芸能

Toshl、新曲での叫びはYOSHIKIへの決別宣言か「スッキリしてすがすがしい人生を」

toshi

新曲での叫びの意味は?

 辛辣な言葉で綴られたToshlの新曲が、物議をかもしている。過激な歌詞は、YOSHIKIに向けたToshlの叫びと捉えるファンも少なくない。幼なじみからロックスターに上り詰めた2人の関係は、新たな局面を迎えていた──。

 1月26日、X JAPANのYOSHIKIが、HYDE(54才・L’Arc〜en〜Ciel)やSUGIZO(53才・LUNA SEA、X JAPAN)、MIYAVI(41才)と昨年11月に結成した新バンド「THE LAST ROCKSTARS」による、初のライブを開催。会場に詰めかけた約1万人を魅了した。だが、YOSHIKIファンのなかには違和感を覚えた人がいたという。

「情熱的なYOSHIKIさんは、ライブ中に感極まって涙を流すことが珍しくありません。新バンドは、YOSHIKIさんが、“日本から世界を目指したい”と結成した思い入れの強いバンドです。ましてやこの日は初ライブ。感動的な涙が見られるかと思ったのですが、言葉に詰まるシーンはあっても涙を流すことはありませんでした。やっぱり、あの歌詞を意識しているのかな」(YOSHIKIファンのひとり)

 実はこのライブの6日前、X JAPANのボーカル・Toshl(57才)がテレビ番組で新曲を披露したが、これがYOSHIKIに向けた“攻撃ソング”なのではないかと物議をかもしているのだ。

 1月19日放送の『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』(TBS系)で披露されたToshlの新曲のタイトルは、『叫 SAKEBE』(以下、『叫』)。番組内で「Toshl史上最高のロックナンバー」と紹介されたが、「虚言」「偽善」といった単語が含まれる歌詞について、放送終了後のSNS上には、《完全にYOSHIKIにケンカ売ってる》《どう考えてもYOSHIKIのこと》《X JAPANへの決別の歌》などの声があふれた。YOSHIKIも初ライブ当日に、《俺も久しぶりに叫ぶかー》と「叫」かぶりでツイートしたことも騒動に拍車をかけた。

 そもそもX JAPANはYOSHIKIとToshlという幼稚園の頃からの幼なじみ2人が立ち上げたバンドだ。小学6年生にしてバンドを組み、高校2年生のときに前身となる「X」を結成。1989年に『紅』でメジャーデビューすると、日本ゴールドディスク大賞を獲得するなど大ブレークした。しかし1997年にToshlが洗脳騒動で脱退すると、「代わりのボーカルがいない」というYOSHIKIの強い意志で、人気絶頂の最中に解散した。

 YOSHIKIはToshlの復活を信じて待ち続け、2007年に再結成すると、2014年には米マディソン・スクエア・ガーデンやカーネギーホールでのライブを成功させるなど海外での活動にも力を入れていく。ステージの上では友情が維持されているかのように見えた2人だが、バックステージでは破綻へと向かっていた。

 2018年7月、アニメ『進撃の巨人Season3』の主題歌をYOSHIKIが担当したが、ボーカルはHYDEで、バンド名も『YOSHIKI feat. HYDE』だった。同年9月に開催された『X JAPAN』のコンサートでは、ライブ会場でToshlのグッズだけが販売されていないことが話題になった。こうしたグループ内でのToshlの立ち位置に、『X JAPAN』ファンは「YOSHIKIのToshl排除だ」と騒ぎ立てた。

あわせて読みたい

関連キーワード

関連記事

トピックス

日高氏が「未成年女性アイドルを深夜に自宅呼び出し」していたことがわかった
《本誌スクープで年内活動辞退》「未成年アイドルを深夜自宅呼び出し」SKY-HIは「猛省しております」と回答していた【各テレビ局も検証を求める声】
NEWSポストセブン
12月3日期間限定のスケートパークでオープニングセレモニーに登場した本田望結
《むっちりサンタ姿で登場》10キロ減量を報告した本田望結、ピッタリ衣装を着用した後にクリスマスディナーを“絶景レストラン”で堪能
NEWSポストセブン
訃報が報じられた、“ジャンボ尾崎”こと尾崎将司さん(時事通信フォト)
笹生優花、原英莉花らを育てたジャンボ尾崎さんが語っていた“成長の鉄則” 「最終目的が大きいほどいいわけでもない」
NEWSポストセブン
実業家の宮崎麗香
《セレブな5児の母・宮崎麗果が1.5億円脱税》「結婚記念日にフェラーリ納車」のインスタ投稿がこっそり削除…「ありのままを発信する責任がある」語っていた“SNSとの向き合い方”
NEWSポストセブン
出席予定だったイベントを次々とキャンセルしている米倉涼子(時事通信フォト)
《米倉涼子が“ガサ入れ”後の沈黙を破る》更新したファンクラブのインスタに“復帰”見込まれる「メッセージ」と「画像」
NEWSポストセブン
訃報が報じられた、“ジャンボ尾崎”こと尾崎将司さん
亡くなったジャンボ尾崎さんが生前語っていた“人生最後に見たい景色” 「オレのことはもういいんだよ…」
NEWSポストセブン
峰竜太(73)(時事通信フォト)
《3か月で長寿番組レギュラー2本が終了》「寂しい」峰竜太、5億円豪邸支えた“恐妻の局回り”「オンエア確認、スタッフの胃袋つかむ差し入れ…」と関係者明かす
NEWSポストセブン
2025年11月には初めての外国公式訪問でラオスに足を運ばれた(JMPA)
《2026年大予測》国内外から高まる「愛子天皇待望論」、女系天皇反対派の急先鋒だった高市首相も実現に向けて「含み」
女性セブン
夫によるサイバーストーキング行為に支配されていた生活を送っていたミカ・ミラーさん(遺族による追悼サイトより)
〈30歳の妻の何も着ていない写真をバラ撒き…〉46歳牧師が「妻へのストーキング行為」で立件 逃げ場のない監視生活の絶望、夫は起訴され裁判へ【米サウスカロライナ】
NEWSポストセブン
シーズンオフを家族で過ごしている大谷翔平(左・時事通信フォト)
《お揃いのグラサンコーデ》大谷翔平と真美子さんがハワイで“ペアルックファミリーデート”、目撃者がSNS投稿「コーヒーを買ってたら…」
NEWSポストセブン
愛子さまのドレスアップ姿が話題に(共同通信社)
《天皇家のクリスマスコーデ》愛子さまがバレエ鑑賞で“圧巻のドレスアップ姿”披露、赤色のリンクコーデに表れた「ご家族のあたたかな絆」
NEWSポストセブン
硫黄島守備隊指揮官の栗林忠道・陸軍大将(写真/AFLO)
《戦後80年特別企画》軍事・歴史のプロ16人が評価した旧日本軍「最高の軍人」ランキング 1位に選出されたのは硫黄島守備隊指揮官の栗林忠道・陸軍大将
週刊ポスト