チャールズ皇太子(当時)は即位のお祝いに駆けつけた(2019年10月、東京・千代田区。写真/宮内庁提供)
雅子さまのお出ましは事前段階では《ご体調が整えば……》という条件がついていることがほとんどだ。10月1日の第77回国民体育大会へのご出席も体調に支障がなければ陛下に同行する、とされる。
「先に出席を表明すると、仮にご体調を崩して欠席となれば、お迎えする関係者らの落胆を招きかねないからです。一方、エリザベス女王の葬儀ともなれば、《ご体調が整えば》とはいきませんし、事前に参列を伝えながら当日キャンセルということもあり得ない。皇后となってからの初海外は、雅子さまが避けられない“天命”でもあるわけです」(前出・皇室記者)
帰国後も雅子さまにとっては大きな壁が立ちはだかる。
「公務へのお出ましの機会が少なく、おこもり生活を続けられていることで、“外出されないのは、ワクチンの接種状況と関係があるのでは”という声も囁かれています。帰国後、国内の地方公務などが再開されなければ、“海外には行けたのに、地方公務はできないのか”といった意見が出てくることさえ考えられます」(別の皇室記者)
雅子さまにとって、大きなターニングポイントになる。
※女性セブン2022年9月29日・10月6日号