YouTubeからわずか3週間で登録者は35万人超(時事通信フォト)

YouTubeからわずか3週間で登録者は35万人超(時事通信フォト)

ファンが熱望する落合阪神

 今年限りで退任する矢野監督の後任として、平田勝男2軍監督、元監督の岡田彰布氏らが候補として考えられる。野球解説者として活動しているOBの鳥谷氏、藤川球児氏は指導者経験がないため、1軍監督にいきなり抜擢されることは考えづらい。

 外部招聘として、野球ファンから待望論が強いのが落合博満氏だ。中日の監督を務めた2004年から2011年の8年間全てAクラス入りを果たし、4度のリーグ優勝、1度の日本一を達成。歯に衣着せぬ発言は健在だ。今年3月にYouTubeチャンネル「落合博満のオレ流チャンネル」を開設。4月13日の動画では、矢野監督の退任表明に言及し、「辞める人のために誰がやる? プラスアルファとリスク、どっち多いかと言えばリスクのほうが多い。矢野がどういう気持ちで言ったかそれはわからないけど、どうせ言うんだったらシーズン終わってからの方が潔いと思うけどね」と疑問を呈した。

 そして、「矢野に見いだされてレギュラーになってゲーム出ている人間は『矢野が辞めるなら有終の美を飾らせよう』と必死にやるかもしれないけれども、冷や飯くってる人間は『どうせ次誰か来るんだろ』とそっちのほうが多いと思う」と持論を展開した。

「阪神球団の体質を考えると、落合さんを招聘することは考えづらい。ただ、過去にも野村克也さん、星野仙一さんを外部招聘した経緯があるので可能性はゼロではない。落合さんが監督に就任したら野球がガラッと変わるでしょう。練習量は間違いなく増えるだろうし、守れない選手は使われなくなる。四球を選べず、出塁率が低い選手も評価されないでしょう。勝つための野球を徹底する。中日時代は『勝っても客を呼べない』とも揶揄されましたが、阪神ファンが一番に望んでいるのは優勝です。個人的には落合さんが阪神をどう変革するか興味があります」(スポーツ紙デスク)

 このまま低迷が続けば、阪神の話題は「ストーブ人事」にシフトしてしまう。セ・リーグを盛り上げるためにも意地を見せてほしい。

昨季までの笑顔は影を潜めている(時事通信フォト)

昨季までの笑顔は影を潜めている(時事通信フォト)

就任会見での笑顔(時事通信フォト)

就任会見での笑顔(時事通信フォト)

好調の佐藤輝明だが球場では厳しい表情が目立つ(時事通信フォト)

好調の佐藤輝明だが球場では厳しい表情が目立つ(時事通信フォト)

関連記事

トピックス

五輪出場を辞退した宮田
女子体操エース・宮田笙子の出場辞退で“犯人探し”騒動 池谷幸雄氏も証言「体操選手とたばこ」の腐れ縁
女性セブン
熱愛を報じられたことがないSixTONESジェシー
《綾瀬はるかと真剣交際》熱愛を報じられたことがないSixTONESジェシー「本当に好きな彼女ができた」「いまが本当に幸せ」と惚気けていた
女性セブン
伊藤被告。Twitterでは多くの自撮り写真を公開していた
【29歳パパ活女子に懲役5年6か月】法廷で明かされた激動の半生「14歳から援助交際」「友人の借金を押しつけられネカフェ生活」「2度の窃盗歴」
NEWSポストセブン
池江
《復活を遂げた池江璃花子》“母離れ”して心酔するコーチ、マイケル・ボール氏 口癖は「自分を信じろ」 日を追うごとに深まった師弟関係
女性セブン
中学の時から才能は抜群だったという宮田笙子(時事通信フォト)
宮田笙子「喫煙&飲酒」五輪代表辞退騒動に金メダル5個の“体操界のレジェンド”が苦言「協会の責任だ」
週刊ポスト
熱愛が発覚した綾瀬はるかとジェシー
《SixTONESジェシーと綾瀬はるかの熱愛シーン》2人で迎えた“バースデーの瞬間”「花とワインを手に、彼女が待つ高級マンションへ」
NEWSポストセブン
熱い男・松岡修造
【パリ五輪中継クルーの“円安受難”】松岡修造も格安ホテル 突貫工事のプレスセンターは「冷房の効きが悪い」、本番では蒸し風呂状態か
女性セブン
綾瀬はるかが交際
《綾瀬はるか&SixTONESジェシーが真剣交際》出会いは『リボルバー・リリー』 クランクアップ後に交際発展、ジェシーは仕事場から綾瀬の家へ帰宅
女性セブン
高校時代の八並被告
《福岡・12歳女児を路上で襲い不同意性交》「一生キズが残るようにした」八並孝徳被告は「コミュニケーションが上手くないタイプ」「小さい子にもオドオド……」 ボランティアで“地域見守り活動”も
NEWSポストセブン
高橋藍選手
男子バレーボール高橋藍、SNSで“高級時計を見せつける”派手な私生活の裏に「バレーを子供にとって夢があるスポーツにしたい」の信念
女性セブン
幅広い世代を魅了する綾瀬はるか(時事通信フォト)
《SixTONESジェシーと真剣交際》綾瀬はるかの「塩への熱いこだわり」2人をつなぐ“食” 相性ぴったりでゴールインは「そういう方向に気持ちが動いた時」
NEWSポストセブン
いまは受験勉強よりもトンボの研究に夢中だという(2023年8月、茨城県つくば市。写真/宮内庁提供)
悠仁さま“トンボ論文”研究の場「赤坂御用地」に侵入者 専門家が警備体制、過去の侵入事件を解説
NEWSポストセブン