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HIKAKINが牽引、巨大化する「YouTuber市場」 背景に2つの変化

「ポストYouTuber」へ

 今年8月には、UUUM株式会社をはじめ39社(2021年8月4日現在)が参加するクリエイターエコノミー協会も正式に設立された。こうしたビジネスのあり方は今後ますます普及していくかもしれない。トップYouTuberとして走り続けるHIKAKINの活動にも変化が訪れるだろうか。天野氏が続ける。

「今後クリエイターエコノミーが社会に浸透していくことを考えると、もしかしたらYouTuberというプラットフォームに根ざした呼び方は徐々に下火になっていくかもしれません。みんながどのサービスも使い分けることが当たり前になると、むしろそれを使っている人の方が主役になるわけです。例えば“インスタグラマー”という言い方は最近はあまり聞かなくなっていますよね。YouTuberもそれと同じような道を辿るのではないかと考えられます。

 HIKAKINさんは、今のところはYouTuberの代表格には違いないですし、やはりYouTubeを主戦場にはしています。ただ、もしかしたら今後はクリエイターエコノミーと関わるようなところで、HIKAKINさんという個人を起点にした様々なビジネスを展開していくようになるのかもしれません。YouTuber界の頂点にいるからこそ、ポストYouTuberの風景を率先して見せてくれるのではないかという期待感があります」

 情報環境の変化に応じて前進し続けてきたHIKAKINは、これからも活躍を止めないだろう。

◆取材・文/細田成嗣(HEW)

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