「こういう人と結婚したかった」

 離婚で夫婦の争いは終わったかに見えたが、新たな騒動が起こり、しかも平子に“飛び火”した。

「平子さんは2007年に結婚した妻のことが大好きと公言し、妻への尽きない愛を綴った『今日も嫁を口説こうか』(扶桑社)という本を去年出版した“妻大好き芸人”です。それだけに、小林さんとの密会疑惑と聞いてもにわかには信じがたい話でした」(前出・芸人仲間)

 平子にとって小林は一時期、同じ事務所に所属したこともある直属の後輩だった。

「そもそも瀧上さんと小林さんが番組で知り合ったのも、共演した平子さんが取り次いだことがきっかけでした。一方で小林さんは昔から平子さんへの憧れを隠さなかった。“平子さんはカッコいい”が口癖で、2019年9月にネット番組で共演した際は、“1週間に3回、結婚13年間で2000回以上妻を抱いた”と豪語する平子さんに、小林さんが“こういう人と結婚したかった”と涙を浮かべてウットリしていました」(前出・芸人仲間)

 愛妻家であり、後輩の交際を後押しした“キューピッド”でもある平子が、その後輩とホテル密会したのには、どんな事情があったのか。4年前とはいえ、“不倫疑惑”の情報を知った瀧上は、平子に確認の電話をいれた。すると意外な言葉が返ってきたという。

「平子さんは最初は関係を否定していたようですが、後になって “ホテルには行ったが、関係は持っていない”と言ってきたそうです。

 すでに離婚は成立していたし、深追いする必要はなかったのでしょうが、瀧上さんとしては信頼する友人でもある平子さんへの疑いが止まらなくなった。“何もないならなぜ4年間も黙っていたのか”と平子さんを追及した。一方の平子さんは“自分が何をしてしまうかわからない”と訴える小林さんを放っておけるはずがない、疑われるようなことは一切ないと徹底抗戦。

 その後お互いの事務所の人間も交えて話し合い、一度は事態は解決に向かいました。しかしその後、瀧上さんはとある芸人から“瀧上が昔の話で平子にイチャモンを付けている”という情報が回っていることを聞かされ、誰かが誤った情報を流していると疑心暗鬼に。平子さんとの関係も修復とはならず、いまや絶縁状態です」(前出・芸人仲間)

 2人の関係が断絶したという情報は、すぐに芸人たちの間で広まった。「断絶理由」には尾ひれが付き、憶測と共に一気に拡散した。あるお笑いライターが明かす。

「平子さんと瀧上さんの間でトラブルがあったことは芸人の間で広まりました。“瀧上の離婚の原因が平子だった”などという情報が飛び交っています。さらには、“M-1優勝宣言をした平子を潰そうとする勢力の仕業だ”という陰謀論から、“この話は触ると大物芸人から干される”という物騒な情報までまことしやかに囁かれはじめています」

 情報流出の背景には、2人を心配する先輩、慕う後輩たちの思いが見え隠れする。中堅芸人が語る。

「瀧上さんが相談した芸人は、“おれが平子の立場だったら土下座するしかないよ”と瀧上さんを励ませば、一方の平子さんは“瀧上の名誉もあるから言えないけど濡れ衣でつらい立場だ”と芸人仲間にも口が重く周囲は心配している状況。2人の間を取り持ちたい人もいて、水面下で関係修復に動いている人もいます」

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