公立の躍進、名門私立の現役進学率は?

 公立の躍進が目立ち、8位/高志(福井)、11位/水戸第一(茨城)、12位/浦和・県立(埼玉)、13位/明和(愛知)、17位/西京(京都)と続く。いろいろな自治体の学校が入っていることを見ても、全国的に公立校の躍進が読み取れる。

 この中で公立一貫校は高志と西京だ。水戸第一も一貫校となったが、一貫生はまだ卒業していない。公立高というと、昔は「4年制高校」などと言われ、浪人するのが当たり前のようにいわれた時もあった。しかし、改革を重ねて成果を出してきている。かつては現役合格に強い中高一貫校と言われたが、それが崩れ始めているともいえよう。

 3位は西大和学園(奈良)の6.3ポイントアップ、4位は洛星(京都)の6.0、5位は武蔵・私立(東京)の5.9の順で、いずれも私立の中高一貫校だ。

 表中、東大、京大にもっとも現役進学者が多く、現役進学率が高かったのが10位の灘で、44.4%だった。現役進学者数は東大75人、京大21人、合計96人だ。

 東大合格者数及び現役合格者数ともにトップの開成(東京)は、東大+京大現役進学者数は110人で、現役進学率は28.2%だった。京大合格者数及び現役合格者数トップの北野(大阪)は65人で、現役進学率は20.8%だった。

関連記事

トピックス

NHK中川安奈アナウンサー(本人のインスタグラムより)
《広島局に突如登場》“けしからんインスタ”の中川安奈アナ、写真投稿に異変 社員からは「どうしたの?」の声
NEWSポストセブン
カラオケ大会を開催した中条きよし・維新参院議員
中条きよし・維新参院議員 芸能活動引退のはずが「カラオケ大会」で“おひねり営業”の現場
NEWSポストセブン
コーチェラの出演を終え、「すごく刺激なりました。最高でした!」とコメントした平野
コーチェラ出演のNumber_i、現地音楽関係者は驚きの称賛で「世界進出は思ったより早く進む」の声 ロスの空港では大勢のファンに神対応も
女性セブン
文房具店「Paper Plant」内で取材を受けてくれたフリーディアさん
《タレント・元こずえ鈴が華麗なる転身》LA在住「ドジャー・スタジアム」近隣でショップ経営「大谷選手の入団後はお客さんがたくさん来るようになりました」
NEWSポストセブン
元通訳の水谷氏には追起訴の可能性も出てきた
【明らかになった水原一平容疑者の手口】大谷翔平の口座を第三者の目が及ばないように工作か 仲介した仕事でのピンハネ疑惑も
女性セブン
襲撃翌日には、大分で参院補選の応援演説に立った(時事通信フォト)
「犯人は黙秘」「動機は不明」の岸田首相襲撃テロから1年 各県警に「専門部署」新設、警備強化で「選挙演説のスキ」は埋められるのか
NEWSポストセブン
歌う中森明菜
《独占告白》中森明菜と“36年絶縁”の実兄が語る「家族断絶」とエール、「いまこそ伝えたいことが山ほどある」
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
羽生結弦の元妻・末延麻裕子がテレビ出演
《離婚後初めて》羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんがTV生出演 饒舌なトークを披露も唯一口を閉ざした話題
女性セブン
古手川祐子
《独占》事実上の“引退状態”にある古手川祐子、娘が語る“意外な今”「気力も体力も衰えてしまったみたいで…」
女性セブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
5月31日付でJTマーヴェラスから退部となった吉原知子監督(時事通信フォト)
《女子バレー元日本代表主将が電撃退部の真相》「Vリーグ優勝5回」の功労者が「監督クビ」の背景と今後の去就
NEWSポストセブン