スポーツ

坂本勇人の女性スキャンダル、巨人CS消滅でも収束せず 厳しいシーズンオフか

坂本勇人の女性スキャンダルをTV局などが報じない理由は?(時事通信フォト)

坂本勇人の女性スキャンダルは収束せず(時事通信フォト)

 プロ野球は3日、レギュラーシーズンの全日程を終了。今季は村上宗隆(ヤクルト)の三冠王獲得という大きなニュースが生まれたが、怒りと失望でシーズンを終えたのが巨人ファンだ。昨年は終盤、完全に失速し、CSではヤクルトを相手に1つも勝てずに完敗。今季は雪辱を果たすシーズンだったが、不甲斐なくCS進出を逃した。

「今シーズンの巨人は目立った補強こそありませんでしたが、坂本勇人、丸佳浩、岡本和真、中田翔、さらにメジャー通算96本のポランコが並ぶ打線の破壊力は12球団随一。先発陣も菅野智之を中心にコマは揃っていて、多くの解説者が巨人を優勝候補に上げました。しかしフタを開けてみれば、4月は快調だったもののGW後につまずき、Aクラスさえ危ういまま終盤に。結局“ハナの差”で阪神にかわされ、4位に終わりました。

 常勝軍団の巨人において、死守すべき最低ラインは“Aクラス”と“勝率5割”。平成以降でBクラスは6回、勝率5割以下は7回しかありませんが、同一監督で2年連続5割以下は球団史上初です」(野球ライター)

 原監督は昨年のオフ、新たに3年契約を結んでおり、今のところ退陣の予定はないが、CS進出に関してチームには微妙な問題が存在した。それは9月上旬に報じられた坂本の女性スキャンダルだ。その内容は、坂本が交際相手の女性を弄んだ挙げ句、妊娠が判明すると即座に中絶を求めたもの。『文春オンライン』では生々しいLINEのやりとりも報じられたが、スポーツ紙やテレビ局がこの問題を完全にスルーしたことで、ネットでは却ってトラブルが長引く事態になっている。

「プロ野球選手のスキャンダルは珍しくありませんが、坂本の件がこれだけ長引いているのは、球団が何ら処分を下さず、テレビやスポーツ紙がダンマリを決め込んだから。一部では、『坂本のネタを扱ったら、長嶋(茂雄)さんの情報は流さない』という箝口令が敷かれたという情報もあって、それがプロ野球ファンの不信感を招き、まもなく1か月が経とうというのに、いまだに坂本への批判が止む気配はありません。

 その状態で巨人がCSに出れば、坂本の騒動が益々長引くリスクがありました。チームの勝利には坂本の活躍が絶対ですが、坂本が打てばメディアは彼を取り上げざるを得ませんし、そうなればスキャンダルをスルーしたことが悪目立ちする。原監督が坂本を褒め称えれば、それも炎上案件ですし、坂本が打てなかったら打てなかったで批判はいよいよエスカレートする。勝ち進めば進むだけ、チームのイメージがどんどん悪くなるリスクがありました」(ネットニュース編集者)

 坂本は2日の試合で2205本目の安打を放ち、これで歴代19位となったが、これを報じる記事へのコメントも、

「よくもまあ恥ずかしげもなくやれるよね」
「どんな良いニュース流してごまかしても無理だよ」
「スキャンダルの最中のこのこ試合に出てる場合か?」

 と、シビアなものばかり。

「移籍した方がイイよ」
「巨人ファンですが彼がしていた事は許せない、他球団で頑張ってください」
「巨人での最終出場になる気がしますね。他球団に行っても所業が消えるわけではないので私なら応援はしません」

関連記事

トピックス

長男・泰介君の誕生日祝い
妻と子供3人を失った警察官・大間圭介さん「『純烈』さんに憧れて…」始めたギター弾き語り「後悔のないように生きたい」考え始めた家族の三回忌【能登半島地震から2年】
NEWSポストセブン
古谷敏氏(左)と藤岡弘、氏による二大ヒーロー夢の初対談
【二大ヒーロー夢の初対談】60周年ウルトラマン&55周年仮面ライダー、古谷敏と藤岡弘、が明かす秘話 「それぞれの生みの親が僕たちへ語りかけてくれた言葉が、ここまで導いてくれた」
週刊ポスト
小林ひとみ
結婚したのは“事務所の社長”…元セクシー女優・小林ひとみ(62)が直面した“2児の子育て”と“実際の収入”「背に腹は代えられない」仕事と育児を両立した“怒涛の日々” 
NEWSポストセブン
松田聖子のものまねタレント・Seiko
《ステージ4の大腸がん公表》松田聖子のものまねタレント・Seikoが語った「“余命3か月”を過ぎた現在」…「子供がいたらどんなに良かっただろう」と語る“真意”
NEWSポストセブン
今年5月に芸能界を引退した西内まりや
《西内まりやの意外な現在…》芸能界引退に姉の裁判は「関係なかったのに」と惜しむ声 全SNS削除も、年内に目撃されていた「ファッションイベントでの姿」
NEWSポストセブン
(EPA=時事)
《2025の秋篠宮家・佳子さまは“ビジュ重視”》「クッキリ服」「寝顔騒動」…SNSの中心にいつづけた1年間 紀子さまが望む「彼女らしい生き方」とは
NEWSポストセブン
イギリス出身のお騒がせ女性インフルエンサーであるボニー・ブルー(AFP=時事)
《大胆オフショルの金髪美女が小瓶に唾液をたらり…》世界的お騒がせインフルエンサー(26)が来日する可能性は? ついに編み出した“遠隔ファンサ”の手法
NEWSポストセブン
日本各地に残る性器を祀る祭りを巡っている
《セクハラや研究能力の限界を感じたことも…》“性器崇拝” の“奇祭”を60回以上巡った女性研究者が「沼」に再び引きずり込まれるまで
NEWSポストセブン
初公判は9月9日に大阪地裁で開かれた
「全裸で浴槽の中にしゃがみ…」「拒否ったら鼻の骨を折ります」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が明かした“エグい暴行”「警察が『今しかないよ』と言ってくれて…」
NEWSポストセブン
国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白(左/時事通信フォト)
「あなたは日テレに捨てられたんだよっ!」国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白「今の状態で戻っても…」「スパッと見切りを」
NEWSポストセブン
初公判では、証拠取調べにおいて、弁護人はその大半の証拠の取調べに対し不同意としている
《交際相手の乳首と左薬指を切断》「切っても再生するから」「生活保護受けろ」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が語った“おぞましいほどの恐怖支配”と交際の実態
NEWSポストセブン
2009年8月6日に世田谷区の自宅で亡くなった大原麗子
《私は絶対にやらない》大原麗子さんが孤独な最期を迎えたベッドルーム「女優だから信念を曲げたくない」金銭苦のなかで断り続けた“意外な仕事” 
NEWSポストセブン