親権を争うことになると篠田麻里子(写真は今年7月下旬)
離婚問題や親権争いに詳しいアディーレ法律事務所の長井健一弁護士の解説。
「監護権者の指定調停は、申立人の事情や親権者の意向、双方の経済力などさまざまな事情を裁判所が勘案して決定します。子供が乳幼児期の場合は母親が優遇される傾向にありますが、監護の継続性も重視されるため必ずしも父親が不利になるとは限りません。
なお、親権、監護権の争いと不貞行為の相手に求める慰謝料請求は別の問題で、切り離して考える必要があります。慰謝料請求において相手方が否定した場合でも、提出された証拠によって不貞が認定されれば慰謝料の請求が認められる可能性もあります」
A氏に質問すると「現状はお答えすることはありません」と言うのみ。一方、篠田の事務所は「不倫は事実無根です。それ以外については苦しい思いはありますが、いまはお話しすることはできません」との答えだった。双方が合意できる着地点はどこにあるのか。まだ時間がかかりそうだ。
※女性セブン2022年12月15日号