芸能

「さんまさんのものまねは天職だと思う」ほいけんた(57)が語った下積み時代と『行列』で叶えた夢

明石家さんまのモノマネが上手すぎる芸人・ほいけんたさん

明石家さんまのものまねで有名な芸人・ほいけんたさん

 ものまねで知られる芸人・ほいけんたさん(57)。最近ではバラエティ番組『千鳥の鬼レンチャン』(フジテレビ系)の“サビだけカラオケ”コーナーに出演し、その歌い方がSNSなどを中心にバズったばかり。50代にして新たな境地を切り拓いたほいさんは、これまでも明石家さんまのものまねで注目されてきた。順風満帆に見えるほいさんの芸人生活だが、その道を諦めようと思ったこともあるという。そんな彼に、これまでの半生を振り返ってもらった──。【前後編の後編。前編から読む

 * * *
 さんまさんのものまねを始めたのは26歳の頃。最初は顔まねだけでした。当時、プリンセス天功・テンコーさんと仕事をしていて、六本木のショーパブでマジックを取り入れたコントをしていました。テレビではMr.マリックさんがブレイク中。それで、マリックさんのパロディーコントもしていたのですが、当時のマリックさんは漫画『おそ松くん』に出てくるキャラクターのイヤミみたいな髪型(おかっぱ頭)をしていたので、僕はネタの途中で突然、出っ歯をつけてイヤミになるというボケをしていました。

 あるとき、楽屋で歯の大きさを調整していて、出っ歯をはめている自分の姿を鏡で見たら、「あれ、さんまさんに似てるな」と気付いたんです。それで、さんまさんの表情を研究して、さんまさん司会のものまね番組『発表!日本ものまね大賞』(フジテレビ系)のオーディションを受けたら合格し、ご本人と共演。顔まねがウケて、スポーツ紙などが取り上げてくれました。

 その後、『爆笑そっくりものまね紅白歌合戦』(フジテレビ系)のオーディションを受けたら、さんまさんのしゃべりができなくて落ちてしまって。僕は東京・中野の生まれ、日野育ちなので、関西弁はしゃべれない。それで、悔しくてしゃべりも練習したんです。さんまさんのラジオ番組を録音して、英会話教材「スピードラーニング」で英語を学ぶように何回も聞いて、“さんまさん語”を必死で身につけました。

関連記事

トピックス

日高氏が「未成年女性アイドルを深夜に自宅呼び出し」していたことがわかった
《本誌スクープで年内活動辞退》「未成年アイドルを深夜自宅呼び出し」SKY-HIは「猛省しております」と回答していた【各テレビ局も検証を求める声】
NEWSポストセブン
12月3日期間限定のスケートパークでオープニングセレモニーに登場した本田望結
《むっちりサンタ姿で登場》10キロ減量を報告した本田望結、ピッタリ衣装を着用した後にクリスマスディナーを“絶景レストラン”で堪能
NEWSポストセブン
訃報が報じられた、“ジャンボ尾崎”こと尾崎将司さん(時事通信フォト)
笹生優花、原英莉花らを育てたジャンボ尾崎さんが語っていた“成長の鉄則” 「最終目的が大きいほどいいわけでもない」
NEWSポストセブン
実業家の宮崎麗香
《セレブな5児の母・宮崎麗果が1.5億円脱税》「結婚記念日にフェラーリ納車」のインスタ投稿がこっそり削除…「ありのままを発信する責任がある」語っていた“SNSとの向き合い方”
NEWSポストセブン
出席予定だったイベントを次々とキャンセルしている米倉涼子(時事通信フォト)
《米倉涼子が“ガサ入れ”後の沈黙を破る》更新したファンクラブのインスタに“復帰”見込まれる「メッセージ」と「画像」
NEWSポストセブン
訃報が報じられた、“ジャンボ尾崎”こと尾崎将司さん
亡くなったジャンボ尾崎さんが生前語っていた“人生最後に見たい景色” 「オレのことはもういいんだよ…」
NEWSポストセブン
峰竜太(73)(時事通信フォト)
《3か月で長寿番組レギュラー2本が終了》「寂しい」峰竜太、5億円豪邸支えた“恐妻の局回り”「オンエア確認、スタッフの胃袋つかむ差し入れ…」と関係者明かす
NEWSポストセブン
2025年11月には初めての外国公式訪問でラオスに足を運ばれた(JMPA)
《2026年大予測》国内外から高まる「愛子天皇待望論」、女系天皇反対派の急先鋒だった高市首相も実現に向けて「含み」
女性セブン
夫によるサイバーストーキング行為に支配されていた生活を送っていたミカ・ミラーさん(遺族による追悼サイトより)
〈30歳の妻の何も着ていない写真をバラ撒き…〉46歳牧師が「妻へのストーキング行為」で立件 逃げ場のない監視生活の絶望、夫は起訴され裁判へ【米サウスカロライナ】
NEWSポストセブン
シーズンオフを家族で過ごしている大谷翔平(左・時事通信フォト)
《お揃いのグラサンコーデ》大谷翔平と真美子さんがハワイで“ペアルックファミリーデート”、目撃者がSNS投稿「コーヒーを買ってたら…」
NEWSポストセブン
愛子さまのドレスアップ姿が話題に(共同通信社)
《天皇家のクリスマスコーデ》愛子さまがバレエ鑑賞で“圧巻のドレスアップ姿”披露、赤色のリンクコーデに表れた「ご家族のあたたかな絆」
NEWSポストセブン
硫黄島守備隊指揮官の栗林忠道・陸軍大将(写真/AFLO)
《戦後80年特別企画》軍事・歴史のプロ16人が評価した旧日本軍「最高の軍人」ランキング 1位に選出されたのは硫黄島守備隊指揮官の栗林忠道・陸軍大将
週刊ポスト