龍平の抱く「理想の父親像」には、1989年に早世した父・松田優作さん(享年40)の存在が深く関係しているという。
「優作さんが亡くなったのは、龍平さんがまだ6才の頃。その後は、母・松田美由紀さん(60才)が女手ひとつで育ててくれましたが、同時に父親の存在がどれだけ大事かもわかっている。父親の死から、命のはかなさも身をもって感じています。
だからこそ、限りある人生で子供に何をしてあげられるか、残してあげられるかを考えてきたのでしょう。優作さんがこの世を去った年齢に自分が近づいてきたいま、その思いはますます強くなっているのだと思います」(松田家の知人)
愛娘、そして新たに生まれてくる子供に深い愛を注ぐ龍平の姿を、天国から優作さんが見守っている。
※女性セブン2021年11月11日・18日号