新幹線で仙台へ向かった(写真は2021年)
オコエは、ルーキーイヤーは高卒新人野手としては球団史上初の開幕一軍入りを果たしたものの、打率.185、本塁打1、打点6の成績で終わった。プロの高い壁に跳ね返された形だが、その後も1軍に定着することはなかった。スポーツ紙デスクは言う。
「2020年は開幕前に左脇腹を負傷し、プロ5年目で初めて一軍出場がなかった。さらに昨年2月、都内の病院で左手関節の『TFCC(三角線維軟骨複合体)縫合術』を受けるために春季キャンプに不参加。リハビリに4か月を要するということで試合復帰は6月以降とされるなど、ここ数年はケガが続いている。
昨年は左手関節のリハビリを終えて8月に2年ぶりの1軍出場を果たし、42試合に出場して打率.223、0本塁打6打点の成績を残したが、年末には左膝関節軟骨欠損症の『自家軟骨移植術』を受けた。その影響で今年も一軍登録が8月にずれ込んだ。
6試合出場した一軍では25打数5安打の打率.200、本塁打も打点も0と結果が出せなかった。入団して7年間になるがシーズンを通して一軍に定着したことがない」
オコエはこの結婚を機に変わることはできるのだろうか。