貴子さんの稼ぎは月5万円、いしだはタバコに月3万円
「この夏ぐらいかな。こんな言い方は良くないけど、働けない彼に気持ちが冷めてしまったんです。私がアルバイトで頑張っても月に5万円程度。でも、いっくんのタバコ代が月に3万円もする……。食費を切り詰め、生活も質素にと頑張っていたけど、“なんでいっくんは働けないの?”“なんで働いてくれないんだろ?”って疑問に思えてきて、もう頑張るのに疲れてしまったんです。
娘はあと何年かしたら小学生。小学校に入ればいまよりお金がかかるのにこのままでいいのかと。自分の幸せはなんだろうって。人前では幸せなフリをしてきたけどそれももう限界。もう一緒にいても幸せというより、不安しかなかったんです。ずっと胸がザワザワしていて、このままでは自分が壊れると思って、壊れる前に離れた方がいいなと思いました。家庭崩壊してしまう前に」
それ以降、会話はあっても笑うことが少なくなり、10月に貴子さんから離婚を切り出した。壱成は”娘のためにも離婚したくない”と再び仕事探しをするが、状況は変わらなかった。約1か月後に離婚を承諾するしかなかったという。
「年の差もあって最初は反対していた私の親も、娘が生まれてからは応援してくれていたんです。でも仕事は大丈夫なのかとずっと心配していて、離婚を報告すると”これ以上頑張らなくていよ”と言われました。
石田家とは、理子さんとは連絡をとっていた時期はありましたが、最近はとれていませんでした。お義父さん(純一)とはこれまで会ったのは2、3回ぐらいかな。娘は石田家のかたがたとは会ったことがありません。私は石田家との関係で嫌な思いをしたことはありませんが、娘が将来、“ファミリー”と見られることにどう思うか分からないので、私の口から石田家のことは話さないつもりです」
親権は貴子さんが持ち、壱成は養育費月4万円と月2回の面会を話し合って決めた。
「娘と3人でずっと一緒にいようねと約束したのに、私から別れを切り出して本当に申し訳ないという思いはあります。結婚して3年ちょっと、幸せだったけど、辛かった。
いまは気持ちが楽になりました。いっくんが娘のパパであることに変わりはありませんし、最近は久しぶりに笑って話せるようになりました。これからは安定した生活ができれば何も望まない。普通に暮らしていきたいです。芸能界に戻るつもりはありません」
貴子さんと娘、そして3度目の離婚となってしまった壱成のこれからの幸せを願うばかりだ。