健康を心がけている沢口靖子
硬さの目安は、「頭を置いたときに5mm以上沈まないこと」だという。
高さをタオルの枚数で微調整することもできる。
「枕が高すぎると喉が詰まり、低すぎると顎が上がってしまう。上を向いて寝たときに、床に対して首が15度くらい持ち上がるのが正しい枕の高さです」(山田さん)
さらに、枕の表面が平らであることもポイントだ。
「枕が柔らかくて中心が凹んでいると、ぬかるんだ土に車輪がはまるように、寝返りが打ちにくい。寝返りが打てないと、体の同じ場所に負荷がかかり続ける。起きているときに同じ体勢をとり続けるのと同様に、疲れがたまってしまうのです」(山田さん)
よいことずくめにみえる「玄関マット枕」だが、使い方次第では逆効果になるというから要注意だ。
「枕に肩まで乗せるのはご法度です。肩を乗せることで寝返りを打ちにくくなってしまいます。また、枕が硬くてもベッドや敷布団が柔らかすぎては意味がない。マットレスは腰が沈み込みすぎないものを選びましょう」(山田さん)
独自の健康法で50代に入っても全力で仕事に打ちこむことができたという沢口は枕選びにも、科捜研ばりの科学的な裏付けを求めたというわけだ。
『科捜研の女』の終了を惜しむ声は大きいが、続編はないのだろうか。
「連続ドラマではなく、年に1、2回、スペシャルドラマとして放送される計画もあるようです。沢口さんもクランクアップの後、スタッフやキャストに『また会いましょうね』と声をかけていました」(前出・テレビ局関係者)
安眠枕を駆使して、まだまだマリコとして活躍してもらいたい。
※女性セブン2022年5月5日号
後ろ姿も美しい

