いくつもの種類があるボートマッチだが、それぞれのサービスによって質問内容も大きく異なる。そのため、あるサイトでは保守寄りと診断されたものの、別のサイトではリベラル寄りの結果となった、といったこともしばしば起こり得る。
ボートマッチで投票先を決めてしまうのではなく、あくまでも便利なツールとして参考程度にとどめておき、結果を踏まえてあらためて自分の頭で考えることが重要だろう。
選挙ドットコムを運営しているイチニ株式会社の担当者は、ボートマッチ・サービスを開設した目的と利用する際の注意点についてこう説明する。
「投票マッチングは弊社初の取組みとして、10月20日夜にコンテンツリリースいたしました。その直後からTwitterを中心に取り上げられ、翌日にはトレンド入りするなど、ありがたい事に多くの方に関心を持っていただきました。
開設の目的として、『衆院選へ関心をもつキッカケ』になってもらいたいと考えスタートしました。投票マッチングを知る事で『選挙あるんだ』『投票どうしよう?』と知る、考える、きっかけになっていただければ幸いです。
また、マッチングについてはあくまで参考情報となります。ご利用者様によっては『思った結果と違う』『なんでこの結果なんだろう?』など、様々なご意見もあると思いますが、選挙を意識する、考えるきっかけにご利用いただけると幸いです」