「有名人だから言われっぱなしというのもアンフェアですし、納得いかないことに発信するのも良いと思います。ただ、この件についての個別的な怒りはわかりますけど、“自分が気に食わない人間は遮断する”という考え方は、いかがなものか。プロ野球を盛り上げるには、いろんな人に興味を持ってもらうことが何よりも重要。球界を引っ張る人間が分断を促すような言葉を書く必要があったのか。
それにSNSでの反論もいいですが、プロ野球は結果が全て。何を言われたって、グラウンドで結果を出せば勝ちです。外野の反応に噛みつくエネルギーを本業のために溜めておいてほしい。また、1つに噛み付くと、『なんであの話題には沈黙するんだ』とも思われる。今月『文藝春秋』が“現役時代の2006年にドーピング検査で陽性判定を受けていた”と報じたが、この問題については一切、口を開いていない。不都合なことなのかなと思ってしまう」
開幕直後には阪神OBの一人がYouTubeチャンネルで『何敗するか賭けてみたい』と言ったことに、『御三方達の性格がなんか可哀想だなって思いました』などとも発信していた。その時も含めて現在まで、世間は新庄ビッグボスに温かい。しかし、“自分が気に食わない人間はshinjo freedomに来なくて良い”とまで公の場で発信する必要はあったのか、まだまだ議論を呼びそうだ。