国内

小室文書 遺族年金不正受給疑惑など都合の悪いことは書かれていない

小室圭氏の意思は変わっていない(2017年9月、東京・港区。写真/JMPA)

小室さんの意思は変わっていない(2017年9月、東京・港区。撮影/JMPA)

 秋篠宮家の長女・眞子さまの婚約内定者である小室圭さんは4月8日、全28ページに及ぶ文書を発表した。結婚の障壁となっている母・佳代さんと元婚約者Aさんとの借金トラブル解決に向け、動きを見せたのだ。文書によると、佳代さんとAさんの結婚に向けた話し合いの中で、Aさんは《保険に入っているので自分に何かあっても当面は路頭に迷うようなことはありません、安心してください》と伝えたという。

 いずれ夫婦になるとはいえ、結婚前に“保険があるから路頭に迷う心配はない”という会話をするカップルはどれほどいるだろうか。皇室記者の解説。

「佳代さんは、Aさんと結婚するまでの計画を 『プランニング』と称し、お金にまつわる条件をAさんに要求していました。そのうちの1つが『生命保険』だったのです」

 佳代さんは2010年9月初旬にAさんと婚約した。同時期、次のようなメールを送ったという。

「パピー(編集部注・Aさん)の生命保険の受取人を私にして下さる事」

 かなり露骨なお願いである。

「生命保険に関しては、メールを読む限り、Aさんから申し出たのではなく、佳代さんが主導していたものでしょう。結局、佳代さんはメールの2か月後に、Aさんの生命保険の受取人となりました。ところが、保険証書を見るなり“死亡時の生命保険金額が500万円じゃ少ない!”とAさんに電話をかけたそうです」(前出・皇室記者)

『週刊文春』(2020年12月17日号)には佳代さんからAさんに送られた、こんなメールが掲載されている。

「私は主人の年金を受け取っている間は(Aさんと)内縁の関係にはなれません。(中略)ですので私達の事実婚はなるべくどなたにも知られたくないのです。万が一どなたかが役所に告発すると最悪の事態になりかねません」

 佳代さんは、地方公務員だった夫・敏勝さん(享年38)を2002年に亡くしたので、相当額の遺族年金を受け取っているとされる。だが、夫と死別したのち、新しいパートナーと再婚したり、事実婚でも生計を一にしている実態があれば、役所にそれを申告して遺族年金の受給資格をストップさせなければならない。そうでないと、不正受給が疑われることになる。

「だからこそ、佳代さんはAさんに“事実婚をバラさないで”と工作を持ちかけたわけです。今回の文書では、小室家にとって都合のいい部分はふんだんに書いてありますが、そうした遺族年金の不正受給のように都合の悪いことは、どこにも書いていないのです」(前出・皇室記者)

※女性セブン2021年4月29日号

関連記事

トピックス

割れた窓ガラス
「『ドン!』といきなり大きく速い揺れ」「3.11より怖かった」青森震度6強でドンキは休業・ツリー散乱・バリバリに割れたガラス…取材班が見た「現地のリアル」【青森県東方沖地震】
NEWSポストセブン
前橋市議会で退職が認められ、報道陣の取材に応じる小川晶市長(時事通信フォト)
《前橋・ラブホ通い詰め問題》「これは小川晶前市長の遺言」市幹部男性X氏が停職6か月で依願退職へ、市長選へ向け自民に危機感「いまも想像以上に小川さん支持が強い」
NEWSポストセブン
3年前に離婚していた穴井夕子とプロゴルァーの横田真一選手(Instagram/時事通信フォト)
《ゴルフ・横田真一プロと2年前に離婚》穴井夕子が明かしていた「夫婦ゲンカ中の夫への不満」と“家庭内別居”
NEWSポストセブン
二刀流かDHか、先発かリリーフか?
【大谷翔平のWBCでの“起用法”どれが正解か?】安全策なら「日本ラウンド出場せず、決勝ラウンドのみDHで出場」、WBCが「オープン戦での調整登板の代わり」になる可能性も
週刊ポスト
高市首相の発言で中国がエスカレート(時事通信フォト)
【中国軍機がレーダー照射も】高市発言で中国がエスカレート アメリカのスタンスは? 「曖昧戦略は終焉」「日米台で連携強化」の指摘も
NEWSポストセブン
テレビ復帰は困難との見方も強い国分太一(時事通信フォト)
元TOKIO・国分太一、地上波復帰は困難でもキャンプ趣味を活かしてYouTubeで復帰するシナリオも 「参戦すればキャンプYouTuberの人気の構図が一変する可能性」
週刊ポスト
世代交代へ(元横綱・大乃国)
《熾烈な相撲協会理事選》元横綱・大乃国の芝田山親方が勇退で八角理事長“一強体制”へ 2年先を見据えた次期理事長をめぐる争いも激化へ
週刊ポスト
2011年に放送が開始された『ヒルナンデス!!』(HPより/時事通信フォト)
《日テレ広報が回答》ナンチャン続投『ヒルナンデス!』打ち切り報道を完全否定「終了の予定ない」、終了説を一蹴した日テレの“ウラ事情”
NEWSポストセブン
青森県東方沖地震を受けての中国の反応は…(時事通信フォト)
《完全な失敗に終わるに違いない》最大震度6強・青森県東方沖地震、発生後の「在日中国大使館」公式Xでのポスト内容が波紋拡げる、注目される台湾総統の“対照的な対応”
NEWSポストセブン
安福久美子容疑者(69)の高場悟さんに対する”執着”が事件につながった(左:共同通信)
《名古屋主婦殺害》「あの時は振ってごめんねって会話ができるかなと…」安福久美子容疑者が美奈子さんを“土曜の昼”に襲撃したワケ…夫・悟さんが語っていた「離婚と養育費の話」
NEWSポストセブン
《悠仁さまとの差》宮内庁ホームページ“愛子内親王殿下のご活動”の項目開設に「なぜこんなに遅れたのか」の疑問 皇室記者は「当主の意向が反映されるとされます」
《悠仁さまとの差》宮内庁ホームページ“愛子内親王殿下のご活動”の項目開設に「なぜこんなに遅れたのか」の疑問 皇室記者は「当主の意向が反映されるとされます」
週刊ポスト
優勝パレードでは終始寄り添っていた真美子夫人と大谷翔平選手(キルステン・ワトソンさんのInstagramより)
《大谷翔平がWBC出場表明》真美子さん、佐々木朗希の妻にアドバイスか「東京ラウンドのタイミングで顔出ししてみたら?」 日本での“奥様会デビュー”計画
女性セブン