説明責任は、小室家の一連の金銭トラブルに対してのこと。2017年にこの問題が表沙汰になってからいまに至るまで、経緯の説明を求める声は多方面から上がってきた。借りたお金を返さない人物が、皇族のご親族としてふさわしいのか、誰もが疑問を抱いたからだ。

 そのような声を耳にされてきた秋篠宮さまは、11月の誕生日会見の場で、おふたりの結婚をお認めになりながらも、《多くの人が納得し喜んでくれている状況ではない》と話され、《実際に結婚するという段階になったら、もちろん、今までの経緯とかそういうことも含めてきちんと話すということは、私は大事なことだと思っています》と、お気持ちを表明されている。

「今回の長官の発言は、秋篠宮さまのお言葉とも違い、はっきりと“責任”という言葉が使われたことが大きい。2019年1月に出された、いわゆる“小室文書”の《解決済みと理解》という説明では足りないという認識を宮内庁のトップが明らかにしたわけです。長官をはじめとした宮内庁、そして皇室全体が小室家の対応に頭を抱えていることの表れでしょう」(皇室記者)

 実はこの会見には、報じられていない部分がある。

「記者からの“説明責任を果たすべきは誰か”との質問に対して長官は、《小室さん側》《小室さんの代理人弁護士》と答えたと、テレビや新聞は報じています。しかし実際には、“基本的に小室さんの弁護士、あるいは小室さんご本人、あるいはお母さん(佳代さん)ではないかと思います”と回答していたのです」(前出・皇室記者)

 そう、母親の佳代さんにも、“責任”があると、宮内庁のトップが発言していたのだ。

「皇族とはいえ、結婚は、あくまでも男女間のプライベートなもの。国家機関である宮内庁のトップが、まだ結婚前のお相手の親にまで踏み込んだ発言をすることに驚きましたが、裏を返せば、そこまで緊急事態ということなのです。長官が会見で話す概要については、秋篠宮ご夫妻も天皇皇后両陛下ならびに上皇ご夫妻も、了解されていたでしょうね」(皇室ジャーナリスト)

※女性セブン2021年1月7・14日号

関連記事

トピックス

夜の街にも”台湾有事発言”の煽りが...?(時事通信フォト)
《“訪日控え”で夜の街も大ピンチ?》上野の高級チャイナパブに波及する高市発言の影響「ボトルは『山崎』、20万〜30万円の会計はざら」「お金持ち中国人は余裕があって安心」
NEWSポストセブン
東京デフリンピックの水泳競技を観戦された天皇皇后両陛下と長女・愛子さま(2025年11月25日、撮影/JMPA)
《手話で応援も》天皇ご一家の観戦コーデ 雅子さまはワインレッド、愛子さまはペールピンク 定番カラーでも統一感がある理由
NEWSポストセブン
大谷と真美子さんを支える「絶対的味方」の存在とは
《ドッグフードビジネスを展開していた》大谷翔平のファミリー財団に“協力するはずだった人物”…真美子さんとも仲良く観戦の過去、現在は“動向がわからない”
NEWSポストセブン
山上徹也被告(共同通信社)
「金の無心をする時にのみ連絡」「断ると腕にしがみついて…」山上徹也被告の妹が証言した“母へのリアルな感情”と“家庭への絶望”【安倍元首相銃撃事件・公判】
NEWSポストセブン
被害者の女性と”関係のもつれ”があったのか...
《赤坂ライブハウス殺人未遂》「長男としてのプレッシャーもあったのかも」陸上自衛官・大津陽一郎容疑者の “恵まれた生育環境”、不倫が信じられない「家族仲のよさ」
NEWSポストセブン
悠仁さま(2025年11月日、写真/JMPA)
《初めての離島でのご公務》悠仁さま、デフリンピック観戦で紀子さまと伊豆大島へ 「大丈夫!勝つ!」とオリエンテーリングの選手を手話で応援 
女性セブン
11月24日0時半ごろ、東京都足立区梅島の国道でひき逃げ事故が発生した(読者提供)
《足立暴走男の母親が涙の謝罪》「医師から運転を止められていた」母が語った“事件の背景\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\"とは
NEWSポストセブン
大谷翔平が次のWBC出場へ 真美子さんの帰国は実現するのか(左・時事通信フォト)
《大谷翔平選手交えたLINEグループでやりとりも》真美子さん、産後対面できていないラガーマン兄は九州に…日本帰国のタイミングは
NEWSポストセブン
高市早苗首相(時事通信フォト)
《日中外交で露呈》安倍元首相にあって高市首相になかったもの…親中派不在で盛り上がる自民党内「支持率はもっと上がる」
NEWSポストセブン
11月24日0時半ごろ、東京都足立区梅島の国道でひき逃げ事故が発生した(現場写真/読者提供)
【“分厚い黒ジャケット男” の映像入手】「AED持ってきて!」2人死亡・足立暴走男が犯行直前に見せた“奇妙な”行動
NEWSポストセブン
高市早苗首相の「台湾有事」発言以降、日中関係の悪化が止まらない(時事通信フォト)
「現地の中国人たちは冷めて見ている人がほとんど」日中関係に緊張高まるも…日本人駐在員が明かしたリアルな反応
NEWSポストセブン
10月22日、殺人未遂の疑いで東京都練馬区の国家公務員・大津陽一郎容疑者(43)が逮捕された(時事通信フォト/共同通信)
《赤坂ライブハウス刺傷》「2~3日帰らないときもあったみたいだけど…」家族思いの妻子もち自衛官がなぜ”待ち伏せ犯行”…、親族が語る容疑者の人物像とは
NEWSポストセブン