ライフ

マッチングアプリ隆盛の時代 とりわけ女性が高望みする傾向

コロナ禍で、オンライン恋活・婚活マッチングサービス市場は拡大を続けている

コロナ禍で、オンライン恋活・婚活マッチングサービス市場は拡大を続けている

「ルックス」「年齢」「年収」以外でマッチングするサービスが続々登場

 昨年からのコロナ禍で婚活需要が高まり、オンライン恋活・婚活マッチングサービス市場は拡大を続けている。今年は前年比23%の増加で768億円になるという予測がある上、拡大傾向は今後も続き、2023年には1000億市場になると予想されている(株式会社タップル調べ)。

 年々、結婚しない人が増えているが、結婚したい人も増えているという複雑な状況下で婚活ニーズは多様化・細分化しており、昨今、新たなサービスが続々登場している。その中には、これまでの常識を覆すようなサービスもあり、話題を呼んでいる。

 たとえばリブセンスが運営するマッチングサービス「knew」だ。このサービスが注目を集めているのは、婚活において最重要ポイントの一つとされてきた「顔」を非公表にして、マッチングを始める点だ。この「ブラインドマッチ」を、ルッキズム(外見至上主義)から自由になろうとする最近の価値観を反映した動きと見て、好意的に使うユーザーもいるようだ。

 顔と並んで、とりわけ婚活男性の重要ポイントとされてきたのが年齢、年収といった「数字的条件」だが、そうした条件ではない新たな軸を打ち出すマッチングサービスも登場している。

 たとえば趣味でつながる恋活サービス「タップル」(タップル)や、ゲームをしながら相手を探す「恋庭」(バンク・オブ・インキュベーション)だ。パートナー選びにおいて、相手の条件よりも、共に楽しむこと、助け合うことに重点を置いたこれらのサービスもまた、ジェンダー意識や男女平等意識の高まりといった、昨今の価値観の変化を表しているといえるだろう。

関連キーワード

関連記事

トピックス

水原一平氏はカモにされていたとも(写真/共同通信社)
《胴元にとってカモだった水原一平氏》違法賭博問題、大谷翔平への懸念は「偽証」の罪に問われるケース“最高で5年の連邦刑務所行き”
女性セブン
尊富士
新入幕優勝・尊富士の伊勢ヶ濱部屋に元横綱・白鵬が転籍 照ノ富士との因縁ほか複雑すぎる人間関係トラブルの懸念
週刊ポスト
3大会連続の五輪出場
【闘病を乗り越えてパリ五輪出場決定】池江璃花子、強くなるために決断した“母の支え”との別れ
女性セブン
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
女性セブン
水原一平氏と大谷翔平(時事通信フォト)
「学歴詐称」疑惑、「怪しげな副業」情報も浮上…違法賭博の水原一平氏“ウソと流浪の経歴” 現在は「妻と一緒に姿を消した」
女性セブン
『志村けんのだいじょうぶだぁ』に出演していた松本典子(左・オフィシャルHPより)、志村けん(右・時事通信フォト)
《松本典子が芸能界復帰》志村けんさんへの感謝と後悔を語る “変顔コント”でファン離れも「あのとき断っていたらアイドルも続いていなかった」
NEWSポストセブン
大阪桐蔭野球部・西谷浩一監督(時事通信フォト)
【甲子園歴代最多勝】西谷浩一監督率いる大阪桐蔭野球部「退部者」が極度に少ないワケ
NEWSポストセブン
がんの種類やステージなど詳細は明かされていない(時事通信フォト)
キャサリン妃、がん公表までに時間を要した背景に「3人の子供を悲しませたくない」という葛藤 ダイアナ妃早逝の過去も影響か
女性セブン
水原氏の騒動発覚直前のタイミングの大谷と結婚相手・真美子さんの姿をキャッチ
【発覚直前の姿】結婚相手・真美子さんは大谷翔平のもとに駆け寄って…水原一平氏解雇騒動前、大谷夫妻の神対応
NEWSポストセブン
大谷翔平に責任論も噴出(写真/USA TODAY Sports/Aflo)
《会見後も止まらぬ米国内の“大谷責任論”》開幕当日に“急襲”したFBIの狙い、次々と記録を塗り替えるアジア人へのやっかみも
女性セブン
創作キャラのアユミを演じたのは、吉柳咲良(右。画像は公式インスタグラムより)
『ブギウギ』最後まで考察合戦 キーマンの“アユミ”のモデルは「美空ひばり」か「江利チエミ」か、複数の人物像がミックスされた理由
女性セブン
違法賭博に関与したと報じられた水原一平氏
《大谷翔平が声明》水原一平氏「ギリギリの生活」で模索していた“ドッグフードビジネス” 現在は紹介文を変更
NEWSポストセブン