杏は自身のYouTubeチャンネルに渡辺謙とともに出演し、語った
そんななか、昨年10月には東出に新たな熱愛が報じられた。5才年下のハーフ美女の自宅に通い、さらに、映画の撮影のために滞在していた広島県のホテルに彼女を呼び寄せたことも発覚。これが大問題となった。
「コロナ禍でスタッフやキャストが外部との接触を制限していたのに、ホテルに東京から恋人を呼び寄せたことなど、彼の無反省な態度に所属事務所が三行半を突きつけました。契約解除となった東出さんは10年間面倒を見てもらった事務所という後ろ盾を失った。以後、目立った仕事がない状態です」(前出・芸能関係者)
失態を犯し続ける東出を尻目に、杏はフランス移住計画を進めていた。杏にとってフランスは第二の故郷でもある。19才で単身フランスに渡り、パリコレ出演を勝ち取った過去もあり、現地には当時からの友人も少なくないという。
「子供たちが成長すれば、父親の不倫も理解し始めるでしょう。そのたびに嫌な思いをしたり、イジメにも遭う可能性だってあります。そう考えた杏さんは雑音が入りにくい海外での生活を本気で考えていた。杏さんは離婚直後からフランスのアパレルブランドと契約して仕事をしていますが、これも移住を考えてのものです。
このタイミングでの決断は、子供の進学が理由でしょうね。フランスの小学校入学は日本よりも1才早く、9月に新学期がスタートします。上の子たちの入学に合わせての移住です」(前出・杏の知人)
これで、東出とは無関係になるかといえば、そうではない。杏は東出との今後について、ある決断をしていた。
東出に許された月に1度の面会
親権問題に詳しい瀧井総合法律事務所の瀧井喜博弁護士が言う。
「一般的に離婚時に親権を失った非親権者でも、子供に会える権利を有しています。“面会交流権”というもので、法律で認められています。子供が強く嫌がったり、虐待や連れ去りの恐れがない限り、原則として親権者は拒否できません。面会交流の頻度、回数や条件などは離婚時に決めることが望ましいです。引っ越しで地理的に離れたり、再婚するなど環境が変わった場合は、これを契機として再度協議することも可能です。
法律では、面会交流について『子の利益を最も優先して考慮』することを求めています。親ではなく子を中心に考えなければならないことには留意すべきです」