国内

小室圭さん、現状維持がベスト? 婚約内定者であり続けるメリット

小室圭氏は

婚約者であることにメリットが?(写真/時事通信社)

 秋篠宮家長女・眞子さまと婚約内定者の小室圭さんの“恋の行方”に重大な影響を与えるかもしれない動きがあった。これまで遅々として進まなかった男系、女系天皇に関する議論について、注目すべき発言が登場したのだ。

「男系、女系(天皇)の両方が憲法において含まれる」。加藤勝信官房長官が6月2日、皇位継承を定めた憲法2条の「世襲」について、こう見解を述べた。皇室典範では皇位継承資格を男系男子に限定していることにも触れ、「慎重かつ丁寧に検討を行う必要があるというのが政府の一貫した姿勢だ」と強調した。

 この発言を機に、安定的な皇位継承策、ひいては女性宮家創設における議論に弾みがつく可能性がある。女性宮家の「当事者」である秋篠宮家長女の眞子さまは、この動きにどんな思いを抱かれているだろうか。

 近頃、眞子さまは小室さんとのご結婚問題において、“小室家のブレーン”として活躍されている。4月に小室さんが金銭トラブルについて説明した文書を発表した際には、秋篠宮家側近の皇嗣職大夫が「眞子さまのご意向が大きかった」と発言。眞子さまが小室家の金銭トラブルの対応を主導されていることが示された。

「眞子さまは“30才までの結婚を意識されている”と聞きます。ですから、『10月結婚』を視野に、6月中にそれまでのスケジュールを発表される算段だったのでしょう。そのため、眞子さまが“介入”された文書を発表し、トラブルに区切りをつけるおつもりだったのではないでしょうか」(皇室記者)

 ところが、小室家側の想定に反して、国民の反応は冷ややかだった。

「文書発表から4日後には『解決金を渡す』との姿勢を示したものの、批判がやむことはありませんでした。しかも、それ以降は解決金の交渉も進んでいないようですから、小室家側の“逃げ腰”の姿勢にさらなる批判が生まれている状況です」(皇室ジャーナリスト)

 このままでは、小室家の問題をきっかけに、皇室全体が信頼を失う事態に発展しかねない──そんな懸念を持つ宮内庁にとって、「10月結婚」は願ってもないことだったという。

「今年は12月に愛子さまがご成年される年。本来、そのことが大きく取り上げられるべきですが、実際は眞子さまのご結婚問題ばかりが耳目を集めています。これ以上問題が長引くことが皇室全体に与える影響は計り知れず、“ここまで来たら、結婚という形で終止符を打つのも致し方ない”という見方も増えてきていました」(宮内庁関係者)

 だが、いまは結婚のスケジュールを発表できるような状況ではないだろう。前出の宮内庁関係者は肩を落とす。

「『国民の祝福』とは程遠い現状ですから、『納采の儀』を経た通常の結婚は難しい。儀式の際に小室家が立てる『使者』が決まらないという、当初から懸念されていた問題も残っています。結婚に誰もゴーサインを出すことはできない一方で、眞子さまは一歩も引かないご覚悟でいらっしゃる。ずるずると現状維持が続き、長期間にわたり“泥沼化”していく可能性が高まってきました」

 しかし、この“泥沼化”こそが、小室さんにとって望んだ状況だという声もある。

関連記事

トピックス

球種構成に明らかな変化が(時事通信フォト)
大谷翔平の前半戦の投球「直球が6割超」で見えた“最強の進化”、しかしメジャーでは“フォーシームが決め球”の選手はおらず、組み立てを試行錯誤している段階か
週刊ポスト
参議院選挙に向けてある動きが起こっている(時事通信フォト)
《“参政党ブーム”で割れる歌舞伎町》「俺は彼らに賭けますよ」(ホスト)vs.「トー横の希望と参政党は真逆の存在」(トー横キッズ)取材で見えた若者のリアルな政治意識とは
NEWSポストセブン
ベビーシッターに加えてチャイルドマインダーの資格も取得(横澤夏子公式インスタグラムより)
芸人・横澤夏子の「婚活」で学んだ“ママの人間関係構築術”「スーパー&パークを話のタネに」「LINE IDは減るもんじゃない」
NEWSポストセブン
LINEヤフー現役社員の木村絵里子さん
LINEヤフー現役社員がグラビア挑戦で美しいカラダを披露「上司や同僚も応援してくれています」
NEWSポストセブン
モンゴル滞在を終えて帰国された雅子さま(撮影/JMPA)
雅子さま、戦後80年の“かつてないほどの公務の連続”で体調は極限に近い状態か 夏の3度の静養に愛子さまが同行、スケジュールは美智子さまへの配慮も 
女性セブン
場所前には苦悩も明かしていた新横綱・大の里
新横綱・大の里、場所前に明かしていた苦悩と覚悟 苦手の名古屋場所は「唯一無二の横綱」への起点場所となるか
週刊ポスト
医療的ケア児の娘を殺害した母親の公判が行われた(左はイメージ/Getty、右は福岡地裁)
24時間介護が必要な「医療的ケア児の娘」を殺害…無理心中を計った母親の“心の線”を切った「夫の何気ない言葉」【判決・執行猶予付き懲役3年】
NEWSポストセブン
近況について語った渡邊渚さん(撮影/西條彰仁)
渡邊渚さんが綴る自身の「健康状態」の変化 PTSD発症から2年が経ち「生きることを選択できるようになってきた」
NEWSポストセブン
昨年12月23日、福島県喜多方市の山間部にある民家にクマが出現した(写真はイメージです)
《またもクレーム殺到》「クマを殺すな」「クマがいる土地に人間が住んでるんだ!」ヒグマ駆除後に北海道の役場に電話相次ぐ…猟友会は「ヒグマの肉食化が進んでいる」と警鐘
NEWSポストセブン
レッドカーペットを彩った真美子さんのピアス(時事通信)
《価格は6万9300円》真美子さんがレッドカーペットで披露した“個性的なピアス”はLAデザイナーのハンドメイド品! セレクトショップ店員が驚きの声「どこで見つけてくれたのか…」【大谷翔平と手繋ぎ登壇】
NEWSポストセブン
竹内朋香さん(左)と山下市郎容疑者(左写真は飲食店紹介サイトより。現在は削除済み)
《浜松ガールズバー殺人》被害者・竹内朋香さん(27)の夫の慟哭「妻はとばっちりを受けただけ」「常連の客に自分の家族が殺されるなんて思うかよ」
週刊ポスト
真美子さん着用のピアスを製作したジュエリー工房の経営者が語った「驚きと喜び」
《真美子さん着用で話題》“個性的なピアス”を手がけたLAデザイナーの共同経営者が語った“驚きと興奮”「子どもの頃からドジャースファンで…」【大谷翔平と手繋ぎでレッドカーペット】
NEWSポストセブン