麻央さんにも術をほどこしていたというX氏

常に海老蔵の横に張りついて行動するX氏


麻央さんのがん闘病中も、X氏はその力を注ぎ続けていたのだという。

「X氏の周辺では有名な話ですが、麻央さんの体の中の“悪い気”を取り除いていたんだそうです。体には触れず、手を奇妙に動かしながら、何やら呪文を唱える。海老蔵さんに頼まれ、麻央さんが入院している病室まで出入りして“治療”を行っていたそうです。もちろんX氏は医師免許は持っていません。そうした動作によって麻央さんの病気の進行が止まったとX氏は主張しました」(前出・共通の知人)

 はたして、その“施術”に効果はあったのか──。

 

X氏は海老蔵を「大変だなと思う」

 X氏の“持ちうる力”はそれだけにとどまらない。

「神々の力を使って、気に入らない人のことを攻撃できるのだそうです。いわば『呪い』です。実際に、誰かが病気になったり事故を起こしたりと不幸に見舞われたときには“自分が神様を操って攻撃した”と主張しているようです。まさに呪術師ですよ。X氏への依頼者の中には、その能力に期待し、敵対する人物を貶めようとする人もいるそうです」(前出・共通の知人)

 非凡な力を持つと自任するX氏はまた、歌舞伎公演にも影響を及ぼしかねない存在だ。劇場関係者が語る。

「海老蔵さんの舞台を客席で見ながら、まじないのようなものを唱えているので、舞台上に向けて『気』を送っているのでしょう。海老蔵さんに指示されてやっていることなのでしょうが、不気味です。

 Xさんのことは劇場や他の役者さんの間でも話題になっていますが、Xさんが歌舞伎の舞台に詳しいとは聞いたことがありません。もし舞台の素人が海老蔵さんに、演技だとか舞台だとかについて口を出していたら、役者さんたちも頭を抱えるでしょうね」

 そもそも、海老蔵が仕事場に他人を招き入れるのは異例のことだという。

「贔屓客ですら楽屋に招かないことで有名です。それなのにXさんだけは特別なようです。海老蔵さんひとりの趣味の範囲を超えて、脈々と続いてきた成田屋の歴史、さらには歌舞伎という文化そのものが危機にさらされていると言ってもいいでしょう」(前出・劇場関係者)

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