映画では監督のジャッキー氏(左)や昭和の大スター・林与一氏(右)らと共演する

会見では“義父”のジャッキー監督、母の河野景子さんとのプライベートの質問が相次いだ

「『男だけで話がしたい』ということでジャッキー監督と2人、会議室でお互いが思っていることについて語り合いました。監督は僕が世間から『コネで映画に出た』と批判されたり好奇の目に晒されたりするのではないかということを心配してくださっていたので、『慣れっこなので気にしないでください』と伝えました。その上で、どうせ出るなら『父や母との関係や複雑な生い立ちなどについて役柄に反映してもいいですよ』と言いました。

 ただ、ジャッキー監督は作品をまとめるにあたってはそうした話題作りのようなことはせず、『映画は僕の世界だから、安心して委ねてほしい。しがらみから守ります』と言ってくれました。僕はその気持ちに感謝して、『期待に応えられるよう、精一杯頑張ります』と伝えました」

景子さんから「大丈夫なの?」と電話が

 再婚相手と実の息子が監督と役者として“共演”することになり、複雑な立場になった母・河野景子さんとはどんな話をしたのか。

「僕からは何も相談していなかったのですが、先にジャッキー監督が話をしていたようで母からは電話がありました。『映画に出るなんて大丈夫なの?』と心配する内容だったので、一言『心配しないで』とだけ伝えました。映画出演に関して母と話したのはその電話1回きりです。僕は学生時代にバスケットボールをやっていたのですが、その試合の応援に来られるのが大の苦手だったんですよ(笑)。母はそんな僕の性格を知っているので、一度決めた後は何も言わずに任せてくれたのだと思います。

 以前からたまにジャッキー監督と母と一緒に食事をする機会はありましたが、そういう時は仕事の話は一切しません。母からすれば心配かも知れませんが、今回は監督と相談する時も母は関与させずに、男だけで話をしました。ですが出来上がった作品についてはぜひ母にも観てもらいたいですね」

 演技の仕事はこれが初めてというが、もともと興味を持っていたのか。

「『俳優になりたい』と思ったことはありませんが、芸能の世界にいると演技というのは身近なものだったので意識はしていた。漠然と興味はあったので、『もしオファーをいただけたら出てみたい』という思いはありました」

 信州・上田で行うロケは10月末から本格的に開始されるが、すでに「本読み(台本読み)」は始まっているという。演技指導や撮影の現場は「目からウロコの連続」だと語る。

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