巨人でショートのレギュラーとして15年目を迎える坂本勇人(時事通信フォト)

巨人でショートのレギュラーとして15年目を迎える坂本勇人(時事通信フォト)

「坂本のスキャンダルが報じられた際、ネットは非難の嵐でしたが、球団は何ら処分を下しませんでした。プロ野球選手の女性スキャンダルは珍しくありませんが、ロッテをクビになった清田育宏のように厳しい制裁を受ける人がいる一方で、ウヤムヤのまま終わる場合も多い。最たる例は、2012年に女性トラブル解決のために1億円を払ったと報じられた巨人の原辰徳監督です。坂本が処分を受けなかったのは、原監督の件をほじくり返されたくないという事情もあったのかもしれません。

 しかし、今回の中村の件に対するカープファンの失望は大きく、地元との繋がりがとにかく強いチームなので、何らかの処分を下さざるを得ない状況です。ウヤムヤにすればファンの反感を買うだけですし、出身高校を筆頭に地元は関係者だらけ。これでお咎め無しでは、冗談抜きで中村は地元を歩けません。成績も振るわないとなれば、何らかのケジメは必要でしょう。

 ただ、中村が処分を受ければ、当然『坂本はOKなの?』という話になります。バッシングが再燃する可能性がある。

広島も巨人も今シーズンはBクラスに沈み、ただでさえファンは不満が溜まっており、処分を求める声はとにかく多い。中村も坂本も今年は成績がボロボロでしたから、例年以上に長く厳しいシーズンオフになりそうです」(スポーツ担当記者)

 今年、三冠王を獲得したヤクルトの村上宗隆は中村と同級生。高校時代の成績では村上を凌駕した男が心を入れ替えるには、厳しすぎるぐらいの処分が必要なのかもしれない。

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