4年越しに、結婚が実現しようとしている(時事通信フォト)

4年越しに、結婚が実現しようとしている(時事通信フォト)

「眞子さまご自身は、皇室を離れればすぐに“一般人”になれるとお考えなのかもしれませんが、それは理想であって、現実は違います。

 たしかに、皇族ではなくなるのでご公務などはなくなります。ただ、仮に渡米されるとしても、皇族方はそもそもパスポートをお持ちではない。これまでは、その都度、外務省が特別に発行していたので、今後も外務省がかかわらざるを得ないでしょう。加えて、お住まいになるのであれば、現地の大使館や領事館は現地の市警に協力を要請する形で眞子さまの生活をフォローすることになるでしょう。

 とにかく、何をされるにも、しばらくは周囲がかかわらざるを得ないのが『元皇族』というお立場なのです」(別の皇室ジャーナリスト)

 金銭面の不安も募る。

「『元皇族』というお立場にある以上、海外ではテロの対象にもなりかねず、お住まいのセキュリティーが万全であることは必須です。ですが、仮に小室さんが就職されたとしても、万全なセキュリティーを維持し、元皇族として“相応の生活”をされる費用を賄い続けられるでしょうか。

 結局、眞子さまが拒否されたとしても、金銭的な援助を絶対にせざるを得ないのです。たとえ本人が拒否しても、皇室経済会議は1億円以上の結婚一時金の支払いを決めるでしょう」(前出・別の皇室ジャーナリスト)

 眞子さまは国民感情を考え、受け取った一時金を全額寄付される可能性もある。

「もしそのような選択をされたとしても、まったく金銭的な支援がされないというのはあり得ません。どのような形であるのかは明らかにされずとも、秘密裏にお金が回ることはもはや明白でしょう。

 結婚が延期される前、納采の儀の準備の中で、本来は小室家が準備するべきものの費用を秋篠宮家側が用立てたことがあったそうです。小室家は今後もそのように、皇室側からサポートを受け続けていくわけです。そんな中で小室さんが“何もいらない”と伝えていることに、政府関係者は白々しさを感じているのが実情です」(別の官邸関係者)

“日本の内親王のフィアンセ”として全米有数のセレブ大学にVIP待遇で留学し、ニューヨーク州の弁護士資格まで取得。さらに、眞子さまと結婚すれば今後も経済的な生活の心配は何もいらない──そしてすべてが小室さんの思い通りになった、ということなのだろう。

※女性セブン2021年8月19・26日号

婚約を進めるのか…

結婚問題はどのように着地するのか(写真/共同通信社)

フォーダム大学での小室さん

フォーダム大学での小室さん

フォーダム大学時代、教授とランチをとる小室さん

フォーダム大学時代、教授とランチをとる小室さん

これで国民が祝福できる状況になるか

佳代さんは目立つオシャレな服装で外出することも(2020年5月)

香淳皇后例祭では姉妹揃ってお出ましされた(6月16日、東京・八王子市)

気品あふれる眞子さまと佳子さま(2020年6月、東京・八王子市。写真/JMPA)

眞子さまと佳子さまとチェキ

チェキで自撮りされる眞子さまと佳子さま(2020年10月6日。東京・港区 写真/宮内庁提供)

関連記事

トピックス

ラオスへの公式訪問を終えた愛子さま(2025年11月、ラオス。撮影/横田紋子)
《愛子さまがラオスを訪問》熱心なご準備の成果が発揮された、国家主席への“とっさの回答” 自然体で飾らぬ姿は現地の人々の感動を呼んだ 
女性セブン
夜の街にも”台湾有事発言”の煽りが...?(時事通信フォト)
《“訪日控え”で夜の街も大ピンチ?》上野の高級チャイナパブに波及する高市発言の影響「ボトルは『山崎』、20万〜30万円の会計はざら」「お金持ち中国人は余裕があって安心」
NEWSポストセブン
大谷と真美子さんを支える「絶対的味方」の存在とは
《ドッグフードビジネスを展開していた》大谷翔平のファミリー財団に“協力するはずだった人物”…真美子さんとも仲良く観戦の過去、現在は“動向がわからない”
NEWSポストセブン
東京デフリンピックの水泳競技を観戦された天皇皇后両陛下と長女・愛子さま(2025年11月25日、撮影/JMPA)
《手話で応援も》天皇ご一家の観戦コーデ 雅子さまはワインレッド、愛子さまはペールピンク 定番カラーでも統一感がある理由
NEWSポストセブン
山上徹也被告(共同通信社)
「金の無心をする時にのみ連絡」「断ると腕にしがみついて…」山上徹也被告の妹が証言した“母へのリアルな感情”と“家庭への絶望”【安倍元首相銃撃事件・公判】
NEWSポストセブン
被害者の女性と”関係のもつれ”があったのか...
《赤坂ライブハウス殺人未遂》「長男としてのプレッシャーもあったのかも」陸上自衛官・大津陽一郎容疑者の “恵まれた生育環境”、不倫が信じられない「家族仲のよさ」
NEWSポストセブン
11月24日0時半ごろ、東京都足立区梅島の国道でひき逃げ事故が発生した(読者提供)
《足立暴走男の母親が涙の謝罪》「医師から運転を止められていた」母が語った“事件の背景\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\"とは
NEWSポストセブン
大谷翔平が次のWBC出場へ 真美子さんの帰国は実現するのか(左・時事通信フォト)
《大谷翔平選手交えたLINEグループでやりとりも》真美子さん、産後対面できていないラガーマン兄は九州に…日本帰国のタイミングは
NEWSポストセブン
11月24日0時半ごろ、東京都足立区梅島の国道でひき逃げ事故が発生した(現場写真/読者提供)
【“分厚い黒ジャケット男” の映像入手】「AED持ってきて!」2人死亡・足立暴走男が犯行直前に見せた“奇妙な”行動
NEWSポストセブン
高市早苗首相の「台湾有事」発言以降、日中関係の悪化が止まらない(時事通信フォト)
「現地の中国人たちは冷めて見ている人がほとんど」日中関係に緊張高まるも…日本人駐在員が明かしたリアルな反応
NEWSポストセブン
10月22日、殺人未遂の疑いで東京都練馬区の国家公務員・大津陽一郎容疑者(43)が逮捕された(時事通信フォト/共同通信)
《赤坂ライブハウス刺傷》「2~3日帰らないときもあったみたいだけど…」家族思いの妻子もち自衛官がなぜ”待ち伏せ犯行”…、親族が語る容疑者の人物像とは
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 習近平をつけ上がらせた「12人の媚中政治家」ほか
「週刊ポスト」本日発売! 習近平をつけ上がらせた「12人の媚中政治家」ほか
NEWSポストセブン