国民が苦しんでいる現状を両陛下は強く憂慮されている。だが、そのお気持ちに反比例するように、発信の機会は減るばかり。国民の“皇室離れ”が進みかねないことを、危惧されているだろう。
「そんな中で、両陛下がお姿を見せられお言葉を述べることは、国民にとって大きな励みになる。いまのような状況だからこそ、“直接語りかけ、勇気づけたい”と思われているはずです」(前出・別の皇室ジャーナリスト)
1996年の陛下の誕生日、雅子さまは次のように語られた。
《殿下には大変に広いお心を持って私を受け止めてくださっていますことを心から感謝申し上げております》
陛下への感謝と国民への励まし。雅子さまは「25年ぶりの誕生日会見出席」という形で、それを示されるのではないだろうか。奮起のときは近い。
※女性セブン2021年2月18・25日号