《なんとなくだけど、地震きて欲しくないなーとふと思う》──昨年2月、海老蔵がそうツイートした日に、福島県と宮城県を中心とした最大震度6強の地震が起きた。2019年12月に青森県で震度5弱の地震が発生したときも、同日朝に《なんとなく昨日から胸騒ぎしてるところにそれらしい雲、地震雲でなければ良いな》と投稿していた。
「海老蔵さんの周りには過去にも、スピリチュアルな能力を持つとされるさまざまな人物がいたようです。占い師のようなバーのマスターだったり、気功を操る整体師だったり。しかし、ここ数年はもっぱらX氏が海老蔵さんのスピリチュアルなアドバイザーになっているようです。X氏の影響を受けて、海老蔵さん自身にも“第六の感覚”が目覚めたのかもしれません。
ただ、そうした怪しげな第六感が最近、エスカレートして、“自分は特別な存在”“何をしても神様に許される”となって、女性関係もハメを外しているのではないかと、関係者は心配しています」(前出・芸能関係者)
「塩梅が悪い」「気を整える」
そのように、海老蔵がいま、全幅の信頼を寄せているとされるのが、前述のX氏だ。
「海老蔵さんはX氏と毎週のように会っているようです。仕事場である歌舞伎座の楽屋で度々目撃されているほか、自宅や食事会に同行しています」(前出・歌舞伎関係者)
海老蔵がX氏と知り合ったのは、少なくとも5年以上前のことのようだ。父の十二代目團十郎さんが亡くなってから、X氏の姿は海老蔵の周辺でよく見られるようになった。
「“塩梅が悪い”“気を整える”などと言ったかと思うと、目を閉じて“フン、フン、フン”と呪文のようなものを唱えながら、上下左右に手を動かすのです。その様子を、ほかの役者は困惑の目で見ていますが、海老蔵さんはお構いなし。成田屋の御曹司のすることですから、誰も止めることができないんです」(前出・歌舞伎関係者)
X氏は海老蔵だけでなく、芸能や芸術、実業の分野でも、少なくない“顧客”を抱えているという。X氏にアドバイスをもらったことがあるという、海老蔵との共通の知人が説明する。
「その場を浄化したり、病気の治療を行ったりするんだそうです。なんでも、彼には神様や霊、気など目に見えないものが見えて、さまざまな神を操る力を持っているのだとか。“国内外のありがたい寺院の神様に、あなたを守らせます。病気にならず、仕事は成功するでしょう”などと言われるそうです。
いわゆる風水や占星術のような一般的な占いの方法ではなく、とにかく“神様がそこにいる”とか“悪い神様を遠ざけてあげた”と主張するのです。いま思えばまったくつじつまは合っていないのですが……」