右腕にはバラ、左腕には生まれ年の「1997」と入っている。胸元に入ったタトゥーには、ある想いが込められているという。
「スペイン語で“Inmarcesible”って書かれていて、色褪せないの“褪せない”という言葉です。一生、色褪せないまま生きていきたいと思って選びました。文字の下に入っている天使の羽根は、大好きで憧れだった元セクシー女優の泉麻那さんという方のタトゥーのデザインを真似させていただきました。それはご本人にも『私もこのデザインで入れてもいいですか?』と聞いて『いいよー』とご許可をいただいたんです。タトゥーを入れた痛みは、腕よりも胸の時の方が痛かったです……」
今回のKing Gnu井口氏のコメントによって話題となったことについては、「今でも信じられません」と喜ぶ。
「実はKing Gnuさんは、兄から強く勧められて聞いていたんです。一番好きな楽曲は『Prayer X』。誰もがもがき悩みながら生きていく中で、心の中で祈ってること。その先に待っているのは絶望か救いかわからないけど、祈り続けながら生きていくんだ、というメッセージにいつも励まされています。
井口さんにご評価いただけてランキング1位になれたことは、まるで奇跡のようです。今後は自分の力で、奇跡を起こし続けたい」
柊の今後の成功を、井口と共に祈りたい。
◆取材・執筆/河合桃子(ジャーナリスト)