2856万円で「銀座・和光」が製作(2011年10月、東京・千代田区=時事通信フォト)

2856万円で「銀座・和光」が製作(2011年10月、東京・千代田区=時事通信フォト)

 最高級の品質を持つティアラを、皇族方は5代にもわたって大切に受け継いでこられたのだ。しかし、1月の「新年祝賀の儀」では、誰ひとりティアラを着用されていなかった。

「新年に女性皇族がティアラを身につけておられなかったのは、“コロナ禍で国民が苦しんでいるときに、華美なことは避けたい”という雅子さまのご意向だと聞いています。今回、愛子さまの成人のお祝いというタイミングでもティアラに予算がつかなかったのも、両陛下が国民の状況を慮り、自制のご覚悟を見せられたからでしょう。両陛下のそうしたご決断を、愛子さまは理解されているはずです」(前出・宮内庁関係者)

 一方、小室圭さんとの結婚問題がなかなか進展しない秋篠宮家の長女・眞子さまは、この10月に30才になられ、さらにそのタイミングで小室さんの弁護士試験の結果が判明し、そこで入籍するのではないかとの見方が浮上している。また、諸問題に対する小室家の誠実な説明もないままの状態ということで、眞子さまと小室さんは通常の儀式を行わない“駆け落ち婚”に突き進むしかないとも言われている。

 愛子さまのティアラについて、厳しい判断をした天皇皇后両陛下。そんな決断を目の当たりにされた眞子さまは、どんな思いを抱かれるだろうか。

「眞子さまにとって、両陛下が自分の結婚をどう捉えているかは重要な問題の1つです。

 両陛下は国民の状況を考慮され、わが子の成人祝いでも異例のご決断をされました。“愛娘に対してもそれだけ厳しい決断をされたのだから、自分の結婚に対しても厳しい判断をされるのではないか”と、眞子さまは絶句されていてもおかしくないのです。儀式を伴わない結婚であるのは理解されているにしても、約1億5000万円とされる一時金の支給にも“待った”がかかると逆算して案じられているのではないでしょうか」(皇室関係者)

 来る10月、どんな決断がくだされるのだろうか。

※女性セブン2021年4月15日号

初めて制作業者を公募制にした。2893万円で「ミキモト」が落札(2014年12月、東京・千代田区=時事通信フォト)

初めて制作業者を公募制にした。2893万円で「ミキモト」が落札(2014年12月、東京・千代田区=時事通信フォト)

関連記事

トピックス

六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)と稲川会の内堀和也会長
六代目山口組が住吉会最高幹部との盃を「突然中止」か…暴力団や警察関係者に緊張が走った竹内照明若頭の不可解な「2度の稲川会電撃訪問」
NEWSポストセブン
浅香光代さんと内縁の夫・世志凡太氏
《訃報》コメディアン・世志凡太さん逝去、音楽プロデューサーとして「フィンガー5」を世に送り出し…直近で明かしていた現在の生活「周囲は“浅香光代さんの夫”と認識しています」
NEWSポストセブン
警視庁赤坂署に入る大津陽一郎容疑者(共同通信)
《赤坂・ライブハウス刺傷で現役自衛官逮捕》「妻子を隠して被害女性と“不倫”」「別れたがトラブルない」“チャリ20キロ爆走男” 大津陽一郎容疑者の呆れた供述とあまりに高い計画性
NEWSポストセブン
無銭飲食を繰り返したとして逮捕された台湾出身のインフルエンサーペイ・チャン(34)(Instagramより)
《支払いの代わりに性的サービスを提案》米・美しすぎる台湾出身の“食い逃げ犯”、高級店で無銭飲食を繰り返す 「美食家インフルエンサー」の“手口”【1か月で5回の逮捕】
NEWSポストセブン
温泉モデルとして混浴温泉を推しているしずかちゃん(左はイメージ/Getty Images)
「自然の一部になれる」温泉モデル・しずかちゃんが“混浴温泉”を残すべく活動を続ける理由「最初はカップルや夫婦で行くことをオススメします」
NEWSポストセブン
宮城県栗原市でクマと戦い生き残った秋田犬「テツ」(左の写真はサンプルです)
《熊と戦った秋田犬の壮絶な闘い》「愛犬が背中からダラダラと流血…」飼い主が語る緊迫の瞬間「扉を開けるとクマが1秒でこちらに飛びかかってきた」
NEWSポストセブン
高市早苗総理の”台湾有事発言”をめぐり、日中関係が冷え込んでいる(時事通信フォト)
【中国人観光客減少への本音】「高市さんはもう少し言い方を考えて」vs.「正直このまま来なくていい」消えた訪日客に浅草の人々が賛否、着物レンタル業者は“売上2〜3割減”見込みも
NEWSポストセブン
全米の注目を集めたドジャース・山本由伸と、愛犬のカルロス(左/時事通信フォト、右/Instagramより)
《ハイブラ好きとのギャップ》山本由伸の母・由美さん思いな素顔…愛犬・カルロスを「シェルターで一緒に購入」 大阪時代は2人で庶民派焼肉へ…「イライラしている姿を見たことがない “純粋”な人柄とは
NEWSポストセブン
真美子さんの帰国予定は(時事通信フォト)
《年末か来春か…大谷翔平の帰国タイミング予測》真美子さんを日本で待つ「大切な存在」、WBCで久々の帰省の可能性も 
NEWSポストセブン
シェントーン寺院を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月21日、撮影/横田紋子)
《ラオスご訪問で“お似合い”と絶賛の声》「すてきで何回もみちゃう」愛子さま、メンズライクなパンツスーツから一転 “定番色”ピンクの民族衣装をお召しに
NEWSポストセブン
インドネシア人のレインハルト・シナガ受刑者(グレーター・マンチェスター警察HPより)
「2年間で136人の被害者」「犯行中の映像が3TB押収」イギリス史上最悪の“レイプ犯”、 地獄の刑務所生活で暴力に遭い「本国送還」求める【殺人以外で異例の“終身刑”】
NEWSポストセブン
“マエケン”こと前田健太投手(Instagramより)
“関東球団は諦めた”去就が注目される前田健太投手が“心変わり”か…元女子アナ妻との「家族愛」と「活躍の機会」の狭間で
NEWSポストセブン