国内

秋篠宮さま、極秘旅行で悠仁さまに授けた帝王学「ネットで学ぶだけでなく、日本の隅々に足を運んで…」

5才、幼稚園の年中のころの悠仁さま(写真/宮内庁提供)

秋篠宮さまが悠仁さまにさまざまなことをお教えになっている(写真は5才の悠仁さま。写真/宮内庁提供)

 将来の天皇・悠仁さまにどのように「帝王学」を教授するのかは、平成、令和皇室を通じての大きな課題だ。しかし、周囲の心配をよそに、秋篠宮父子は天皇への道を確実に歩まれている。春休みに垣間見えた父の教えとは──。

 秋篠宮ご夫妻と悠仁さまがこの春、熊本をご旅行された。4月4日、熊本県球磨郡五木村を訪問され、同村に伝わる太鼓踊りをご覧になると、その後、さらに山奥に向かい、焼畑農業に携わってきた女性と面会。夜は民宿にお泊まりになった。翌日には、五木村から車で2時間半ほどの宮崎県東臼杵郡椎葉村に移動され、以前、秋篠宮さまが行かれたことのある民宿に宿泊された。

 この村では、秋篠宮家御用達のはちみつを作っている養蜂場を訪れたという。秋篠宮さまと悠仁さまは、雨で足元の悪いなか、巣箱の近くまで足を運ばれたそうだ。

「巣箱をひっくり返したら、母親の女王蜂と、新しい女王蜂がいた。2匹を同時に見られるのは珍しいことだそうで、秋篠宮さまは何枚も写真を撮られていました。悠仁さまも感動され何度も“また来ます”とおっしゃっていました。

 博物館では、重要無形民俗文化財『椎葉神楽』をご覧になられ、物産館では、ひえ、あわ、雑穀クッキー、よもぎ茶、くわ茶などを購入されました。悠仁さまは椎葉村を満喫されたご様子でした」(宮内庁関係者)

 秋篠宮ご夫妻と悠仁さまの私的旅行の日程は極秘とされていた。別の宮内庁関係者は「今回の旅行には秋篠宮さまの意向が色濃く反映されている」と分析する。

「秋篠宮さまは大学時代に『自然文化研究会』というサークルを立ち上げたほど自然環境に根差した民俗文化に深い造詣をお持ちです。焼畑農業といい、伝統文化といい、今回の旅からは“秋篠宮さま色”が随所に感じられます。旅程を極秘とすることで、悠仁さまを、多くの人の目に囲まれた普段の生活環境から連れ出されたかったのではないでしょうか」(前出・別の宮内庁関係者)

 また、今回の旅行からは秋篠宮さま独自の「帝王学」を教授されようという意図も感じられる。

「秋篠宮さまは悠仁さまに、日本各地にいまも残る、地域に根差した民俗や知恵を直接感じ取ってほしいと思われたのでしょう。本やインターネットで学ぶだけでなく、日本の隅々に自ら足を運び、直接目で見て体験する機会を設けるというのが、将来の天皇に対する、秋篠宮さま流の帝王学なのかもしれません」(前出・宮内庁関係者)

 一方、紀子さまも、悠仁さまの教育に熱心でいらっしゃる。私的旅行の3日前、4月1日付で、文部科学省出身の大内あづさ氏が、秋篠宮家のスタッフである「皇嗣職宮務官」に着任した。

「大内氏は、東京外国語大学の総務企画部長、京都工芸繊維大学の副学長などを歴任した人物で、文科省では生涯学習政策局の男女共同参画学習課女性政策調整官などを担っていました」(全国紙記者)

 国立大学に深くかかわってきた人物が秋篠宮家に仕えるようになったということだ。皇室関係者はこう指摘する。

「悠仁さまは高校2年生。本格的に国立大学進学に備えるため、紀子さまが大内さんを招かれたのではないでしょうか。彼女のキャリアなら、悠仁さまの進学先選びに貢献できるに違いない」

 とはいえ、進学先は悠仁さまのご意思が最優先されて然るべきだろう。今回の旅行で、新たな興味関心が刺激されただろうか。

※女性セブン2023年4月27日号

関連記事

トピックス

近況について語った渡邊渚さん(撮影/西條彰仁)
【エッセイ連載再開】元フジテレビアナ・渡邊渚さんが綴る近況「目に見なえい恐怖と戦う日々」「夢と現実の区別がつかなくなる」
NEWSポストセブン
『続・続・最後から二番目の恋』が放送中
ドラマ『続・続・最後から二番目の恋』も大好評 いつまでのその言動に注目が集まる小泉今日子のカッコよさ
女性セブン
事務所独立と妊娠を発表した中川翔子。
【独占・中川翔子】妊娠・独立発表後初インタビュー 今の本音を直撃! そして“整形疑惑”も出た「最近やめた2つのこと」
NEWSポストセブン
名物企画ENT座談会を開催(左から中畑清氏、江本孟紀氏、達川光男氏/撮影=山崎力夫)
【江本孟紀氏×中畑清氏×達川光男氏】解説者3人が阿部巨人の課題を指摘「マー君は二軍で当然」「二軍の年俸が10億円」「マルティネスは明らかに練習不足」
週刊ポスト
田中圭
《田中圭が永野芽郁を招き入れた“別宅”》奥さんや子どもに迷惑かけられない…深酒後は元タレント妻に配慮して自宅回避の“家庭事情”
NEWSポストセブン
ニセコアンヌプリは世界的なスキー場のある山としても知られている(時事通信フォト)
《じわじわ広がる中国バブル崩壊》建設費用踏み倒し、訪日観光客大量キャンセルに「泣くしかない」人たち「日本の話なんかどうでもいいと言われて唖然とした」
NEWSポストセブン
ラッパーとして活動する時期も(YouTubeより。現在は削除済み)
《川崎ストーカー死体遺棄事件》警察の対応に高まる批判 Googleマップに「臨港クズ警察署」、署の前で抗議の声があがり、機動隊が待機する事態に
NEWSポストセブン
北海道札幌市にある建設会社「花井組」SNSでは社長が従業員に暴力を振るう動画が拡散されている(HPより、現在は削除済み)
《暴力動画拡散の花井組》 上半身裸で入れ墨を見せつけ、アウトロー漫画のLINEスタンプ…元従業員が明かした「ヤクザに強烈な憧れがある」 加害社長の素顔
NEWSポストセブン
趣里と父親である水谷豊
《趣里が結婚発表へ》父の水谷豊は“一切干渉しない”スタンス、愛情溢れる娘と設立した「新会社」の存在
NEWSポストセブン
米利休氏のTikTok「保証年収15万円」
東大卒でも〈年収15万円〉…廃業寸前ギリギリ米農家のリアルとは《寄せられた「月収ではなくて?」「もっとマシなウソをつけ」の声に反論》
NEWSポストセブン
SNS上で「ドバイ案件」が大騒動になっている(時事通信フォト)
《ドバイ“ヤギ案件”騒動の背景》美女や関係者が証言する「砂漠のテントで女性10人と性的パーティー」「5万米ドルで歯を抜かれたり、殴られたり」
NEWSポストセブン
“赤西軍団”と呼ばれる同年代グループ(2024年10月撮影)
《赤西仁と広瀬アリスの交際》2人を結びつけた“軍団”の結束「飲み友の山田孝之、松本潤が共通の知人」出会って3か月でペアリングの意気投合ぶり
NEWSポストセブン