これまでのシーズンでは、定期的に飲み会を開いたり、現場に差し入れをするなど、座長として共演者やスタッフをねぎらってきた天海。
「パンとハム、野菜の具材を用意して、サンドイッチを作れるようにした『天海ベーカリー』は大人気でした。ヘルシー志向を意識したのか、お酢が置かれていたこともあります。キャストも健康が気になる年頃の人が多いので、この気遣いにはみんな感心していました」(前出・テレビ局関係者)
しかし、いまはコロナ禍で衛生管理が厳重になり、飲食の差し入れは“封印”状態だという。そうした事情からか、天海は差し入れに意外なものを選んでいた。
「ドラマのスタッフ、キャスト全員に『ワークマン』のTシャツをプレゼントしてくれたんです。汗がすぐに乾くスポーツタイプのもので、背中には『KINTORI』とプリントされていました」(前出・テレビ局関係者)
このTシャツは取材会の日、スタッフがお揃いで着ていたものだ。「ワークマン」は作業着や安全靴など、工事や土木のプロ向け商品の販売店だ。しかし、近年では女性向けの商品やアウトドアウエアなども展開し、店舗数を急増させている。
「ドラマの撮影現場は、照明の影響で室温が高く、さらにいまはマスクやフェイスシールドをつけて撮影をしなければならないため、スタッフはみんな汗だくなんです。そんな事情を知って、機能性の高いものを探してくださったのでしょう。天海さんの気遣いに涙が出るほど感動したスタッフもいました」(ドラマ関係者)
ドラマ中で、真壁が犯人に告げる決めぜりふは、「マル裸にしてやるわ」。粋な贈り物で、“ハートをマル裸”にされる人が今後も続出しそうだ。
※女性セブン2021年7月29日・8月5日号