和菓子屋「たちばな」の家に生まれ、戦後は母・安子(上白石萌音・24才)がおはぎを売って生計を立てていた記憶があるるいにとって、あんこは大切な味。るいが作る回転焼きのあんこはどんな味なのか。
「実は、和菓子指導のかたにあんこを持ってきていただいて、『たちばな』と同じ味にしているんです。激甘でなく、あんこだけ食べてもおいしい甘さ控えめな回転焼きです。母親が茶道の先生で“京都人”のるいの友人・一子(市川実日子・43才)が味を認めたのも、上品な和菓子のような味だったからかもしれませんね」(前出・堀之内さん)
さて、第3章のひなた編。『カムカム』ファンからは「もう悲しい気持ちにはさせないで!」という声も聞こえてくるが、堀之内さんは「これからは楽しく笑えるシーンも増えていくので、リラックスして見てくださって大丈夫です」と語る。そして、「皆さんが気になっているところはちゃんと回収していくので大丈夫です!」と頼もしいコメントも最後に残してくれた。
2周3周と見返したくなる『カムカムエヴリバディ』。細かな伏線を思い返しておくと、終盤に向かうにつれて楽しみが倍増するかもしれない。
※女性セブン2022年2月17・24日号