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ヤクザ、年末の恒例行事「餅つき」 大々的に開催し権勢を誇示

溝口:他団体の組長を呼んで、メディアのカメラやご近所さんも本部の中に入れて、大々的にやることで権勢を誇示する。司忍組長がイタリアンマフィアのようなファッションで出てきて、一部他団体から顰蹙を買っていました。

鈴木:メディアへの牽制にもなりますよね。名刺を出さなきゃいけないし、お金も渡される。もらったら首に鈴つけられるのと一緒だから、私は行ったことはないですが。

溝口:私もない。が、そういうふうにコントロールする手段に使われているのは間違いない。

鈴木:ただ、今は特定抗争指定を受けて、警戒区域内では5人以上集まれないから開催が難しい。新型コロナでも5人以上の会食がダメと言われていて、奇遇にも人数限度が同じなんです。

【プロフィール】
溝口敦(みぞぐち・あつし)/ノンフィクション作家。1942年、東京生まれ。早稲田大学政経学部卒業。『食肉の帝王』で2004年に講談社ノンフィクション賞を受賞。主な著書に『暴力団』『山口組三国志 織田絆誠という男』など。

鈴木智彦(すずき・ともひこ)/フリーライター。1966年、北海道生まれ。日本大学芸術学部写真学科除籍。ヤクザ専門誌『実話時代』編集部に入社。『実話時代BULL』編集長を務めた後、フリーに。主な著書に『サカナとヤクザ』『ヤクザときどきピアノ』など。

※週刊ポスト2021年1月1・8日号

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