そんな彼らの姿を見ながら、錦織一清、植草克秀、東山紀之の少年隊は着々とダンスの技術を高め、1985年12月12日に『仮面舞踏会』でデビュー。オリコン1位を獲得し、翌年には近藤と同じく最優秀新人賞をいくつも受賞し、紅白にも選ばれた。

 アクロバットな踊りは、ジャニーズの歴史の中でも群を抜いていた。2019年9月4日放送の『TOKIOカケル』(フジテレビ系)では、TOKIO国分太一が、ジャニー喜多川氏に「最強のグループは?」と聞いた時、「少年隊」と即答したことを明かしている。しかし、少年隊は2008年の『PLAYZONE』を最後に3人での活動はなくなり、2020年限りで錦織一清と植草克秀が退所。グループ名は残るものの、実質的には解散状態となっている。名実ともにジャニーズ事務所No.1グループだったにもかかわらず、少年隊の引き際に寂しさを感じたファンも多かっただろう。

溢れ出た“積み重なった思い”

「ジャニーズの中では、やはり近藤真彦という存在が大きかったのでしょう。マッチは1980年、少年隊は1985年にデビューしているから、アニバーサリーイヤーが被ってしまう。V6は1995年デビューですが、ファン層の年齢が違うので影響は受けなかった。少年隊の場合、20周年の2005年はマッチのディナーショーにゲスト出演したが、3人のライブツアーはなかった。

 25周年も30周年もメンバーが揃うことは叶わず、そして35周年の昨年、ついに2人が退所し、グループ活動に一旦の区切りをつけた。ベスト盤などは発売されましたが、ライブもテレビ出演の場もなかった。その年には、マッチの40周年という大イベントもありましたからね」

 昨年の近藤の40周年ツアーは、新型コロナウイルスの影響で大半が延期に。12月11、12日には東京・渋谷で記念ライブを予定していたが、11月に『週刊文春』で不倫を報じられて活動自粛となったため、複数のテレビ出演も含め、取りやめとなった。

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