トレーニングを終えた虻川さんはいう。
「全身の血行が良くなり体が軽くなりました。運動不足の私でもできる動きばかりで、ちゃんとポイントを意識して動かせば、筋肉に効いているのが実感できます。ただ動かしてるだけじゃ回数を重ねても意味はなかった。意識さえすれば数回でも充分効果があるんですね」
【姿勢でチェック】
Before:顎が上がって猫背の巻き肩気味。バランスをとろうとすると、背中に力が入り、腰を反らすことも。横から見ると、お尻もおなかも出て見える。
After:猫背が解消され、腕がまっすぐ下に伸びている。「正しい姿勢って、もっと背中を反らせるもので、疲れるものだと思ってました。これは何の違和感もなくて楽。体に負担は全くないです! 体も頭もスッキリして、さわやかな気分です」(虻川)
●タマトレポイントのおさらい
1.正しい姿勢をとる
正しい姿勢は、いわば体の土台部分。これが崩れていては、トレーニングで筋肉を鍛えても、バランスが崩れて美しく見えない。何より正しい姿勢作りが大切。
2.ストレッチとエクササイズをセットで行う
筋肉をほぐす意味でもストレッチは重要。体が、筋肉が動きやすくなり、トレーニングの無駄がなくなる。
3.使っている筋肉を意識する
使っている筋肉を意識して動かすかどうかで、運動効果は70%違うといわれている。トレーニング効果を高めるためにも、それぞれの動きの意味と筋肉の位置を理解してから行わないともったいない。
【プロフィール】
玉置達彦/『STELLA GYM』代表。 運動が苦手な人でも続けら れる筋トレメソッドで、数多くの有名芸能人を指導。『背 中から見た目印象を変える13の「背活」メゾット』(主婦の友社)を3月に発売予定。
虻川美穂子/お笑いコンビ「北陽」のボケ担当。高校時代にソフトボール部で投手として活躍したが、現在は特別な運動はしていない。
撮影/平野哲郎
※女性セブン2021年3月4日号