「小室さんは、留学前に『パラリーガル』として勤務していた日本の法律事務所から、“留学を終えたらここで働くことを前提”に、年間数百万円のサポートを受けてきました。これまでの支援の総額は1000万円を超えるともいわれています。ところが、アメリカで就職するというのですから、その約束は反故になったのでしょう」(皇室記者)
小室さんは今後、生活の拠点をアメリカに置こうと考えているという。では、「お相手」の眞子さまはどうされるのか。
「眞子さまも日本を離れ、小室さんとともにアメリカで生活されたいとお考えなのでしょう。小室家の金銭トラブルでも対策を主導された眞子さまですから、小室さんのアメリカでの就職も、眞子さまのご意向かもしれません。皇族だった方が海外に住まわれるハードルは決して低くありませんが、眞子さまからはそれほどの強いご覚悟を感じます」(前出・宮内庁関係者)
「将来の天皇」の姉である眞子さまのご結婚は、国民にとって大きな関心事だ。それだけに、政府はさまざまなルートで眞子さまと小室さんの意向を調査してきたという。
「菅義偉総理率いる官邸は、東京五輪閉幕後、国民の関心が高い『女性宮家の創設』に着手しようと考えているようです。ですが、女性宮家の当事者である眞子さまのご結婚問題が、議論を足踏みさせている感は否めません。
裏を返せば、眞子さまのご結婚が着地すれば、議論が大きく進む可能性があります。ですから、この秋には議論を進められるよう、官邸は水面下で宮内庁を通じて眞子さまの周辺にヒアリングを重ねてきました」(官邸関係者)
だが、調査を重ねるたびに浮かんでくるのは「是が非でも結婚したい」という眞子さまのご意志だったという。
「“地位も名誉も、1億5000万円の一時金もいりません。儀式も必要ありません。だから、どうか結婚だけは認めてほしい”というのが、眞子さまのご希望のようでした」(前出・官邸関係者)
また、小室さんも眞子さまのご意向を受けてなのか、「結婚にあたっては何も必要ない」という希望を伝えていたという。
「一時金を拒否」でも支援してもらえる
官邸側は東京五輪後、小室さんの就職に目処が付いた段階で眞子さまとの結婚を発表できるよう、準備を進めてきたようだ。
「『結婚は生きていくために必要な選択』と言い切られるほどに、眞子さまのご覚悟は相当なものです。国民の批判の中にありながら、それだけ強くお気持ちを示された眞子さまは、もはや秋篠宮ご夫妻であっても止めることはできない状況です。政府はもう、“いかに穏便に結婚を進めるか”という考え方にシフトしているようです」(前出・官邸関係者)
とはいえ、眞子さまがいくら“小室さんと結婚できれば、ほかに何もいらない”と主張されても、官邸としても、宮内庁としてもそうはいかない。