国内

愛子さまが成年を迎えて初の記者会見に 小室圭さんと眞子さんの結婚について何を語るか

3月に会見を控えられている(写真は2021年12月、東京・千代田区/JMPA)

3月に会見を控えられている(写真は2021年12月、東京・千代田区/JMPA)

 愛子さまの初めての記者会見は、単なる「成人の決意表明」以上の意味合いを帯びそうだ。熟慮の末に天皇陛下が絞り出されたおことばを受け、愛子さまが明かされるであろう本音は、女性皇族、ひいては皇室の将来へもつながっていく──。

 20才という人生の節目を迎えられてからの日々は、天皇家の長女・愛子さまの目にどのように映っていらっしゃるのだろうか。昨年12月に成年皇族の仲間入りを果たされてからおよそ3か月。現在、学習院大学2年生の愛子さまは、3月中旬頃に、成年を迎えて初めての記者会見に臨まれる。

「誕生日周辺は大学の授業期間中だったこともあり、学業への影響を考慮して3月に行われることになりました。愛子さまの会見は、ほかの皇族方の会見同様、宮内庁担当の記者クラブが事前に提出した質問にお答えになる形式です」(宮内庁関係者)

 すでに質問事項は宮内庁側に提出されているという。

「全部で5問です。成年皇族になったことへの感想や、大学生活や進路にまつわる質問が含まれています。そのうちの1つには、愛子さまご自身の結婚観と併せて、秋篠宮家の長女・小室眞子さんの結婚についての質問が盛り込まれていると聞きます」(前出・宮内庁関係者)

 これまでにも、女性皇族は、成年時の会見で「結婚観」を問われてきた。2011年に成人した眞子さんは「私はまだあまり結婚については考えたことはありません。理想の男性像に関しましては確たるものはございません」と明かしていた。

 また、秋篠宮家の次女・佳子さまは2014年に「結婚につきましては、将来的にはしたいと思っておりますが、(中略)現在は考えておりません」と答えられた。愛子さまにとって、眞子さんは内親王としての“先輩”であり、一方で“いとこのお姉さん”という身近な存在として慕われていた。それだけに、眞子さんの結婚騒動を、愛子さまはどのように捉えられているのか。その本音は、今後の女性皇族の存在を考える上で重要な意味合いを持つ。

職員たちの心は離れていく

 眞子さんの結婚問題は、皇室と国民との間に“見えない壁”をもたらした。しかし陛下は、2月23日の誕生に先立って行われた会見で改めて皇族のあり方について述べられ、「国民との信頼関係が大切」という皇室のスタンスは不変であることを国民に示された。それ以上に深刻なのは、秋篠宮家に対する職員のモチベーションの低下だ。

「眞子さんの“前例”ができたことで、佳子さまが儀式を経ない結婚を選ばれても不思議はありません。また、皇室の慣習とは異なる結婚をした姉を間近でご覧になった悠仁さまが、それこそ“将来の即位”への疑念を持たれたりしようものなら、皇室の存在自体が立ち行かなくなります。

 そのような事態が起きてしまったら、宮内庁職員たちの心はますます離れていくでしょう。気づいたときには秋篠宮家が孤立無援状態になっている恐れがあります。陛下は、そうした事態を引き起こさないようにするためにも、“国民と皇室との信頼関係”という自らのお考えを発信されたのでしょう」(皇室記者)

関連記事

トピックス

大谷の「二刀流登板日」に私服で観戦した真美子さん(共同通信)
「私服姿の真美子さんが駆けつけて…」大谷翔平が妻を招いた「二刀流登板日」、インタビューに「今がキャリアの頂上」と語った“覚悟と焦燥”
NEWSポストセブン
女優の趣里とBE:FIRSTのメンバーRYOKIが結婚を発表した(左・Instagramより)
《お腹にそっと手を当てて》ひとり娘の趣里は区役所を訪れ…背中を押す水谷豊・伊藤蘭、育んできた3人家族の「絆」
NEWSポストセブン
過去にも”ストーカー殺人未遂”で逮捕されていた谷本将志容疑者(35)。判決文にはその衝撃の犯行内容が記されていた(共同通信)
《前科は懲役2年6か月執行猶予5年》「ストーカーだけでなく盗撮も…」「5回オートロックすり抜け」公判でも“相当悪質”と指摘された谷本将志容疑者の“首締め告白事件”の内幕
NEWSポストセブン
硬式野球部監督の退任が発表された広陵高校・中井哲之氏
【広陵野球部・暴力問題で被害者父が告白】中井監督の退任後も「学校から連絡なし」…ほとぼり冷めたら復帰する可能性も 学校側は「警察の捜査に誠実に対応中」と回答
NEWSポストセブン
隆盛する女性用ファンタジーマッサージの配信番組が企画されていたという(左はイメージ、右は東京秘密基地HPより)
グローバル動画配信サービスが「女性用ファンタジーマッサージ店」と進めていた「男性セラピストのオーディション番組」、出演した20代女性が語った“撮影現場”「有名女性タレントがマッサージを受け、男性の施術を評価して…」
NEWSポストセブン
海外SNSで大流行している“ニッキー・チャレンジ”(Instagramより)
【ピンヒールで危険な姿勢に…】海外SNSで大流行“ニッキー・チャレンジ”、生後2週間の赤ちゃんを巻き込んだインフルエンサーの動画に非難殺到
NEWSポストセブン
〈# まったく甘味のない10年〉〈# 送迎BBA〉加藤ローサの“ワンオペ育児”中もアップされ続けた元夫・松井大輔の“イケイケインスタ”
〈# まったく甘味のない10年〉〈# 送迎BBA〉加藤ローサの“ワンオペ育児”中もアップされ続けた元夫・松井大輔の“イケイケインスタ”
NEWSポストセブン
Benjamin パクチー(Xより)
「鎌倉でぷりぷりたんす」観光名所で胸部を露出するアイドルのSNSが物議…運営は「ファッションの認識」と説明、鎌倉市は「周囲へのご配慮をお願いいたします」
NEWSポストセブン
逮捕された谷本容疑者と、事件直前の無断欠勤の証拠メッセージ(左・共同通信)
「(首絞め前科の)言いワケも『そんなことしてない』って…」“神戸市つきまとい刺殺”谷本将志容疑者の“ナゾの虚言グセ”《11年間勤めた会社の社長が証言》
NEWSポストセブン
イギリス出身のインフルエンサーであるボニー・ブルー(本人のインスタグラムより)
“タダで行為できます”の海外インフルエンサー女性(26)が男性と「複数で絡み合って」…テレビ番組で過激シーン放送で物議《英・公共放送が制作》
NEWSポストセブン
谷本容疑者の勤務先の社長(右・共同通信)
「面接で『(前科は)ありません』と……」「“虚偽の履歴書”だった」谷本将志容疑者の勤務先社長の怒り「夏季休暇後に連絡が取れなくなっていた」【神戸・24歳女性刺殺事件】
NEWSポストセブン
野生のヒグマの恐怖を対峙したハンターが語った(左の写真はサンプルです)
「奴らは6発撃っても死なない」「猟犬もビクビクと震え上がった」クレームを入れる人が知らない“北海道のヒグマの恐ろしさ”《対峙したハンターが語る熊恐怖体験》
NEWSポストセブン