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コロナ感染を経た綾瀬はるか、木村拓哉主演作出演で工藤静香のサポート

コロナ感染も経験した綾瀬はるか

コロナ感染から復帰した綾瀬はるか(写真は今年7月)

 撮影開始が危ぶまれていた木村拓哉(48才)の主演映画が、無事に始動した。重要な役どころを演じる綾瀬はるか(36才)が、新型コロナウイルスに感染し緊急入院したことで当初の予定より少しばかり遅れたようだが、当の彼女は弱音ひとつ吐かず周囲に笑顔を振りまいている。そんな綾瀬の心の支えとなっているのは、意外なアノ人からの応援だった。

 ミリタリー風のグレーのコートにベージュのニーハイブーツ姿。すっかり冬を先取りしたファッションに身を包んだ工藤静香(51才)が京都駅に降り立ったのは、紅葉見物にはまだ少し早い10月下旬のことだった。

「実はいま、京都や兵庫で木村拓哉さんが長期にわたって、映画の撮影をしているんです。静香さんがこのタイミングで京都入りしたのには、とある事情があるようでして……」(映画配給会社関係者)

「ヨーイ、アクション!」

 兵庫県中部に位置する丹波篠山城跡に、男性の声が響き渡る。それを相図に木村がしずしずと動きだし、その動きを複数台のカメラが追う。ここ数日で一気に冷えた空気と張り詰めた緊張感のなか、撮影は小刻みに進んでいく。木村が臨んでいるのは東映創立70周年記念作品となる超大型時代劇映画の撮影。演じるのは、天下統一を狙う織田信長だ。

「木村さんにとってはこれが2度目の信長。1998年のスペシャルドラマ『織田信長 天下を取ったバカ』(TBS系)でも主演を務めています。

 その後、俳優としての幅を広げた木村さんは、“いつかまた信長を”という思いを強く抱くようになったようです。2020年のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』では、染谷将太さんが新しい信長像を演じましたが、それにもかなり刺激を受けたそう。待ちに待った再びの信長役に、並々ならぬ力が入っています」(前出・映画配給会社関係者)

 その記念すべき大役の相手は、綾瀬はるかに託された。

「しばらく共演はなかったのですが、木村さんと綾瀬さんは2009年の『MR.BRAIN』、2011年の『南極大陸』(ともにTBS系)で共演済み。過去の作品では、演技でもプロモーションでも息の合ったところを見せていたので、2人のやり取りがいまから楽しみです」(テレビ局関係者)

 大手映画会社の周年記念、木村、そして、綾瀬とのゴールデンコンビ。

「注目される大型作品だけに、絶対に失敗はできないと、キャストにもスタッフにも重くプレッシャーがかかっています」(前出・映画配給会社関係者)

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