国内

小室圭さんと小保方晴子さん 世間の注目を集めた会見から見える共通点

注目された小室圭氏・眞子さん会見と小保方氏の共通点は(写真/JMPA)

注目された小室圭氏の眞子さまとの結婚会見と小保方晴子氏の共通点は(26日午後の会見時。写真/JMPA)

 小室圭さんと眞子さんの記者会見は、圭さんが冒頭に「私は眞子さんを愛しています」と宣言したことが大きな注目を集めた。記者会見がこれほど国民的関心を集めるのは、「2014年4月に小保方晴子さんが開いた会見以来だ」とメディア関係者は口を揃える。小保方さんも「STAP細胞は、ありまぁす!」の一言が大きなインパクトを残したが、そのほかにも小室さんと小保方さんには共通点が多いと、両者の騒動を取材してきたフリージャーナリストは言う。

「小室さんは金銭トラブルに触れ、『解決に向けてできる限り対応したい』と述べた一方、『誹謗中傷が続いたことで、眞子さんが心身に不調を来したことを悲しく思う』『母も仕事を辞めざるを得ない事態にまで追い込まれ、身の危険を感じながら過ごしています』と語り、“トラブルに巻き込まれた被害者”の面を強調するような言い方が目立ちました。

 これは小保方さんの会見でも同じでした。STAP細胞論文に疑義が生じたことを詫びながら、『弁明の機会が与えられなかった』『大きな力に翻弄された』とやはり被害者意識が見受けられた。後に発表した『あの日』という手記では『私は業火に焼くつくされる無機物になった』とまで記しました。

 一方、両者の騒動には実際の被害者がいます。小室さんの騒動には金銭トラブルに見舞われた元婚約者のAさんが今も苦しんでおり、小保方さんの騒動では理化学研究所元副センター長が自ら命を絶ちました。ただ、2人ともその方々に申し訳ないと思う気持ちが少々、欠けているようにも感じました」

 共通点はそれだけではない。2人とも「目立ちたがり屋」に見え、騒動後もそれは変わった様子がないということだ。

「小室さんは学生時代、『海の王子』に応募して選ばれていますし、小保方さんはSTAP細胞論文を発表するとき、『割烹着』を着て話題を集めました。ともに騒動後はしばらく姿を見せませんでしたが、小室さんはアメリカから帰国する際にロン毛のポニーテール姿で国民を驚かせましたし、小保方さんも手記の出版後には週刊誌のグラビア企画にまで登場しています。本来なら要らぬ批判を避けるため、控えめにしようとするところをそうはしない。ともに自己顕示欲を強く感じました」(同前)

関連記事

トピックス

11月24日0時半ごろ、東京都足立区梅島の国道でひき逃げ事故が発生した(右/読者提供)
【足立区11人死傷】「ドーンという音で3メートル吹き飛んだ」“ブレーキ痕なき事故”の生々しい目撃談、28歳被害女性は「とても、とても親切な人だった」と同居人語る
NEWSポストセブン
愛子さま(写真/共同通信社)
《中国とASEAN諸国との関係に楔を打つ第一歩》愛子さま、初の海外公務「ラオス訪問」に秘められていた外交戦略
週刊ポスト
グラビア界の「きれいなお姉さん」として確固たる地位を固めた斉藤里奈
「グラビアに抵抗あり」でも初挑戦で「現場の熱量に驚愕」 元ミスマガ・斉藤里奈が努力でつかんだ「声のお仕事」
NEWSポストセブン
「アスレジャー」の服装でディズニーワールドを訪れた女性が物議に(時事通信フォト、TikTokより)
《米・ディズニーではトラブルに》公共の場で“タイトなレギンス”を普段使いする女性に賛否…“なぜ局部の形が丸見えな服を着るのか” 米セレブを中心にトレンド化する「アスレジャー」とは
NEWSポストセブン
日本体育大学は2026年正月2日・3日に78年連続78回目の箱根駅伝を走る(写真は2025年正月の復路ゴール。撮影/黒石あみ<小学館>)
箱根駅伝「78年連続」本戦出場を決めた日体大の“黄金期”を支えた名ランナー「大塚正美伝説」〈1〉「ちくしょう」と思った8区の区間記録は15年間破られなかった
週刊ポスト
「高市答弁」に関する大新聞の報じ方に疑問の声が噴出(時事通信フォト)
《消された「認定なら武力行使も」の文字》朝日新聞が高市首相答弁報道を“しれっと修正”疑惑 日中問題の火種になっても訂正記事を出さない姿勢に疑問噴出
週刊ポスト
地元コーヒーイベントで伊東市前市長・田久保真紀氏は何をしていたのか(時事通信フォト)
《シークレットゲストとして登場》伊東市前市長・田久保真紀氏、市長選出馬表明直後に地元コーヒーイベントで「田久保まきオリジナルブレンド」を“手売り”の思惑
週刊ポスト
ラオスへの公式訪問を終えた愛子さま(2025年11月、ラオス。撮影/横田紋子)
《愛子さまがラオスを訪問》熱心なご準備の成果が発揮された、国家主席への“とっさの回答” 自然体で飾らぬ姿は現地の人々の感動を呼んだ 
女性セブン
26日午後、香港の高層集合住宅で火災が発生した(時事通信フォト)
《日本のタワマンは大丈夫か?》香港・高層マンション大規模火災で80人超が死亡、住民からあがっていた「タバコの不始末」懸念する声【日本での発生リスクを専門家が解説】
NEWSポストセブン
山上徹也被告(共同通信社)
「金の無心をする時にのみ連絡」「断ると腕にしがみついて…」山上徹也被告の妹が証言した“母へのリアルな感情”と“家庭への絶望”【安倍元首相銃撃事件・公判】
NEWSポストセブン
被害者の女性と”関係のもつれ”があったのか...
《赤坂ライブハウス殺人未遂》「長男としてのプレッシャーもあったのかも」陸上自衛官・大津陽一郎容疑者の “恵まれた生育環境”、不倫が信じられない「家族仲のよさ」
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 習近平をつけ上がらせた「12人の媚中政治家」ほか
「週刊ポスト」本日発売! 習近平をつけ上がらせた「12人の媚中政治家」ほか
NEWSポストセブン