芸能

志尊淳と多部未華子、竹内涼真と中条あやみなど“きょうだいCM”が多いワケ

わたナギは大ヒット

多部未華子は志尊淳、見上愛ときょうだい役

 最近、「きょうだい設定」のCMが増えている。きょうだい役となった芸能人がさまざまな掛け合いを見せているのだ。こうしたCMが増えているのはなぜ? コラムニストのペリー荻野さんが解説する。

 * * *
 以前、このコラムで「兄ちゃんが出てくるCMが人気」と書いたが、今年も「きょうだい設定CM」は多い。

 新登場したのが、花王キュキュット「キュキュット難しく考えない」篇の多部未華子・志尊淳・見上愛の三きょうだい。

 台所で洗い物をする志尊がフライパンを洗っていたスポンジをそのままコップ洗いに使うのを見た姉は「先にコップ、次にお皿、ギトギトのフランパンは最後」と注意するのだが、志尊は「姉ちゃん、難しく考えない!」とニコニコ。妹も「考えずに洗うのだ~~」と言い出し、弟は、姉に洗剤の泡がギトギトも包み込むので、コップを後に洗っても平気なのだと説明する。スッキリ、さっぱり、爽やか三兄弟といったところだ。

 以前から続くきょうだいたちも頑張っている。

「コミックシーモア」の竹内涼真と中条あやみは、「マンガ愛、溢れてます。銭湯」篇で銭湯にも登場。湯上がりの妹がマッサージ機でもみもみされつつ少年マンガも読んでいることを知った兄はうれし気だ。

 いろんなジャンルを冒険した者に「名作との出会いあれ」と言うマンガ顔妹に「名言な」と牛乳を掲げて応えるマンガ顔兄。同じ「マンガ愛 溢れてます」には、ベランダ篇もあり、この兄妹は、いろんな場所でマンガ愛を語り合っているのである。

 また、小栗旬の味の素ほんだし「うちの満菜みそ汁」篇も元気に放送中。いきなりやってきた次男(神木隆之介)と妹(杉咲花)が、二人揃って「ごはん、まだ?」と言い出す。「うちは食堂じゃないって」と呆れ顔の兄だが、野菜も肉もいっぱいのみそ汁で満腹となる。

 そして、いつも大騒ぎの「ジャンボ宝くじ」CMといえば、 “ジャンボ兄ちゃん”こと長男サトシ(妻夫木聡)、長女リホ(吉岡里帆)、次男リョウ(成田凌)、三男ユウマ(矢本悠馬)、次女ミオ(今田美桜)の五人兄弟。「ジャンボ兄ちゃん モテちゃった」篇では、今年もバレンタインにチョコをもらえなかったとリョウとユウマに泣きつかれたサトシが、「俺たちにはバレンタインジャンボがあるじゃないか」と励ますと、ポケットからチョコがポロリ。「今年、モテちゃった」とデレデレするサトシは弟たちから「裏切りもの~!!」と言われる。妻夫木、今回も三枚目顔、全開だ。

関連記事

トピックス

真美子さんが信頼を寄せる大谷翔平の代理人・ネズ・バレロ氏(時事通信)
《“訴訟でモヤモヤ”の真美子さん》スゴ腕代理人・バレロ氏に寄せる“全幅の信頼”「スイートルームにも家族で同伴」【大谷翔平のハワイ別荘訴訟騒動】
NEWSポストセブン
国内統計史上最高気温となる41.8度を観測した群馬県伊勢崎市。写真は42度を示す伊勢崎駅前の温度計。8月5日(時事通信フォト)
《猛暑を喜ぶ人たちと嘆く人たち》「観測史上最高気温」の地では観光客増加への期待 ”お年寄りの原宿”では衣料品店が頭を抱える、立地により”格差”が出ているショッピングモールも
NEWSポストセブン
中居正広氏の騒動はどこに帰着するのか
《中居正広氏のトラブル事案はなぜ刑事事件にならないのか》示談内容に「刑事告訴しない」条項が盛り込まれている可能性も 示談破棄なら状況変化も
週刊ポスト
離婚を発表した加藤ローサと松井大輔(右/Instagramより)
「ママがやってよ」が嫌いな言葉…加藤ローサ(40)、夫・松井大輔氏(44)に尽くし続けた背景に母が伝えていた“人生失敗の3大要素”
NEWSポストセブン
ヒグマの親子のイメージ(時事通信)
【観光客が熊に餌を…】羅臼岳クマ事故でべテランハンターが指摘する“過酷すぎる駆除活動”「日当8000円、労災もなし、人のためでも限界」
NEWSポストセブン
2013年に音楽ユニット「girl next door」の千紗と結婚した結婚した北島康介
《金メダリスト・北島康介に不倫報道》「店内でも暗黙のウワサに…」 “小芝風花似”ホステスと逢瀬を重ねた“銀座の高級老舗クラブ”の正体「超一流が集まるお堅い店」
NEWSポストセブン
二階堂ふみとメイプル超合金・カズレーザーが結婚
二階堂ふみ&カズレーザーは“推し婚”ではなく“押し婚”、山田美保子さんが分析 沖縄県出身女性芸能人との共通点も
女性セブン
山下美夢有(左)の弟・勝将は昨年の男子プロテストを通過
《山下美夢有が全英女子オープンで初優勝》弟・勝将は男子ゴルフ界のホープで “姉以上”の期待度 「身長162cmと小柄だが海外勢にもパワー負けしていない」の評価
週刊ポスト
夏レジャーを普通に楽しんでほしいのが地域住民の願い(イメージ)
《各地の海辺が”行為”のための出会いの場に》近隣住民「男性同士で雑木林を分け行って…」 「本当に困ってんの、こっちは」ドローンで盗撮しようとする悪趣味な人たちも出現
NEWSポストセブン
2013年に結婚した北島康介と音楽ユニット「girl next door」の千紗
《北島康介に不倫報道》元ガルネク・千紗、直近は「マスク姿で元気がなさそう…」スイミングスクールの保護者が目撃
NEWSポストセブン
娘たちとの関係に悩まれる紀子さま(2025年6月、東京・港区。撮影/JMPA)
《眞子さんは出席拒否の見込み》紀子さま、悠仁さま成年式を控えて深まる憂慮 寄り添い合う雅子さまと愛子さまの姿に“焦り”が募る状況、“30度”への違和感指摘する声も
女性セブン
違法薬物を所持したとして不動産投資会社「レーサム」の創業者で元会長の田中剛容疑者が逮捕された
「ローションに溶かして…」レーサム元会長が法廷で語った“薬物漬けパーティー”のきっかけ「ホテルに呼んだ女性に勧められた」【懲役2年、執行猶予4年】
NEWSポストセブン