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すみれ、父・石田純一への妊娠報告が薬丸裕英より後になった理由

父にも報告できなかったすみれ

父にも報告できなかったすみれ(写真は5月)

 11月25日、女優で歌手のすみれ(31才)がかねて交際していた一般男性Aさんとの結婚を発表した。現在、すみれは妊娠中で、来春出産予定だ。幸せいっぱいのすみれだが、ここまでの道のりは決して順風満帆ではなかった。常に石田純一(67才)の娘として渦中に巻き込まれてきたからだ。

 石田には5人の子供がいる。学生結婚した最初の妻との子・いしだ壱成(46才)、2番目の妻である松原千明(63才)との子・すみれ、3番目の妻である東尾理子(46才)との9才の長男、5才の長女、3才の次女だ。

 幼少時代の壱成は離婚した母とともに各地を転々として暮らし、石田の「隠し子」として騒がれた。また、石田はすみれの幼少時も世間を賑わせていた。すみれが6才だった1996年、不倫が発覚。妻子を捨てて家を飛び出した石田は、「不倫は文化」発言で大バッシングを受けた。

「何の因果でしょうか、不倫が公になった日は、ちょうどすみが有名私立小学校を受験した当日でした。結果的に不合格になり公立小学校に通ったすみですが、当時は石田さんの発言が大々的に報じられており、クラスメートから『不倫の子』と呼ばれていじめられたそうです」(すみれの知人)

 見かねた松原はすみれを連れてハワイに移住。それから約10年の時を経て、すみれが17才のときに父娘は再会したが、2人の間にあった距離はなかなか埋まらなかった。

「すみは幼少期から思春期のほとんどを父親不在で過ごしただけに、石田さんと再会してからも大学進学などの節目以外には自分から石田さんには連絡しませんでした。2006年にモデルデビューし、日本で活動するようになってからも、『お父さんと会うと緊張する』と言っていました」(別のすみれの知人)

 しかし、すみれの複雑な思いに反し、芸能界で彼女は「石田ファミリー」の一員としての役割を求められるようになる。

「理子さんの出産などを機にすみれさんも石田ファミリーとしての露出が一気に増えました。正直、石田さんへの仕事のオファーがひっきりなしにあるのは、やはり彼が家族のことをあけすけに話すのが面白いから。彼自身も“ファミリービジネス”に需要があることをよく理解しているはずだし、すみれさんも然り。彼女は自分が求められる役割を理解して、イベントやバラエティー番組に呼ばれるたびにプライベートの話題を提供した。でも父親に対する心の中の距離感は変わっていなかったようです」(テレビ局関係者)

 石田とはつかず離れずの一方で、交際する男性には父親の影を重ねていたようだ。

「すみは父親を見ているせいか、男性は浮気をするものと思い込んでいるフシがあって、周りから見ても恋人への束縛が強かった。お父さんへの呪縛からか、『いろんな女性にではなく、私だけに優しくして』との思いが強く、恋愛関係はなかなか長続きしませんでした」(前出・別のすみれの知人)

 そんなすみれの前に現れたのがAさんだった。

「Aさんは誠実で真面目な男性で、こう言っちゃなんですが石田さんとは真逆のタイプです(笑い)。その一方でお金に無頓着で稼ぐということに執着せず、すみの家に転がり込むようにして同棲を始めたとか」(前出・別のすみれの知人)

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