芸能

「彼女の威力、とんでもない」ドラマ2本同時出演・芳根京子に絶賛の声

どんな役柄でも見事に演じきる(2020年、映画『記憶屋』のイベントに登壇した芳根京子)

どんな役柄でも見事に演じきる(2020年、映画『記憶屋』のイベントに登壇した芳根京子)

 ひとつのドラマに主要な役どころで出演するとなれば当然、俳優はその作品の撮影を中心としたスケジュールを組まなくてはならない。同じクールで複数の作品に出演する場合は、日程が多忙を極めることになるわけだが、それだけオファーが多いという「高評価の証」でもある。今クールでいえば、『コントが始まる』(日本テレビ系)、『半径5メートル』(NHK)の2作品に出演する芳根京子(24)がいる。

『コントが始まる』は、売れないお笑いトリオ「マクベス」とその周囲の人たちが織りなす物語で、芳根はトリオの一員である仲野大賀演じる潤平の彼女・奈津美役で出演。芸人を辞めて実家の酒屋を継ごうとするなかで様々な葛藤を抱える潤平に対し、大手製薬会社で働く多忙な身でありながら献身的な気遣いを見せる役柄を好演している。誕生日にサプライズでプレゼントを渡そうとしたものの失敗に終わって落ち込む潤平を“逆サプライズ”で驚かせ、元気づけようとしたシーン(5月22日放送の第6話)には、ネット上で「理想の彼女すぎる!」「ひたすらに尊かった……」といった称賛の声があがった。

 2016年放送開始の朝ドラ『べっぴんさん』でヒロインに抜擢され、完全に全国区の知名度になった芳根の魅力について、アイドル研究家の北川昌弘氏はこう語る。

「朝ドラの主演が決まる前から、オーディションに芳根京子が現われたら最後、誰も勝ち目がないということで“オーディション荒らし”と呼ばれたこともあるほどの実力派です。テレビに出始めた頃から、かなり注目を集めていた印象があります。やはりなんといっても、前向きでハツラツとしたキャラクターがピタっとハマるところが彼女の一番の魅力と言えるでしょう。生命力に満ちた明るい役を演じる時の威力はとんでもない」

 主演を務める『半径5メートル』では、まさに芳根の魅力が存分に発揮される役柄とも言える「必死に頑張る若手週刊誌編集者」である風未香役を熱演する。ミスを繰り返しながらも一人前の編集者を目指して前向きに奔走する芳根の姿に、視聴者は笑いも誘われつつ、思わず両手を握りしめて「頑張れ」と応援したくなる。

「週刊誌の記者や編集者の役は、過去に他の女優さんも演じていますが、今回の作品のように一生懸命だけどドジる時はしっかりドジり、それでも負けずに立ち上がる役はまさに芳根京子にぴったりですね。彼女の良さを制作側がしっかり理解していると感じます」(前出・北川氏)

 今後、芳根はどんな女優に進化していくのか。期待を込めて、前出・北川氏は話す。

関連記事

トピックス

大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
羽生結弦の元妻・末延麻裕子がテレビ出演
《離婚後初めて》羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんがTV生出演 饒舌なトークを披露も唯一口を閉ざした話題
女性セブン
古手川祐子
《独占》事実上の“引退状態”にある古手川祐子、娘が語る“意外な今”「気力も体力も衰えてしまったみたいで…」
女性セブン
「What's up? Coachella!」約7分間、圧巻のパフォーマンスで観客を魅了(写真/GettyImages)
Number_iが世界最大級の野外フェス「コーチェラ」で海外初公演を実現 約7分間、圧巻のパフォーマンスで観客を魅了
女性セブン
《家族と歩んだ優しき元横綱》曙太郎さん、人生最大の転機は格闘家転身ではなく、結婚だった 今際の言葉は妻への「アイラブユー」
《家族と歩んだ優しき元横綱》曙太郎さん、人生最大の転機は格闘家転身ではなく、結婚だった 今際の言葉は妻への「アイラブユー」
女性セブン
天皇皇后両陛下、震災後2度目の石川県ご訪問 被災者に寄り添う温かいまなざしに涙を浮かべる住民も
天皇皇后両陛下、震災後2度目の石川県ご訪問 被災者に寄り添う温かいまなざしに涙を浮かべる住民も
女性セブン
今年の1月に50歳を迎えた高橋由美子
《高橋由美子が“抱えられて大泥酔”した歌舞伎町の夜》元正統派アイドルがしなだれ「はしご酒場放浪11時間」介抱する男
NEWSポストセブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
STAP細胞騒動から10年
【全文公開】STAP細胞騒動の小保方晴子さん、昨年ひそかに結婚していた お相手は同い年の「最大の理解者」
女性セブン
年商25億円の宮崎麗果さん。1台のパソコンからスタート。  きっかけはシングルマザーになって「この子達を食べさせなくちゃ」
年商25億円の宮崎麗果さん。1台のパソコンからスタート。 きっかけはシングルマザーになって「この子達を食べさせなくちゃ」
NEWSポストセブン
大谷翔平を待ち受ける試練(Getty Images)
【全文公開】大谷翔平、ハワイで計画する25億円リゾート別荘は“規格外” 不動産売買を目的とした会社「デコピン社」の役員欄には真美子さんの名前なし
女性セブン
逮捕された十枝内容疑者
《青森県七戸町で死体遺棄》愛車は「赤いチェイサー」逮捕の運送会社代表、親戚で愛人関係にある女性らと元従業員を……近隣住民が感じた「殺意」
NEWSポストセブン