芸能

《志村けんさんコント制作秘話》「オレは絶対に子ども向けには作らない」愛弟子が明かす師匠が珍しく激昂した瞬間

志村けんさんが帰ってくる

志村けんさんが帰ってくる

 2020年3月29日──。新型コロナウイルスによる肺炎でこの世を旅立った志村けんさん(享年70)。亡くなってまもなく3年が経とうとしているが、今も志村さんの名前を冠した特番が放送され続けている。生前の志村さんに7年間、四六時中仕えていたのが、付き人兼運転手だった乾き亭げそ太郎氏(52)だった。

 現在は故郷に戻り、鹿児島テレビ(KTS)の専属タレントとして活躍しているげそ太郎氏が師匠・志村けんさんとの思い出を振り返った。

「お墓参りに3回行かせていただきましたが、墓石に彫られた志村さんの名前を見てもまだ実感がわいてきません。私の携帯の待ち受けは今もバカ殿のままですし、志村さんの携帯番号も登録されたまま。毎朝、部屋にある志村さんのお写真に『おはようございます』とご挨拶をして、お酒を注いで1日が始まります。しかし、志村さんと親しかった方たちが次々とお亡くなりになり、ここ最近も受け止められないほどの悲しい別れを経験しました」

 2022年に志村さんが可愛がっていたダチョウ倶楽部の上島竜兵さん(享年61)、親交のあった渡辺徹さん(享年61)、笑福亭笑瓶さん(享年66)が若くして相次いで亡くなった。

「志村さんは渡辺徹さんのことを“徹ちゃん”と呼んでいて、とても楽しそうにコントをされていました。コントの合間の休憩時間に楽屋で将棋を指すのが二人の定番でした。熱が入った時は将棋待ちでコントの撮影がストップしてしまうことが何度もあり、そんな時は僕がスタッフさんに『ちゃんとしろよ!』と怒られました。

 志村さんも強かったですが、徹さんは日本将棋連盟の将棋親善大使を務めていて、アマチュア将棋二段の腕前だったのでよく勝っていたなと思います。笑瓶さんとは志村さんが鶴瓶さんと仲がよかった関係もあって、よく六本木のお店に飲みに出かけていましたね」

「自分の中では今も消化できていません」とげそ太郎氏が語るのが、上島竜兵さんとの突然の別れだった。げそ太郎氏にとって師匠は志村さんであり、上島さんは恩人だった。

関連記事

トピックス

防犯カメラが捉えた緊迫の一幕とは──
《浜松・ガールズバー店員2人刺殺》「『お父さん、すみません』と泣いて土下座して…」被害者・竹内朋香さんの夫が振り返る“両手ナイフ男”の凶行からの壮絶な半年間
NEWSポストセブン
リモートワークや打合せに使われることもあるカラオケボックス(写真提供/イメージマート)
《警視庁記者クラブの記者がカラオケボックスで乱痴気騒ぎ》個室内で「行為」に及ぶ人たちの実態 従業員の嘆き「珍しくない話」「注意に行くことになってるけど、仕事とはいえ嫌。逆ギレされることもある」 
NEWSポストセブン
「最長片道切符の旅」を達成した伊藤桃さん
「西国分寺から立川…2駅の移動に7時間半」11000kmを“一筆書き”した鉄旅タレント・伊藤桃が語る「過酷すぎるルート」と「撮り鉄」への本音
NEWSポストセブン
ドジャース・山本由伸投手(TikTokより)
《好みのタイプは年上モデル》ドジャース・山本由伸の多忙なオフに…Nikiとの関係は終了も現在も続く“友人関係”
NEWSポストセブン
齋藤元彦・兵庫県知事と、名誉毀損罪で起訴された「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志被告(時事通信フォト)
NHK党・立花孝志被告「相次ぐ刑事告訴」でもまだまだ“信奉者”がいるのはなぜ…? 「この世の闇を照らしてくれる」との声も
NEWSポストセブン
ライブ配信アプリ「ふわっち」のライバー・“最上あい”こと佐藤愛里さん(Xより)、高野健一容疑者の卒アル写真
《高田馬場・女性ライバー刺殺》「僕も殺されるんじゃないかと…」最上あいさんの元婚約者が死を乗り越え“山手線1周配信”…推し活で横行する「闇投げ銭」に警鐘
NEWSポストセブン
伊勢ヶ濱親方と白鵬氏
旧宮城野部屋力士の一斉改名で角界に波紋 白鵬氏の「鵬」が弟子たちの四股名から消え、「部屋再興がなくなった」「再興できても炎鵬がゼロからのスタートか」の声
NEWSポストセブン
環境活動家のグレタ・トゥンベリさん(22)
《不敵な笑みでテロ組織のデモに参加》“環境少女グレタ・トゥンベリさん”の過激化が止まらずイギリスで逮捕「イスラエルに拿捕され、ギリシャに強制送還されたことも」
NEWSポストセブン
親子4人死亡の3日後、”5人目の遺体”が別のマンションで発見された
《中堅ゼネコン勤務の“27歳交際相手”は牛刀で刺殺》「赤い軽自動車で出かけていた」親子4人死亡事件の母親がみせていた“不可解な行動” 「長男と口元がそっくりの美人なお母さん」
NEWSポストセブン
荒川静香さん以来、約20年ぶりの金メダルを目指す坂本花織選手(写真/AFLO)
《2026年大予測》ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケート 坂本花織選手、“りくりゅう”ペアなど日本の「メダル連発」に期待 浅田真央の動向にも注目
女性セブン
トランプ大統領もエスプタイン元被告との過去に親交があった1人(民主党より)
《電マ、ナースセットなど用途不明のグッズの数々》数千枚の写真が公開…10代女性らが被害に遭った“悪魔の館”で発見された数々の物品【エプスタイン事件】
NEWSポストセブン
大谷翔平と真美子さん(時事通信フォト)
《ハワイで白黒ペアルック》「大谷翔平さんですか?」に真美子さんは“余裕の対応”…ファンが投稿した「ファミリーの仲睦まじい姿」
NEWSポストセブン